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切り株型スピーカーも登場

<エコプロダクツ2008>東芝REGZAエコモデル来年商品化/BRAVIAエコモデルも順次サイズ拡充

公開日 2008/12/11 21:46 Phile-web編集部
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■ソニー


ワークショップの様子
ソニーのブースではみかんの皮から抽出した色素で色素増感太陽電池をつくり発電の体験を行うワークショップが行われ、多くの来場者で賑わっている。

そのほかは、液晶テレビ“BRAVIA”の32V型エコモデル「KDL-32JE1」と05年発売の“BRAVIA”1号機、2000年発売のブラウン管テレビを並べ環境性能をわかりやすく説明するコーナーを設置。CO2の年間排出量を比較するとJE1の約35kgに対し、従来モデルはそれぞれ約79kg/約114kg。JE1の消費電力は消費電力89Wを実現しており、その環境性能の高さは業界トップクラスだ。説明員によると「今年7月の発売以来反響が大きく、省エネで電気代の節約にもなることから独身のサラリーマンなどに好評」だという。32V型以上のモデルも順次発売していく予定だ。


エコモデル「KDL-32JE1」

1年前に発売された「J3000」
■パイオニア


パイオニアブースは同社のホームシアターシステムを体感できる
パイオニアのブースにはプラズマテレビ「KRP-500A」、BDレコーダー「BDR-WD700」、サラウンドシステム「HTP-LX51」など“KURO”ブランドで構成されたホームシアタースペースが設置され、来場者の関心を集めていた。

プラズマテレビ“KURO”は、97年発売の第一弾モデル「PDP-501HD」以来、新モデルが出る度に消費電力の削減に努めてきたというが、501HDの待機時消費電力が5Wだったのに対し、最新モデル「KRP-500A」はチューナーとモニターをあわせて0.3Wで、94%の大幅な削減を実現している。同時に質量も69.3kgから42kgと39%削減することで、省資源、製品運搬時の省エネも実現した。

またパイオニアの光ディスク技術の進化がエコにも貢献していることをアピールするため、レーザーディスクプレーヤー、DVDプレーヤー、最新BDプレーヤー「BDP-LX70」を並べて展示。近い将来、同社の独自技術により20層、500GBという超多層化・大容量を実現した次世代光ディスクが登場することを紹介している。この次世代光ディスクは1層、4.7GBのDVD106枚分を1枚に収録できることから、ディスク製造時の原料、輸送時の燃料や電気の省エネに繋げることができる。


北米で発売されたパイオニアのレーザーディスクプレーヤーも展示

次世代光ディスクはDVD106枚分を1枚に収録できる
そのほかウイスキーを作り終えた樽をキャビネットに使用したピュアモルトスピーカーも展示。音質の評価も高いシリーズだが、樽のリサイクルや、売り上げの一部を緑の募金へ寄付するなどエコへの貢献が紹介されていた。


ピュアモルトスピーカー
■日立グループ

日立は液晶テレビ“Wooo UT”シリーズについて、薄さ35mmの薄型軽量ボディにより輸送効率を向上させていることなど環境性能をアピールしている。消費電力低減モードを搭載し、現行モデル「UT37-XP770」と07年発売「L37-XR01」を比べると、年間消費電力量と年間CO2排出量を約17%削減している。

Wooo UT



Wooo UTシリーズのヘコへの取り組み

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