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InterBEE 2008レポート

最新DTSエンコーダーやテクニカのマイクロホンなど注目のプロ用音響機器を展示

公開日 2008/11/20 23:33 Phile-web編集部
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■ボーズ

ボーズのブースでは、ミュージシャン向けの楽器用サウンドシステム「L1 model 1 system」に実際にエレキギターを繋ぎ、演奏するデモを行い注目を集めていた。そのほか業務用スピーカーなどを多数展示している。

コンパクトSRスピーカー“Panaray"「402-II」は、独自技術により水平120度、垂直60度の定指向性を実現。スピーチやアコースティック楽器の再生に最適なスピーカーだ。そのほか商業空間向けのスピーカーシステム“Free Space 3シリーズ"や、“Free Space DSシリーズ"も展示されている。


Free Space DSシリーズ

402-II
■ティアック

ティアックのブースでは、今年3月に発売された骨伝導ヘッドホン“Filltune(フィルチューン)”HP-F200」を試聴することができる。Filltuneシリーズは、電磁式や圧電式に比べて応答性や振動発生効率に優れた超磁歪トランスデューサーの採用により、クリアな高音再生を実現している。

また同社が取り扱うbeyerdynamicブランドのヘッドホンを展示。フラットな特性が特長の「DT 48E 25」などをラインナップしていた。


HP-F200

beyerdynamicのヘッドホン
■エレクトリ

エレクトリが新製品として展示していたのは米・Communityの設備用3ウェイコラムラインスピーカーシステム“ENTASIS"。1本のスピーカーで1kHzから16kHzまでの帯域をカバーし、会議室や結婚式場など設置スペースに制限のある場所での導入のしやすさが特長だ。ラインナップはフルレンジの「ENT-FR」と、ENT-FRにサブウーファーを追加した「ENT-LF」。


ENT-FR

ENT-LF
■オーディオ・テクニカ

オーディオテクニカのブースには放送やレコーディング、PA機器がズラリと揃い賑わいをみせている。マイクロホンの注目製品はコンデンサー型マイク「AT2050」「AT2035」。11月21日に発売される新製品で、2万円前後の価格ながら、新開発のダブル・ウェーブ・ダイアフラムを搭載し、従来より飛躍的に感度とSNを向上させたハイコストパフォーマンスモデル。2050は指向性をスイッチで3つに切り替えることが可能。

そのほか軽量でコンパクトなスタジオモニター用ヘッドホン「ATH-SX1a」も展示されてる。コードの被覆にシルク糸、HPコード、およびワタリコードの線材に合金線を採用を採用し、放送現場での耐久性を備えたヘッドホンだ。


「AT2050」「AT2035」

ATH-SX1a
■コンチネンタルファーイースト

アビーロード・スタジオでも採用され世界的に高い評価を得ている独の業務用スピーカーブランド“ADAM(アダム)"。人気の秘密はその搭載するユニットにある。ハイルドライバー技術を応用し指向特性を向上させた独自開発のART(Accelerated Ribbon Technology)トゥイーターを採用することによい、広帯域で位相特性に優れたサウンドを実現している。


ADAMのラインナップ
ブースにはニアフィールド、ミッドフィールド、メインモニターなどラインナップが一堂に揃い、聴きくらべることができる。モニターながらもオーディオ的な要素を感じさせるその音質(味付けされているわけでもなく)に注目が集まっていた。また黒鏡面仕上げやホワイトカラーの塗装が施された「A5」も展示。ホワイトカラーモデルはPCと組み合わせ、デスクトップモニターとしてのスタイルも提案している。

黒鏡面仕上げの「A5」

ホワイトの「A5」

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