片方を「音声専用」に設定できる2系統のHDMIを搭載
パナソニック、「Blu-ray 3D」再生に対応したプレーヤー「DMP-BDT900」を発売
パナソニックは世界初となる「Blu-ray 3D」の再生に対応したBDプレーヤー「DMP-BDT900」を4月23日に発売する。価格はオープンだが、130,000円前後での販売が予想される。
本機は同日発表されたレコーダー“DIGA”シリーズ(関連ニュース)と同じく、「Blu-ray 3D」規格で採用されているMPEG-4 MVCコーデックで収録された3Dコンテンツの再生に対応するプレーヤー。同時に2つのハイビジョン映像を処理できるデコーダー機能を、データ処理能力を向上させたLSI「新UniPhier(ユニフィエ)」の搭載により実現している。
同社のBDプレーヤー最上位機としてのプレミアムな仕様にもこだわっている。レコーダーの最上位機「DMR-BWT3000」と同じ「新リアルクロマプロセッサplus」を搭載し、オーバーシュートを抑えながら水平方向の色解像度を高めることで、色のキレと精細感をさらに高めた映像が楽しめる。
「階調ロスレスシステム」ではハイビジョン画質の映像に加えてSD画質の映像でも輝度信号・色信号の処理システム全体を最適化することで、演算精度劣化による階調ロスを徹底排除している。また同社プロジェクター製品に搭載されていた「ディティール・クラリティ・プロセッサ」をBD再生に応用し、搭載。BDディスク再生時にはフルハイビジョン映像をシーンごとに4つの周波数帯に分けて分析・最適処理を行うことで質感豊かな映像を再現する。また、DVDなどSD画質の映像を高画質にアップコンバートする「超解像技術」も採用する。
HDMI出力は本体にMAINとSUBの2系統を搭載する。両方の端子へ同時に映像と音声が出力できるほか、SUB側出力を「音声専用出力」に設定することもできる。HDMI伝送時、アンプ側でオーディオ・クロックを生成する際に発生するジッターを低減するシステムを搭載するほか、オーディオ専用のクロック生成回路を設けたことで一層の低ジッタ化を実現している。HDMI出力は1080/60p・1080/24p対応。DeepColorやBD-Live、HDオーディオのビットストリーム出力とデコード出力にも対応する。また圧縮音声の調波成分を復元する「マルチチャンネル デジタル リ.マスター」も採用している。デジタル音声出力は光/同軸を1系統ずつ備える。
また192kHz/24bit DACによる高品位なアナログ7.1ch出力も行える。巻き線にOFCを使用したOFC電源トランスをBDプレーヤーとして初めて採用している。電源回路には音質に配慮したショットキーバリアダイオードも採用。ピュアオーディオ用コンデンサ、ローノイズオペアンプ、OFC電源ケーブルなどの音質にこだわったパーツも各所に配置している。さらに本体に伝わる振動を大きく軽減するため、セラミックインシュレーターやドライブの制振・吸音カバー、振動防止ダンパーなどが採用されている。
映画や音楽ソフトを楽しむ際には、音質に影響のあるアナログ映像信号をカットできる「ハイクラリティサウンド」機能が効果を発揮する。映像DACの動作を止めることにより、さらにクリアな音質を実現する。本機能はアナログ音声出力時だけでなく、HDMI接続時の音声にも効果がある。さらに真空管の音質をエミュレートする「真空管サウンドモード」も搭載する。
ネットワーク機能については、別売の無線LANアダプター「DY-WL10」を本体に接続して、LANケーブルを使わずにホームネットワークにつないで「お部屋ジャンプリンク」の機能も楽しめる。例えば同じ機能に対応するDIGAとつないで、レコーダーに録画した番組やムービー映像、デジカメ写真などを、プレーヤー側で再生して視聴することも可能だ。VIERA Link対応、DLNA対応やYouTube視聴も実現している。
本体には大容量SDXC規格のSDカードにも対応するスロットを搭載。ビデオカメラやデジカメで撮影した動画・静止画を手軽にプレーヤーで再生して楽しめる。外形寸法は高さ68mm、奥行き238mmのコンパクトデザイン。駆動時消費電力は約18W、待機時消費電力はクイックスタート「切」時で約0.1Wとなる。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
本機は同日発表されたレコーダー“DIGA”シリーズ(関連ニュース)と同じく、「Blu-ray 3D」規格で採用されているMPEG-4 MVCコーデックで収録された3Dコンテンツの再生に対応するプレーヤー。同時に2つのハイビジョン映像を処理できるデコーダー機能を、データ処理能力を向上させたLSI「新UniPhier(ユニフィエ)」の搭載により実現している。
同社のBDプレーヤー最上位機としてのプレミアムな仕様にもこだわっている。レコーダーの最上位機「DMR-BWT3000」と同じ「新リアルクロマプロセッサplus」を搭載し、オーバーシュートを抑えながら水平方向の色解像度を高めることで、色のキレと精細感をさらに高めた映像が楽しめる。
「階調ロスレスシステム」ではハイビジョン画質の映像に加えてSD画質の映像でも輝度信号・色信号の処理システム全体を最適化することで、演算精度劣化による階調ロスを徹底排除している。また同社プロジェクター製品に搭載されていた「ディティール・クラリティ・プロセッサ」をBD再生に応用し、搭載。BDディスク再生時にはフルハイビジョン映像をシーンごとに4つの周波数帯に分けて分析・最適処理を行うことで質感豊かな映像を再現する。また、DVDなどSD画質の映像を高画質にアップコンバートする「超解像技術」も採用する。
HDMI出力は本体にMAINとSUBの2系統を搭載する。両方の端子へ同時に映像と音声が出力できるほか、SUB側出力を「音声専用出力」に設定することもできる。HDMI伝送時、アンプ側でオーディオ・クロックを生成する際に発生するジッターを低減するシステムを搭載するほか、オーディオ専用のクロック生成回路を設けたことで一層の低ジッタ化を実現している。HDMI出力は1080/60p・1080/24p対応。DeepColorやBD-Live、HDオーディオのビットストリーム出力とデコード出力にも対応する。また圧縮音声の調波成分を復元する「マルチチャンネル デジタル リ.マスター」も採用している。デジタル音声出力は光/同軸を1系統ずつ備える。
また192kHz/24bit DACによる高品位なアナログ7.1ch出力も行える。巻き線にOFCを使用したOFC電源トランスをBDプレーヤーとして初めて採用している。電源回路には音質に配慮したショットキーバリアダイオードも採用。ピュアオーディオ用コンデンサ、ローノイズオペアンプ、OFC電源ケーブルなどの音質にこだわったパーツも各所に配置している。さらに本体に伝わる振動を大きく軽減するため、セラミックインシュレーターやドライブの制振・吸音カバー、振動防止ダンパーなどが採用されている。
映画や音楽ソフトを楽しむ際には、音質に影響のあるアナログ映像信号をカットできる「ハイクラリティサウンド」機能が効果を発揮する。映像DACの動作を止めることにより、さらにクリアな音質を実現する。本機能はアナログ音声出力時だけでなく、HDMI接続時の音声にも効果がある。さらに真空管の音質をエミュレートする「真空管サウンドモード」も搭載する。
ネットワーク機能については、別売の無線LANアダプター「DY-WL10」を本体に接続して、LANケーブルを使わずにホームネットワークにつないで「お部屋ジャンプリンク」の機能も楽しめる。例えば同じ機能に対応するDIGAとつないで、レコーダーに録画した番組やムービー映像、デジカメ写真などを、プレーヤー側で再生して視聴することも可能だ。VIERA Link対応、DLNA対応やYouTube視聴も実現している。
本体には大容量SDXC規格のSDカードにも対応するスロットを搭載。ビデオカメラやデジカメで撮影した動画・静止画を手軽にプレーヤーで再生して楽しめる。外形寸法は高さ68mm、奥行き238mmのコンパクトデザイン。駆動時消費電力は約18W、待機時消費電力はクイックスタート「切」時で約0.1Wとなる。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
関連リンク
- ジャンルBDプレーヤー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMP-BDT900
- 発売日2010年4月23日
- 価格¥OPEN(予想実売価格130,000円前後)
【SPEC】●再生可能ディスク:BD-RE/-R、BD-Video/-LIVE、DVD-RAM/-RW/+RW/-R/-R DL/+R/+R DL、DVD-Video、音楽CD、CD-R/RW ●出力端子:HDMI×2、コンポーネント映像×1、映像×1、光デジタル×1、同軸デジタル×1、7.1chアナログ×1 ●消費電力:約18W ●外形寸法:430W×68H×238Dmm(突起部含まず) ●質量:約3.2kg