「オーディオってやっぱり楽しいよね」 − 九州ハイエンドオーディオフェア イベントレポート

■ハイエンドオーディオフェアレポート　オーディオ編

九州ハイエンドオーディオフェアでは、若い方から熟年層まで、あるいはエントリー層から往年のファンまで、幅広い層の来場者が訪れた。夫婦連れの姿も目立った。

オーディオファンは、様々なオーディオシステムのデモを体験したほか、持参した自分のお気に入りのCDやレコードを試聴、思い思いの時を楽しんだ。参加者の話を聞いた。

「小学校5年生からオーディオに興味を持って、いま63歳ですから、オーディオ歴は何年くらいになるのかな？ 気になるスピーカーを色々試聴させてもらっています」（福岡市/男性）

「家族用にホームシアターを持っていますが、自分用にはオーディオルームを持っている。自分のシステムに満足してはいるんですが、どんなものがあるのか聴きたくなって、二日間通っています」（佐賀県/男性）。

「様々なオーディオを聴くよい機会だったので、友人夫婦と遊びに来ました」（福岡県/男性）

【出展社の話】
◆アキュフェーズ/齋藤重正氏
「こうしたフェアの存在は、地方での啓蒙という意味で、ユーザーさんにとっても業界にとっても貴重です。名古屋・大阪・北海道など、全国各地で規模の大小問わず、こうしたイベントは増えていますよね。ここにこれだけの出展社が集まったのは、やはり主催者の力だと思いますよ」。

◆富士通テン/白井雅弥氏
「普段ですと、我々のECLIPSEというスピーカーにもともと興味がある方にしか聴いていただけない。こうしたイベントがあると、様々な方に聴いていただけるのがうれしいですね」。

TD712ZMKIIは、19日のイベントにもレファレンススピーカーのひとつとして登場、好評を博した。

◆フューレンコーディネイト/マイケル花城氏
「国際会議場に会場を移して6年目ですが、今回もオーディオ好きの方が多く聴きに来てくれました。PiegaやOctaveが人気でした」

◆シーエスフィールド/今井英樹氏
「ご自宅で長く聴いていられる、飽きの来ないシステムをデモしました。PenaudioのSerenadeの評判が非常によかったですね」

◆エレクトリ/小野卓也氏
「九州最大のオーディオイベントで、九州各地からオーディオファンの皆さんが目的を持っていらっしゃる。今回は、クラシックやジャズなど特定の音楽向きというのではなく、ナチュラルで質の高いシステムを用意しました」