メーカー・販売店・地元専門店が強力タッグ
新体感AVイベント“音展”開催に向け会見 − 新しいかたちのAVで感動体験の提供を目指す
先日お伝えしたとおり、(社)日本オーディオ協会は、今年の11月13日(金)より新AV体感イベント“音展”「オーディオ&ホームシアター展in AKIBA 2009」を開催する(関連ニュース)。本日、会場のひとつとなる富士ソフトビルにて記者会見が行われた。
今年の同イベントのテーマは「見せます“良い音と映像”のある快適空間」と「感動体験」の提供。美しい映像や音を体験することでユーザーの心に訴えかける「感性価値」を提案することを狙いとしている。
秋葉原UDXビルと富士ソフトアキバプラザに展示会場を設けるほか、秋葉原のオーディオ専門店や地域協力店も参加する、地域全体が会場となる回遊式の大型イベントで、8月25日現在、既に52のメーカーやショップが参加を表明。製・販が連携してオーディオの魅力を訴求する。
会見には(社)日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏、“音展”実行委員長の西 國晴氏、秋葉原駅前商店街振興組合の八巻秀次氏が出席。まずマイクをとった校條氏は、“音展”が目指すものとその役割について説明した。
「国内景気動向は回復に向かいつつも、なかなかそれを実感できていないというのが現状ではないか。失業率も過去最悪を記録しており、消費動向は伸び悩んでいる」と校條氏は分析。「社会におけるオーディオの地位は下がり、最盛期に比べると市場も大きく衰退してしまった。一方、DAPなどの新しいオーディオ機器が売上を延ばしている。こうした現状を踏まえ、従来の発想を脱却するべき時期が来た。必要なのは変わりつつある時代をしっかりと見つめること。我々は『何がユーザーに素晴らしい生活を提供できるのか』を考え、オーディオの技術や価値、そして豊かな感性を育むオーディオという文化を伝えたい」と熱い思いを語った。
このような考えを元に、日本オーディオ協会はは4つの活動スタンスを設定した。
1.プロの匠とマニアのこだわり、そしてビギナーの憧れを融合
2.デジタル技術とアナログ技術の融合
3.2chとマルチchの融合
4.モバイルオーディオとホームオーディオの融合
“音展”ではこの4つを具体的に展開した催しを行う。
■良い音と映像で快適空間
→日本の住宅環境で“いい音”と“いい映像”を楽しめる快適空間をつくるため、ハード、ソフト、環境づくりについて、ビギナーからプロレベルまで幅広い方々に向けアドバイスを行う。
■モバイルオーディオとホームオーディオの融合
→iPodをはじめとしたDAPや携帯電話などといったモバイルオーディオを、さまざまな機器と接続してデモンストレーションを実施。また特別セミナーなども行う。
■2chとマルチch・デジタルとアナログ技術の融合
→マニア垂涎の的であるアナログ機器の感動体験を含め、2chと5.1chの試聴/視聴室を用意。お宝を発見できるジャンク市などのメイン会場と地域専門店試聴ルームやメーカーショールームをつないで多元回遊型で行う。
■“ライブ演奏と生録会”の開催
→「オーディオは再生音楽を愉しむ文化」との位置付けから、2月のA&Vフェスタに引き続き「生録会」を開催。演奏を楽しみつつ、自身で録音した音源をライブラリーに加えて楽しむ生録文化の普及を図る。
■子供向け“音の教室”の開催
→音に関する実験や工作などで、子供の「ものづくり」や「音楽」への興味拡大を手助けする。
なお期間に合わせて会場情報やイベント・セミナー情報、出展社情報、協賛各店による連動イベント(試聴会や特別セールなど)の情報などを秋葉原一帯の地図とともに掲載した「音展マップ」を配布する。さらに回遊型イベントであることを活かしたスタンプラリーも実施。イメージキャラクター「サウンディ」を探して、秋葉原地区に隠された各ポイントをクリアすると、プレゼントがもらえるというものだ。
実行委員長の西氏は「『秋葉原で開くなら』と多くの企業からご応募をいただいている。名称も変更し、場所を移して開催する初めてのイベント。初めて公開する技術や製品も登場する予定だ。成功に導きたい」とコメント。
さらに八巻氏も「電機と技術の街である秋葉原で、何故今までこういうイベントがなかったんだろう!という感じ。今後はこういったイベントによって、電機・技術に加え“文化”の街も目指したい」とコメントを寄せた。
今年の同イベントのテーマは「見せます“良い音と映像”のある快適空間」と「感動体験」の提供。美しい映像や音を体験することでユーザーの心に訴えかける「感性価値」を提案することを狙いとしている。
秋葉原UDXビルと富士ソフトアキバプラザに展示会場を設けるほか、秋葉原のオーディオ専門店や地域協力店も参加する、地域全体が会場となる回遊式の大型イベントで、8月25日現在、既に52のメーカーやショップが参加を表明。製・販が連携してオーディオの魅力を訴求する。
会見には(社)日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏、“音展”実行委員長の西 國晴氏、秋葉原駅前商店街振興組合の八巻秀次氏が出席。まずマイクをとった校條氏は、“音展”が目指すものとその役割について説明した。
「国内景気動向は回復に向かいつつも、なかなかそれを実感できていないというのが現状ではないか。失業率も過去最悪を記録しており、消費動向は伸び悩んでいる」と校條氏は分析。「社会におけるオーディオの地位は下がり、最盛期に比べると市場も大きく衰退してしまった。一方、DAPなどの新しいオーディオ機器が売上を延ばしている。こうした現状を踏まえ、従来の発想を脱却するべき時期が来た。必要なのは変わりつつある時代をしっかりと見つめること。我々は『何がユーザーに素晴らしい生活を提供できるのか』を考え、オーディオの技術や価値、そして豊かな感性を育むオーディオという文化を伝えたい」と熱い思いを語った。
このような考えを元に、日本オーディオ協会はは4つの活動スタンスを設定した。
1.プロの匠とマニアのこだわり、そしてビギナーの憧れを融合
2.デジタル技術とアナログ技術の融合
3.2chとマルチchの融合
4.モバイルオーディオとホームオーディオの融合
“音展”ではこの4つを具体的に展開した催しを行う。
■良い音と映像で快適空間
→日本の住宅環境で“いい音”と“いい映像”を楽しめる快適空間をつくるため、ハード、ソフト、環境づくりについて、ビギナーからプロレベルまで幅広い方々に向けアドバイスを行う。
■モバイルオーディオとホームオーディオの融合
→iPodをはじめとしたDAPや携帯電話などといったモバイルオーディオを、さまざまな機器と接続してデモンストレーションを実施。また特別セミナーなども行う。
■2chとマルチch・デジタルとアナログ技術の融合
→マニア垂涎の的であるアナログ機器の感動体験を含め、2chと5.1chの試聴/視聴室を用意。お宝を発見できるジャンク市などのメイン会場と地域専門店試聴ルームやメーカーショールームをつないで多元回遊型で行う。
■“ライブ演奏と生録会”の開催
→「オーディオは再生音楽を愉しむ文化」との位置付けから、2月のA&Vフェスタに引き続き「生録会」を開催。演奏を楽しみつつ、自身で録音した音源をライブラリーに加えて楽しむ生録文化の普及を図る。
■子供向け“音の教室”の開催
→音に関する実験や工作などで、子供の「ものづくり」や「音楽」への興味拡大を手助けする。
なお期間に合わせて会場情報やイベント・セミナー情報、出展社情報、協賛各店による連動イベント(試聴会や特別セールなど)の情報などを秋葉原一帯の地図とともに掲載した「音展マップ」を配布する。さらに回遊型イベントであることを活かしたスタンプラリーも実施。イメージキャラクター「サウンディ」を探して、秋葉原地区に隠された各ポイントをクリアすると、プレゼントがもらえるというものだ。
実行委員長の西氏は「『秋葉原で開くなら』と多くの企業からご応募をいただいている。名称も変更し、場所を移して開催する初めてのイベント。初めて公開する技術や製品も登場する予定だ。成功に導きたい」とコメント。
さらに八巻氏も「電機と技術の街である秋葉原で、何故今までこういうイベントがなかったんだろう!という感じ。今後はこういったイベントによって、電機・技術に加え“文化”の街も目指したい」とコメントを寄せた。