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<ホームシアター知っ得コラム>ホームコントロール(3) − ホームオートメーションの世界

公開日 2008/07/07 18:41
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ホームコントロールを追究すると行き着くのがホームオートメーションの世界だ。複雑な設備機器を、使い手がシンプルに操作・管理することに特化して生まれたソリューションで、カスタマイズ性が高い。

AV機器や照明機器、空調設備や床暖房、電動カーテン、シャッター、セキュリティなど家中の住宅設備を集中制御し、思いのままにコントロールする。AMXやクレストロンがそれにあたり、機器類の機能を統合して組み合わせる、頭脳の役割を果たす。


AMXのタッチパネルリモコン

リビングやダイニング、個室まで家中の機器類を、AMXのタッチパネルで一括管理。AMXによるホームオートメーションを導入した一例
前掲のリモコン群との大きな違いは、機器の状態を相互に認識して管理できることと、複雑なプログラミングにより多様な生活シーンに相応しい環境を提供できるということ。アメリカの企業のシステム管理から始まったこの世界は、AVルームというよりは住宅全体を制御することが多いため、大抵の場合費用もかさむ。

ただし、インターフェースとなるタッチパネルも多彩で、カスタマイズ性は極めて高い、ある意味夢の世界といえるだろう。いま少し先の未来においては、当然のソリューションになっているかもしれない。こちらのプログラミングについても、ホームシアターインストーラーが対応している。

ホームシアターは未来の暮らしへつながる扉のひとつかもしれないのだ。


(ホームシアターファイル編集部)

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