片山社長の年頭訓示も公開
シャープ、20年ぶりの新スローガンを発表 − 「目指してる、未来がちがう。」
同社は、1990年から使い続けてきた「目の付けどころがシャープでしょ。」というスローガンを変更。新しいスローガンとなる「目指してる、未来がちがう。」という言葉には、従来の概念にとらわれず、オンリーワンの思想の元に液晶やソーラー、LED、プラズマクラスターなど同社の基幹技術を柱として、人々の暮らしや世の中をより良くしていくという企業姿勢が込められているという。
なお本日、同社の片山社長より2010年の年頭訓示も書面で公開された。片山氏はデフレの進行や円高基調の強まりなど、経営環境は厳しさを増す一方にあるとしながら、「当社は創業100周年となる2012年をにらみ、全ての事業分野においてバリューチェーンを目指し、収益力の確保と成長性の維持を図っていく」と宣言した。また「全員参画で変革に挑む 踏み出す勇気と、やり貫く決意」という同社の社内スローガンも発表され、片山氏はこれに「当社の良き伝統の基盤である経営理念や経営信条の下、社員一人ひとりが自ら大胆に変革を促し、新たな成長の実現に向かって全社を挙げて果敢に挑戦していくことで、あらゆるステークホルダーからの期待に応えていきたい」とコメントしている。