パイオニア「PDX-Z10」読者イベントレポート
Phile-web読者が聴いた! STUDIO HINOKIでパイオニア「PDX-Z10」を体験
9月27日(日)、東京・目黒にあるパイオニアの視聴スタジオ「STUDIO HINOKI」にて、マルチミュージックレシーバー「PDX-Z10」を読者のみなさまにご体験いただくイベントが開催されました。
「STUDIO HINOKI」はその名の通り「ヒノキ材」をふんだんに使用しており、もともとはパイオニアのレコーディングスタジオとして使われていた場所。「小室等の音楽夜話」などのラジオ番組や音楽、サラウンドなどを収録してきた歴史あるスタジオでした。そこを同社のスピーカーやアンプの技術者たちが合同で改修。正面の壁を0.5度後方に傾けて音の硬さを低減するなど、至る所に音響を良くする工夫が凝らされています(「STUDIO HINOKI」についての詳細はこちら)。
そんな「STUDIO HINOKI」に、27日は5台のPDX-Z10が集結!スピーカー「S-4EX」やピュアモルトスピーカー「S-A4SPT-VP」、「S-81-LR」と組合せ、iPodやインターネットラジオなど、それぞれの試聴スタイルを体験できるシステムが用意されていました。
「コンテンツが多様化している現在、ユーザーのニーズもそれに合わせて多様化しています。そうした試聴スタイルやライフスタイルにマッチし、かつ高音質な再生ができるコンパクトなオールインワンコンポをつくろう、という考えから生まれた製品が『PDX-Z10』です」と説明したのは、「PDX-Z10」の企画を担当した原田広一氏。
Z10の特長は大きく分けて「高音質再生」「多彩な音楽メディア再生やネットワークへの高い親和性」「上質を表現するレスエレメントデザインの筐体」の3つ。
新開発のPWM(Pulse Width Modulation)プロセッサーを採用したフルデジタルアンプを搭載し、パラレルBTL構造としているほか、低ジッター水晶発振器やSRC(サンプリングレートコンバーター)を搭載。トロイダルコイルやコンデンサー、電源ケーブルなど、高音質を実現するためパーツにまでこだわっています。
さらに、「Air Studios」と共同で音質チューニングを実施。「MONITOR REFERENCE」「MONITOR」「SERIES」と3つあるグレードのうち、2番めの「Monitor」認定を受けているそうです。
またDLNA経由での音楽再生、iPodのデジタル入力、Bluetoothへの対応など多彩な音楽ソースと再生スタイルに対応。iPodの音声ファイルはiPod内でD/D変換され、アンプにはリニアPCMで伝送されるしくみ。フルデジタル処理のため、伝送や変換によるロスが少ないのだそうです。こちらも圧縮音源を補間する「アドバンスド・サウンドレトリバー」によって高音質な再生を可能にしています。
筐体はフラットでシンプルなグロスブラック。大きなダイヤカットボリュームノブが、視覚的にも上質なコンポであることを表現しています。
「クリーン&シンプルなデザインは、これまでのオーディオ機器とは一線を画すもの。フルデジタル処理ができるアンプを搭載しており、iPodのデジタル信号入力にも対応しています。シンプルなボディにさまざまな機能を搭載した製品です」と原田氏は締めくくりました。
続いて登場した覚前克彦氏は、Z10の具体的な使い方についてレクチャー。インターネットラジオを聴取する際の設定方法や、DLNA経由の音楽再生を楽しむ場合に必要なもの、Bluetoothを使用するとき注意したい、機器の対応プロファイルチェックなどについての説明を行いました。
「SACD」「デジタル入力したiPod音楽の再生」「Bluetooth経由でのiPod音源再生」「NASからの48kHz/24bitソースの再生」「インターネットラジオの聴取」「NASからのFLAC音源の再生」の順番でデモンストレーションを実施。Z10の機能と使い方を体感しながら、その再生音に皆さんじっくりと耳を傾けていらっしゃいました。
説明会終了後に設けられたフリータイムでは、企画や技術担当者の方を交えた個別の質問が活発に交わされていました。手持ちの機器とZ10を連携させた使い方などなど、いつまでも話題が尽きないようでした。
イベントにご来場いただいたみなさま、この度は誠に有り難うございました。
今回イベントにご参加いただいた方々には、これからご自宅に製品をお届けし、2週間程度ご使用いただきます。「PDX-Z10」を使った読者のみなさまの“生の声”をどんどんアップしていきますので、どうぞお楽しみに!
「STUDIO HINOKI」はその名の通り「ヒノキ材」をふんだんに使用しており、もともとはパイオニアのレコーディングスタジオとして使われていた場所。「小室等の音楽夜話」などのラジオ番組や音楽、サラウンドなどを収録してきた歴史あるスタジオでした。そこを同社のスピーカーやアンプの技術者たちが合同で改修。正面の壁を0.5度後方に傾けて音の硬さを低減するなど、至る所に音響を良くする工夫が凝らされています(「STUDIO HINOKI」についての詳細はこちら)。
そんな「STUDIO HINOKI」に、27日は5台のPDX-Z10が集結!スピーカー「S-4EX」やピュアモルトスピーカー「S-A4SPT-VP」、「S-81-LR」と組合せ、iPodやインターネットラジオなど、それぞれの試聴スタイルを体験できるシステムが用意されていました。
「コンテンツが多様化している現在、ユーザーのニーズもそれに合わせて多様化しています。そうした試聴スタイルやライフスタイルにマッチし、かつ高音質な再生ができるコンパクトなオールインワンコンポをつくろう、という考えから生まれた製品が『PDX-Z10』です」と説明したのは、「PDX-Z10」の企画を担当した原田広一氏。
Z10の特長は大きく分けて「高音質再生」「多彩な音楽メディア再生やネットワークへの高い親和性」「上質を表現するレスエレメントデザインの筐体」の3つ。
新開発のPWM(Pulse Width Modulation)プロセッサーを採用したフルデジタルアンプを搭載し、パラレルBTL構造としているほか、低ジッター水晶発振器やSRC(サンプリングレートコンバーター)を搭載。トロイダルコイルやコンデンサー、電源ケーブルなど、高音質を実現するためパーツにまでこだわっています。
さらに、「Air Studios」と共同で音質チューニングを実施。「MONITOR REFERENCE」「MONITOR」「SERIES」と3つあるグレードのうち、2番めの「Monitor」認定を受けているそうです。
またDLNA経由での音楽再生、iPodのデジタル入力、Bluetoothへの対応など多彩な音楽ソースと再生スタイルに対応。iPodの音声ファイルはiPod内でD/D変換され、アンプにはリニアPCMで伝送されるしくみ。フルデジタル処理のため、伝送や変換によるロスが少ないのだそうです。こちらも圧縮音源を補間する「アドバンスド・サウンドレトリバー」によって高音質な再生を可能にしています。
筐体はフラットでシンプルなグロスブラック。大きなダイヤカットボリュームノブが、視覚的にも上質なコンポであることを表現しています。
「クリーン&シンプルなデザインは、これまでのオーディオ機器とは一線を画すもの。フルデジタル処理ができるアンプを搭載しており、iPodのデジタル信号入力にも対応しています。シンプルなボディにさまざまな機能を搭載した製品です」と原田氏は締めくくりました。
続いて登場した覚前克彦氏は、Z10の具体的な使い方についてレクチャー。インターネットラジオを聴取する際の設定方法や、DLNA経由の音楽再生を楽しむ場合に必要なもの、Bluetoothを使用するとき注意したい、機器の対応プロファイルチェックなどについての説明を行いました。
「SACD」「デジタル入力したiPod音楽の再生」「Bluetooth経由でのiPod音源再生」「NASからの48kHz/24bitソースの再生」「インターネットラジオの聴取」「NASからのFLAC音源の再生」の順番でデモンストレーションを実施。Z10の機能と使い方を体感しながら、その再生音に皆さんじっくりと耳を傾けていらっしゃいました。
説明会終了後に設けられたフリータイムでは、企画や技術担当者の方を交えた個別の質問が活発に交わされていました。手持ちの機器とZ10を連携させた使い方などなど、いつまでも話題が尽きないようでした。
イベントにご来場いただいたみなさま、この度は誠に有り難うございました。
今回イベントにご参加いただいた方々には、これからご自宅に製品をお届けし、2週間程度ご使用いただきます。「PDX-Z10」を使った読者のみなさまの“生の声”をどんどんアップしていきますので、どうぞお楽しみに!