HOME > ニュース > ジュピターテレコム、「J:COMオン デマンド」でHD画質の3Dコンテンツ配信を4月から開始

既存のSTBサービスをベースに展開

ジュピターテレコム、「J:COMオン デマンド」でHD画質の3Dコンテンツ配信を4月から開始

公開日 2010/02/10 15:53 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)ジュピターテレコムは、同社が提供するVODサービス「J:COMオン デマンド」にて、HD画質の3Dコンテンツ配信を4月から開始する予定であることを明らかにした。

同社では2005年1月からVODサービス「J:COMオン デマンド」をスタートし、HD画質のコンテンツを含む映画・ドラマ・アニメなど広範なジャンルから2009年12月末現在で約25,700本のタイトルを揃え、J:COMのデジタルTVサービスに加入しているユーザーであれば、手軽に楽しむことができる。

同社は既存のVOD配信サービスをプラットフォームに、今年国内家電メーカー大手が発売予定の3D対応テレビで楽しめる3DコンテンツのVODを展開していくことを発表し、今後3Dコンテンツ用のストレージサーバーなど配信システムも合わせて構築していく。同社広報部によれば、3Dコンテンツの提供開始時期については「パナソニックの3D対応テレビの発売日である4月23日に間に合うよう準備中である」という。

4月のサービスインが告知された、3D対応VODサービスについては、特別に3D専用チャンネルなどを設けるのではなく、既存のVODサービスの番組一覧に組み込まれるかたちで提供される。3Dコンテンツを視聴するためには3D対応テレビと専用メガネ、既存のJ:COMのVODサービスに対応するSTBを接続した環境が必要となるが、3D番組視聴のための追加料金などは不要。3D表示は「Side by Side」方式が採用される見込みだ。

コンテンツについては、J:COMが出資・運営しているグループ参加の専門チャンネルを中心に、映画やスポーツ、ドラマ、アニメ、紀行番組など様々なジャンルの番組を国内外から調達し、用意される予定であるという。なお、現在提供されている「J:COMオン デマンド」のコンテンツ同様、番組の録画は行えない。

同社では3DのVODサービスを開始するタイミングに合わせて、エリア内のJ:COMショップにパナソニックの3D対応テレビを設置して、J:COMの3Dコンテンツが視聴できる「3Dコンテンツ体感コーナー」の展開も計画している。

【問い合わせ先】
J:COM
TEL/0120-999-000

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック