需要回復が鮮明に
シャープ、亀山第2工場の液晶パネル生産能力を1割増強
シャープ(株)は、亀山第2工場の液晶パネルの生産能力を、8月から約1割引き上げると発表した。
すでに同社では、今年4月に亀山第2工場をフル操業とし、マザーガラス投入枚数を月9万枚としていたが、今回生産効率の改善を行ったことで、マザーガラスの投入枚数を月10万枚に引き上げる。生産能力増強の理由について同社は「世界の液晶テレビメーカーからの活発な引き合いが続いている」ためと説明している。
同社では、今年10月に堺新工場も前倒しで稼働させることをすでに発表している(関連ニュース)。一時は工場の稼働率が半分程度に落ち込んだという同社だが、この生産能力増強を見る限り、薄型テレビの需要は順調に回復していると言えそうだ。
すでに同社では、今年4月に亀山第2工場をフル操業とし、マザーガラス投入枚数を月9万枚としていたが、今回生産効率の改善を行ったことで、マザーガラスの投入枚数を月10万枚に引き上げる。生産能力増強の理由について同社は「世界の液晶テレビメーカーからの活発な引き合いが続いている」ためと説明している。
同社では、今年10月に堺新工場も前倒しで稼働させることをすでに発表している(関連ニュース)。一時は工場の稼働率が半分程度に落ち込んだという同社だが、この生産能力増強を見る限り、薄型テレビの需要は順調に回復していると言えそうだ。