【更新】パナソニック、世界初の「Blu-ray 3D」対応BDレコーダー“DIGA”3機種を発売

無線LANや「お部屋ジャンプリンク」にも対応

ネットワーク機能については先行発表のDMR-BW880と同じく、充実した内容が揃う。3機種ともにDLNAに対応したほか、家庭内ネットワーク経由でDIGAに録画した番組を別室でも楽しめる「お部屋ジャンプリンク」を採用する。

またBWT3000/BWT2000は別売の無線LANアダプター「DY-WL10」を接続して、LAN端子のない部屋でもネットワークサービスが利用できる機能も備わる。アダプターはIEEE802.11nに対応しているほか、内蔵アンテナの指向性自動切替機能も備わる。AOSSやWPSにも対応し、煩わしいアダプタとアクセスポイントの認証も簡単に行うことができる。

3機種ともに「アクトビラ」「アクトビラ ビデオ・フル」「アクトビラ　ビデオ・ダウンロード」に対応するほか、YouTube視聴も楽しめる。

パナソニック製テレビやシアター機器とHDMIケーブルでつないで連動操作が行える「VIERA Link」にも対応。本体にはUSB端子とSDカードスロットを搭載し、同社製のハイビジョンムービーやデジタルカメラで撮影したAVCHD映像の再生・保存が行える。スロットはSDXC規格のカードも読み込める。デジタルカメラで撮った写真を保存したSDカードに入れてレコーダーで読み込めば、簡単操作でテレビに映して楽しめる「フルハイビジョンテレ写」にも対応。HDDに保存した好みの音楽を聴きながらエフェクト付スライドショーも楽しめる。

本体は奥行き239mmのコンパクトデザイン。消費電力はBWT3000が約35W、BWT2000/BWT1000が約31W。待機時の消費電力は3機種ともに、クイックスタート「切」時で約0.1Wを実現している。最上位機のBWT3000に付属するリモコンは無線対応となり、無線と赤外線の選択が可能。同時に6台のレコーダーをコントロールすることもできる。またリモコンのデザインも一新され、数字キーを表に出したキーレイアウトとしている。

さらにBWT3000のフロントパネルに配置された電源、トレイ開閉の操作部は静電式スイッチとし、スタイリッシュなデザインとスマートな操作感を併せて実現している。また3機種ともに、本体のデザインをVIERA“VT2シリーズ”に合わせて、フロントパネルにダークブラウンを配色した高級感ある仕上がりとしている。

発売時には3D映像の魅力が楽しめる「おためし3Dソフト」を同梱

本日の新製品発表会に登壇したパナソニック デジタルAVCマーケティング本部長の西口史郎氏は、3D対応のDIGA新製品の特長について「パナソニックのMPEG-4 MVCデコーダーを核とした“複号”技術、3Dマルチタップクロマアップサンプリングなどの“高画質”技術を投入した新ユニフィエにより、ブルーレイDIGAが新たなステージへ進化した」とし、3D対応による「ブルーレイ革命」を巻き起こしていくことを宣言した。

DMR-BWT3000をはじめとする3D対応のDIGA各モデルは4月23日に発売を予定しているが、発売当初の限定期間中は映画「アストロボーイ」のトレーラーやグランドキャニオンの自然風景、その他日常風景など11本・約20分の3D映像を収録したデモソフトが同梱されることも明らかにされた。

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