Vista3ヶ月分をすでに受注
予約数はハリポタ超えて歴代1位に − 「Windows 7」本日発売
本日、マイクロソフト(株)は、新OS「Windows 7」を発売した。これを記念した記者発表会が本日開催され、同社 代表執行役 社長の樋口泰行氏、米Microsoft Windows & Windows Live担当プレジデントのスティーブン・シノフスキー氏などが出席した。
Windows 7のエディション構成はこれまでにもお伝えしているが、ここでもう一度、単品で購入できるエディションについて整理しておこう。
まず、多くのユーザーが選択するであろう、中核エディションとして位置づけられるのが「Windows 7 Home Premium」で、参考価格は24,800円。ホームグループ機能やWindows Media Centerなどが含まれている。
Home Premiumの上位に位置するのが「Windows 7 Professional」。Home Premiumのエンターテイメント機能に加え、ドメイン参加やデータバックアップ機能などを備え、ビジネス用途に適している。参考価格は37,800円。
そして、Home Premiumのエンターテイメント機能、Professionalのビジネス機能に追加して、強固なセキュリティーや多言語機能などをサポートした最上位エディションが「Windows 7 Ultimate」で、参考価格は38,800円となっている。このほか、XP/Vistaからのアップグレード版も用意される。
■アマゾンでの予約は「ハリポタ」を超えた
Windows 7のキャッチコピーは「Your PC,simplified」。操作性の高さや動作の軽さに力点を置いているという点で、これまでの同社OSのメジャーアップデートとは性格が異なる。ただし、もちろん数多くの新機能を搭載しており、AV関連ではDLNA 1.5や地上/BS/110度CSデジタルをサポートしていることが目を引く。
同社ではWindows 7の販促活動に早くから取り組んできた。今年6月には早期予約キャンペーン「Windows ありがとうキャンペーン」を実施し、10日間を想定して用意していた本数が1日でなくなったという。これを受けて9月25日からは「ありがとうキャンペーン」第2弾を実施し、通常価格より安価な設定でユーザーの取り込みを図った。これらの取り組みの結果、Windows 7の予約受注数は「Windows Vistaの製品出荷から3ヶ月分の数量を超えた」(樋口社長)という。さらにシノフスキー氏も「アマゾンでは『ハリー・ポッター』を超え、予約販売数がこれまでの製品の中で最高となったと聞いている」と紹介した。
樋口社長はまた、IDC Reserchがまとめた需要予測を紹介。「国内では約7,000万台のPCが存在すると言われているが、そのうち3,400万台がWindows 7にアップグレードできるスペックを備えている。残りの3,600万台については古い機種なので、買い替え需要も期待できる」と、その経済効果の大きさを強調。販売店からもWindows 7に対する強い期待の声が届いているという。
製品の特徴についてもシノフスキー氏が説明した。シノフスキー氏は、開発にあたって大規模なユーザー調査を実施し、「何万回ものインタビュー、4万時間の実際の利用調査などを行った」と説明。さらに、β版の試用は800万人以上が行ったことも明らかにした。また日本語版についても「マイクロソフト日本法人の社員がきめ細かなローカライズを行い、互換性などについても非常に高いレベルを確保できた」とした。
シノフスキー氏はまた、日本市場の重要性についても指摘。「パッションに溢れた消費者が存在し、世界的なエレクトロニクスメーカーや、重要なエコシステム・パートナーが集中している。またプレミアムなPCの市場がしっかりと存在するのも日本の特徴だ」と説明。さらに同氏は、15社を超えるメーカーが本日からWindows 7を搭載したPCを発売したと述べ、マルチタッチ機能に対応したデスクトップPCや、Windows 7 Home Premiumを搭載したソニーの「VAIO X」など、“プレミアム・スモール・ノート”を紹介した。
Windows 7のエディション構成はこれまでにもお伝えしているが、ここでもう一度、単品で購入できるエディションについて整理しておこう。
まず、多くのユーザーが選択するであろう、中核エディションとして位置づけられるのが「Windows 7 Home Premium」で、参考価格は24,800円。ホームグループ機能やWindows Media Centerなどが含まれている。
Home Premiumの上位に位置するのが「Windows 7 Professional」。Home Premiumのエンターテイメント機能に加え、ドメイン参加やデータバックアップ機能などを備え、ビジネス用途に適している。参考価格は37,800円。
そして、Home Premiumのエンターテイメント機能、Professionalのビジネス機能に追加して、強固なセキュリティーや多言語機能などをサポートした最上位エディションが「Windows 7 Ultimate」で、参考価格は38,800円となっている。このほか、XP/Vistaからのアップグレード版も用意される。
■アマゾンでの予約は「ハリポタ」を超えた
Windows 7のキャッチコピーは「Your PC,simplified」。操作性の高さや動作の軽さに力点を置いているという点で、これまでの同社OSのメジャーアップデートとは性格が異なる。ただし、もちろん数多くの新機能を搭載しており、AV関連ではDLNA 1.5や地上/BS/110度CSデジタルをサポートしていることが目を引く。
同社ではWindows 7の販促活動に早くから取り組んできた。今年6月には早期予約キャンペーン「Windows ありがとうキャンペーン」を実施し、10日間を想定して用意していた本数が1日でなくなったという。これを受けて9月25日からは「ありがとうキャンペーン」第2弾を実施し、通常価格より安価な設定でユーザーの取り込みを図った。これらの取り組みの結果、Windows 7の予約受注数は「Windows Vistaの製品出荷から3ヶ月分の数量を超えた」(樋口社長)という。さらにシノフスキー氏も「アマゾンでは『ハリー・ポッター』を超え、予約販売数がこれまでの製品の中で最高となったと聞いている」と紹介した。
樋口社長はまた、IDC Reserchがまとめた需要予測を紹介。「国内では約7,000万台のPCが存在すると言われているが、そのうち3,400万台がWindows 7にアップグレードできるスペックを備えている。残りの3,600万台については古い機種なので、買い替え需要も期待できる」と、その経済効果の大きさを強調。販売店からもWindows 7に対する強い期待の声が届いているという。
製品の特徴についてもシノフスキー氏が説明した。シノフスキー氏は、開発にあたって大規模なユーザー調査を実施し、「何万回ものインタビュー、4万時間の実際の利用調査などを行った」と説明。さらに、β版の試用は800万人以上が行ったことも明らかにした。また日本語版についても「マイクロソフト日本法人の社員がきめ細かなローカライズを行い、互換性などについても非常に高いレベルを確保できた」とした。
シノフスキー氏はまた、日本市場の重要性についても指摘。「パッションに溢れた消費者が存在し、世界的なエレクトロニクスメーカーや、重要なエコシステム・パートナーが集中している。またプレミアムなPCの市場がしっかりと存在するのも日本の特徴だ」と説明。さらに同氏は、15社を超えるメーカーが本日からWindows 7を搭載したPCを発売したと述べ、マルチタッチ機能に対応したデスクトップPCや、Windows 7 Home Premiumを搭載したソニーの「VAIO X」など、“プレミアム・スモール・ノート”を紹介した。