現状と今後の展望を説明
UQコミュニケーションズ、WiMAXの説明イベントを開催 - 下り300Mbpへのトライアルなどにも言及
UQコミュニケーションズ(株)は、同社の高速無線通信サービス「UQ WiMAX」の現状と今後への展望などを説明するメディア向けイベント「UQコミュニケーションサロン」を本日開催した。
イベントでは、同社代表取締役社長の田中孝司氏がプレゼンテーションを担当。田中氏はまず2009年2月26日に同社のトライアルサービスが始まり、本日がそれから1周年という日であることを説明。「実はネットワーク部長である要海と私の誕生日でもある(笑)」と意外な事実も明かしながら、昨年7月の本格的なサービスイン、10月からの「UQ 1 Day」「UQ Wi-Fi」プランの導入、そして12月からの「UQ Step」ブランの導入という、これまでの歩みを振り返った。
現在のサービスエリアについては、2月度から新たに水戸市、つくば市、前橋市、高崎市、長野市、大津市、松江市、佐賀市、長崎市、熊本市、大分市、宮崎市を対象エリアに拡大。47都道府県417市区町村でサービスが利用できること、そして基地局が2月末で5,985局、3月末では「当初計画は4,000局だったが、6,000局を越えて7,000局近くになるのではないか」という見込みを田中氏は明かす。
また、田中氏は「接続可能な場所とそうでない場所とで『天国と地獄』などとも言われることもあったが、昨年末からサービス地域拡大のスピードも上げてきており、最近ではエリアについてのおしかりは少なくなってきた」ともコメント。「年度末までに47都道府県の県庁所在地すべてをカバーしていく」と言葉を続けた。
そして、「ユーザー目線で見ると、様々なアプリケーションではユーザーインタフェースが非常に重要。iPhoneを見ていても、UIがすべてで、その向こうにクラウドがある」と、いくつかの指標を紹介。
また、「iPhoneがソフトバンクのネットワークをオーバーフローさせて、Wi-Fiのネットワークがないとやっていけないという状況もある」と最近の事例も紹介。ネットワークサービスの事業者にとってトラフィックがより重要になってきていることにも言及した。
そして田中氏はマーケティングとテクノロジーの関係性についても言及。「ネットワークサービスのコモディティ化が進むにつれてマーケティングが重要視されているが、もう一回テクノロジーが大きくなる時代がそろそろやってくるのではないか」と語り、「来年度はこういったいくつかのキー・インディケーターの主従が逆転する部分が生まれてくるのではないかと思っている」と説明した。
サービスの現状については、WiMAX対応パソコンが8メーカーから27機種発売されていることを紹介。「内蔵パソコンもかなり増えてメジャー感が出てきている。来年末くらいにはB5サイズ以下のパソコンにはすべてWiMAXが内蔵されるような計画で進めていきたい」と今後の見通しも紹介した。
また、家電量販店MVNOの取り扱い店舗も拡大していること、加入者の増加速度も加速していることにも言及。順調にサービスが拡大しつつあることを改めて説明した。
そして、こうした状況を受けて田中氏は同社が取る2010年の予定を発表。アメリカのクリアワイヤ社、ロシアのヨタ社との3社による国際ローミングを6月末までに開始予定であることなどを明かした。
また、ビル陰や屋内などへの対策では、超小型屋内基地局に加えて屋内レピーターを展開していくことも発表。通信速度についても「仙台など一部で始まっているが、クライアントソフトウェアのアップデートすると20M以上を観測できるところまでチューニングが進んでいる。将来的には30Mまでもっていく」とコメント。さらに「標準化が固まりつつある802.16m方式への対応で、秋頃をめどに300メガのスピードを目指すトライアルも行いたい」とも語った。
最後に田中氏は明日2月27日より放映予定の新CMも紹介。現在放映中のCMは、WiMAX内蔵パソコンが増えつつある状況から「入ってる?」というメッセージで展開していることに触れ、新CMについては「比べてください、というメッセージ」だとコメント。「値段も縛りもなく一番安い。スピードについても色々な側面から訴求していく」と語った。
イベントでは、同社代表取締役社長の田中孝司氏がプレゼンテーションを担当。田中氏はまず2009年2月26日に同社のトライアルサービスが始まり、本日がそれから1周年という日であることを説明。「実はネットワーク部長である要海と私の誕生日でもある(笑)」と意外な事実も明かしながら、昨年7月の本格的なサービスイン、10月からの「UQ 1 Day」「UQ Wi-Fi」プランの導入、そして12月からの「UQ Step」ブランの導入という、これまでの歩みを振り返った。
現在のサービスエリアについては、2月度から新たに水戸市、つくば市、前橋市、高崎市、長野市、大津市、松江市、佐賀市、長崎市、熊本市、大分市、宮崎市を対象エリアに拡大。47都道府県417市区町村でサービスが利用できること、そして基地局が2月末で5,985局、3月末では「当初計画は4,000局だったが、6,000局を越えて7,000局近くになるのではないか」という見込みを田中氏は明かす。
また、田中氏は「接続可能な場所とそうでない場所とで『天国と地獄』などとも言われることもあったが、昨年末からサービス地域拡大のスピードも上げてきており、最近ではエリアについてのおしかりは少なくなってきた」ともコメント。「年度末までに47都道府県の県庁所在地すべてをカバーしていく」と言葉を続けた。
そして、「ユーザー目線で見ると、様々なアプリケーションではユーザーインタフェースが非常に重要。iPhoneを見ていても、UIがすべてで、その向こうにクラウドがある」と、いくつかの指標を紹介。
また、「iPhoneがソフトバンクのネットワークをオーバーフローさせて、Wi-Fiのネットワークがないとやっていけないという状況もある」と最近の事例も紹介。ネットワークサービスの事業者にとってトラフィックがより重要になってきていることにも言及した。
そして田中氏はマーケティングとテクノロジーの関係性についても言及。「ネットワークサービスのコモディティ化が進むにつれてマーケティングが重要視されているが、もう一回テクノロジーが大きくなる時代がそろそろやってくるのではないか」と語り、「来年度はこういったいくつかのキー・インディケーターの主従が逆転する部分が生まれてくるのではないかと思っている」と説明した。
サービスの現状については、WiMAX対応パソコンが8メーカーから27機種発売されていることを紹介。「内蔵パソコンもかなり増えてメジャー感が出てきている。来年末くらいにはB5サイズ以下のパソコンにはすべてWiMAXが内蔵されるような計画で進めていきたい」と今後の見通しも紹介した。
また、家電量販店MVNOの取り扱い店舗も拡大していること、加入者の増加速度も加速していることにも言及。順調にサービスが拡大しつつあることを改めて説明した。
そして、こうした状況を受けて田中氏は同社が取る2010年の予定を発表。アメリカのクリアワイヤ社、ロシアのヨタ社との3社による国際ローミングを6月末までに開始予定であることなどを明かした。
また、ビル陰や屋内などへの対策では、超小型屋内基地局に加えて屋内レピーターを展開していくことも発表。通信速度についても「仙台など一部で始まっているが、クライアントソフトウェアのアップデートすると20M以上を観測できるところまでチューニングが進んでいる。将来的には30Mまでもっていく」とコメント。さらに「標準化が固まりつつある802.16m方式への対応で、秋頃をめどに300メガのスピードを目指すトライアルも行いたい」とも語った。
最後に田中氏は明日2月27日より放映予定の新CMも紹介。現在放映中のCMは、WiMAX内蔵パソコンが増えつつある状況から「入ってる?」というメッセージで展開していることに触れ、新CMについては「比べてください、というメッセージ」だとコメント。「値段も縛りもなく一番安い。スピードについても色々な側面から訴求していく」と語った。