ソフトバンク、2009年冬はWi-Fiケータイに注力 − Androidケータイの来春投入も発表

本日開催された発表会では、孫 正義氏が登壇し、Wi-Fiサービスのそのメリットをアピールした。

孫氏は「ソフトバンクはかつてブロードバンドで他の先進国に比べて大きく遅れをとっていた日本に、世界一安く世界一速いブロードバンドサービスを提供して普及させたいと考え、Yahoo!BBの提供を開始した。携帯電話は数年後にはWi-Fi対応が当たり前という時代がやってくる。我々が先陣を切ってWi-Fiを訴求していく」と意気込みを語る。

新サービス「ケータイ Wi-Fi」を利用すれば、最大54Mbpsの高速通信が可能で、従来の3Gハイスピードで10回の分割ダウンロードが必要だったデータを1回で高速ダウンロードすることが可能となる。

また同社は端末の発売にあわせてWi-Fi対応モデル向けの「ケータイ Wi-Fiチャンネル」の提供を11月中旬以降に開始。新聞や雑誌の全コンテンツを閲覧できるほか、40分以上のニコニコ動画コンテンツや、Yahoo！動画の視聴、映画作品全編を約2,000タイトル視聴できる「電子レンタルビデオ」など、多様な大容量コンテンツサービスを利用できる。

本サービスの利用には「S！ベーシックパック」と「Wi-Fiバリューパック」の加入が必要となる。

■白戸家に加わった“タラおじさん”

会場には「白戸家」のCMでおなじみの上戸彩さん、ダンテ・カーヴァーさんも応援にかけつけた。ゴルフウェア姿で登場した上戸さんは、自らフルスイングを披露。その様子を「AQUOS SHOT 940SH」の高速連写で撮影・再生し、高性能ぶりに驚いていた。

また新たに「白戸家」のメンバーとして、クエンティン・タランティーノ監督が“タラおじさん”として加わることが発表された。撮影は表情やしぐさはほぼタランティーノ監督のアドリブで行われたそうで、「笑いをこらえるのが大変でした」と上戸さんは撮影時のエピソードを紹介していた。