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ソニー、独社と折半出資のソニーBMGを完全子会社化

公開日 2008/08/06 10:00
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ソニー(株)は、独ベルテルスマンと50%ずつ株式を保有する合弁会社、ソニーBMG・ミュージックエンタテインメントを完全子会社化すると発表した。

ソニーBMGは、ソニーとベルテルスマンが2004年8月に設立した合弁会社。セリーヌ・ディオンやブルース・スプリングスティーン、ジャスティン・ティンバーレイクなどの人気アーティストが所属している。

今回の完全子会社化では、ソニーがベルテルスマンが保有する株式を約9億米ドルで買い取る。ソニーBMGには現預金が約6億米ドルあり、これを両社で分け合うため、ソニーの現金支出は実質的に約6億米ドルを現金で支出する。

完全子会社化が完了した後は、社名をソニー・ミュージックエンタテインメント・インク(SMEI)に変更する。新会社はソニー・コーポレーション・オブ・アメリカの完全子会社となる。

ソニーCEOのハワード・ストリンガー氏は、「今回の持ち分取得により、SMEIが世界中に有する幅広い音楽資産とソニー製品、ソニーグループ各社との統合をさらに深め、強固にし、お客様にトータルエンタテインメントの体験を提供する」とコメントしている。

(Phile-web編集部)

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