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ホンダアクセス“Gathers”が採用

ビクター、手軽にシステムアップできる車載ナビシステムをホンダと共同開発

公開日 2008/11/05 17:53 Phile-web編集部
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日本ビクター(株)は、(株)ホンダアクセスと共同で手軽にシステムアップが可能なユニットナビゲーションシステム「VXM-090CV/VXM-090」を開発。ホンダアクセスの純正カーAVシリーズ“Gathers”に採用が決まったことを発表した。

今回両社が開発を行った「VXM-090CV」「VXM-090」は、6.5型ワイドモニターや45W×4chの出力を実現したアンプ、AUX入力を搭載し、単体でナビ機能やオーディオ機能を楽しむことができる。記録媒体には2GBのフラッシュメモリーの他、2GBのSDメモリーを搭載。上位機の「VXM-090CV」にはDVD/CDの再生機能も加わる。


VXM-090CV

VXM-090
両製品は11月7日よりホンダアクセスの“Gathers”シリーズとして、本田技研工業(株)の軽乗用車「ライフ」新型モデルのディーラーオプションとして販売がスタートする。またホンダの「ゼスト」「フィット」「パートナー」等のモデルへ順次対応が予定されている。販売は全国の「Honda Cars」店で行われ、ディーラーでの取付工賃を含まない本体価格は「VXM-090CV」が税込114,450円、「VXM-090」が税込93,450円となる。

本シリーズは独自の画像圧縮技術により、地図等大容量のデータの省スペース化を実現したほか、記録媒体にフラッシュメモリーを採用することで本体そのものの省スペース化も実現した。また、表示パネルユニットとベースユニットを分離できる構造を採用し、内部に拡張ユニットを追加することで、ワンセグ視聴やFM VICS、Bluetooth機能、ドライブレコーダー、リアカメラ機能などが購入時に選択、あるいは後で追加できる仕様になっている。iPod接続コードも同時期に発売される。OSには汎用性の高いWindows Automotive 5.0を採用し、世界市場の要望への迅速な対応も可能にしている。


ワンセグ/VICS/Bluetoothなど対応ユニットを装着して機能が追加できる

シャーシユニットのフロントパネルに拡張ユニットのスロットが設けられている
オーディオ再生についてはビクターならではのこだわりが盛り込まれている。同社のHiFiオーディオ機器の設計手法を採り入れ、デジタルとアナログの各オーディオ部を分離した設計を採用。各種洗練パーツの採用にこだわり、車内でも質の高いオーディオ再生環境を実現している。

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