パイオニア、情報収集・連携機能を強化したポータブルカーナビを発売

パイオニア（株）は、ポータブルカーナビゲーションシステム“エアーナビ”「AVIC-T10」を6月上旬より発売する。価格はオープン。

本機は「身近なお出かけ情報端末」をコンセプトに掲げた「ポータブル通信カーナビゲーション」。5.8V型ワイドVGA液晶ディスプレイを備え、ワンセグチューナーを搭載するほか、「スマートループ渋滞情報」などのリアルタイムコンテンツやドライブに役立つ情報を入手できる機能を備えており、「車における新たな通信サービスの世界を提案する」（同社）製品だという。

同社の「サイバーナビ」「楽ナビ」に搭載している「スマートループ渋滞情報」を筆頭に、「駐車場満空情報」「ガススタ価格情報」などのリアルタイムコンテンツを利用することができる。

それに加え、新たにナビポータル（株）が提供する「ナビポータルサービス」にも対応。これは「カーナビサイト」「PCサイト」「ケータイサイト」の3つのポータルサイトを連携してドライブプランなどを作成・利用できるというもの。自宅では「PCサイト」、外出先では「ケータイサイト」を利用し作成したドライブプランを、ユーザー専用サーバー内の「ナビフォルダ」に登録することで、カーナビ側から呼び出して利用することが可能だ。

なお、これらの機能を利用するためには、エアーナビ購入後、パイオニアモバイルネットワークス（株）との通信契約が必要。契約後送られてくる専用の通信モジュールを本体にセットすることによって利用が可能になる。通信料金プランは月額1,029円〜2,079円（二段階定額・税込）が用意されている。

その他、4GBフラッシュメモリを内蔵し地図データや各種登録情報を記録することができるほか、Bluetoothに対応しハンズフリー通話も可能。直径27mmのスピーカーユニットと出力1Wのアンプを内蔵。ヘッドホン出力端子も搭載している。また、車内で利用する際はシガーソケットから電源をとることができる。

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パイオニア（株）
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（Phile-web編集部）