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正式発表前の新製品の姿も

ソニー、ディーラーコンベンション2009で新製品を多数展示 - 3Dデモも参考出展

公開日 2009/09/09 20:30 Phile-web編集部
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■カメラ分野では「α550」を参考出品 - 「Exmor」とチルト式液晶を搭載

デジタル一眼レフカメラ“α”のブースでは、新商品となる「α550」を参考出品。同機は撮像素子に「Exmor」を採用した1,420万画素機で、瞬時にピント合わせが可能な「クイックAFライブビュー」や、チルト可動式の液晶モニターを搭載している。

α550

操作部の様子

顔検出機能も搭載しているほか、秒間約4コマの高速ライブビュー連写も可能。また、露出の異なる2枚の写真を連続撮影後に自動合成して広いダイナミックレンジを再現する「オートHDR」機能も搭載している。発売日などの詳細はまだ未定だという。

“α”では、実際に撮影を体験できるコーナーも用意。高い部分や低い部分に穴を開けた壁からの撮影でチルト式液晶モニターの便利さを体感できるような仕掛けなどが用意されていた。

実際に撮影を行えるブースを用意

また、カメラ分野ではそのほかにも“Cyber-Shot”「DSC-WX1」と「DSC-TX1」に搭載された「Exmor R」の性能体験デモや、回転軸のブレにも対応する手ブレ補正機能を搭載した“Handycam”「HDR-CX520V」などのデモも行っていた。

機体の分解モデルも展示

揺れ続ける台座に製品を乗せて手ブレ補正能力のデモを実施

■“VAIO”には超薄型の「Xシリーズ」や新メディアプレーヤー「Media Gallery」を参考展示

VAIO”コーナーにはネットブック「Wシリーズ」などの現行機に加えて、IFA2009で発表された超薄型の「type X」の参考展示なども行っていた。

VAIO Xシリーズ

ほぼ真横から見たところ。その薄さが実感できる

同機は11.1V型モニターを搭載しており、平均14mmという薄さを実現した点が特徴。会場でもその薄さに多くの来場者から注目が集まっていた。

また、オススメの音楽や動画をソフト側から提案するという新たなスタイルのメディアプレーヤー「Media Gallery」も参考展示。同ソフトでは、同社独自の12音解析や過去の視聴動向分析を利用した「おまかせチャンネル」機能で、シーンにあった楽曲をユーザーにオススメするという。

インターフェースの一例

動画を再生しているところ

また、音楽と動画の再生では上記「おまかせチャンネル」によるライブラリからのオススメ以外にも、YouTubeからアーティストのミュージックビデオなどを自動的に検索し提案する。

「Media Gallery」の解説

そのほか、「1年前に撮影した写真」などといった具合のオススメも行うため、例えば誕生日のパーティなど1年ごとに毎年行っているような行事の写真を閲覧する際に前年の様子を楽に確認し現在と比較するなどといった使い方も可能だ。

加えて、ハイビジョンのショートムービー作成機能も搭載。自分で撮影した動画や写真などの素材とBGMになる音楽、テンプレートとして用意されているテーマを選ぶだけで、自動的にショートムービーを作成してくれる。

同ソフトは今後のWindows 7搭載モデルから順次搭載を検討中だという。なお、説明員によれば「技術的な問題もあり、例えばソフト単体を後からダウンロードしてXP搭載機などで使用するのは難しい」とのことだった。

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