フジノンやキヤノンと共同開発
NHKが「スーパーハイビジョン」用のワイドレンズとズームレンズを開発
NHKは、現行のハイビジョンを超える解像度を実現した「スーパーハイビジョン」の研究において、視野角100度の広角ワイドレンズと10倍ズームレンズの開発に成功した。
スーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍にあたる3,300万画素からなる走査線4,320本の映像。撮影するレンズは、少なくとも縦幅1mmの間に白黒の線が240組認識できる解像度が求められられるが、これまでのハイビジョン用の広角レンズやズームレンズでは、この高精細の条件を満たすことはできなかった。
今回開発したレンズは、独自の光学配置、最新の光学材料などを用いることで問題をクリア。なお、ワイドレンズはフジノン(株)と、ズームレンズはキヤノン(株)との共同で開発された。
また、実際の撮影では、ズームやフォーカス操作をカメラマンひとりで行う必要があるため、それぞれのレンズを電動で動かすためのユニットも併せて開発した。同ユニットでは、これまでのハイビジョンカメラと同等の操作性を実現するとともに、小型・省電力化を達成しているという。
スーパーハイビジョンは、ハイビジョンの16倍にあたる3,300万画素からなる走査線4,320本の映像。撮影するレンズは、少なくとも縦幅1mmの間に白黒の線が240組認識できる解像度が求められられるが、これまでのハイビジョン用の広角レンズやズームレンズでは、この高精細の条件を満たすことはできなかった。
今回開発したレンズは、独自の光学配置、最新の光学材料などを用いることで問題をクリア。なお、ワイドレンズはフジノン(株)と、ズームレンズはキヤノン(株)との共同で開発された。
また、実際の撮影では、ズームやフォーカス操作をカメラマンひとりで行う必要があるため、それぞれのレンズを電動で動かすためのユニットも併せて開発した。同ユニットでは、これまでのハイビジョンカメラと同等の操作性を実現するとともに、小型・省電力化を達成しているという。