日本TI、ポータブル機器向けの全機能内蔵オーディオ・サブシステムを発表
本製品は、8Ωのスピーカーを1チャンネルあたり1.4Wの出力と、90%の効率で駆動する機能を備えたステレオClass-Dアンプを内蔵。さらに出力コンデンサーが不要なDirectPathステレオ・ヘッドホンアンプを1個の小型パッケージに集積。4チャネルの入力を備え、2組のステレオ・シングルエンド入力として使用することも可能だ。
また異なる入力/出力経路が設定でき、オーディオ性能を最適化するデザイン・パラメータのプログラムにも対応する。全チャンネルのアンプを1個のパッケージに集積したことから、携帯端末やワイヤレス・スピーカー、ポータブルAVプレーヤーやゲーム機器など、幅広い機器を対象に、基板および部品コストの低減や小型化に貢献できるものとしている。
(Phile-web編集部)