バンドルソフトとしての利用を見込む
ロヴィ、DLNA1.5準拠のコンテンツ管理ソフト「Personal Media Manager」のデモを実施
米Rovi Corporationの日本法人であるロヴィ(株)は、先月発表したコンテンツ管理ソフト「Personal Media Manager」のプレス向け説明会を実施した。
ロヴィは、全世界で4400以上の特許を保有し、2009年の年間売上高は4億8400万ドル超というグローバル企業。近年M&Aを強化し、音楽メタデータを保有するMuze、Gガイドの技術を保有するGemstar-TV Guide、世界最大規模のメタデータを保有するAll Media Guide、ブルーレイの著作権保護技術を保有するBD+といった企業を買収している。これらの保有技術を集約させ、音楽、映画、写真といったコンテンツがデジタル化し家庭内の様々な機器内に蓄積されていく中で、ユーザーがその中から簡単に検索できるソリューションを家電、STBメーカーや配信サービスプロバイダーなどに提供している。
日本においては、Gガイド等の電子番組表、BD+、RipGuard、ACP等のコンテンツ保護、メタデータ、組み込み用のDLNAソフトウェアライセンス「Connected Platform」やソフトウェアアップデートサービスという主に4つの分野でビジネスを展開する。
「Connected Platform」は世界のSTBメーカー上位6社のうち4社が採用しているほか、近年ではオンキヨーのAVアンプ「TX-SA707/807」やINTEGRAの「DTR-70.1/50.1/40.1」、バッファローのLinkTheaterのデバイスに搭載されている。
メタデータの分野では、質の高いメタデータとメディア認識技術「LASSO」が強みだ。社内にメタデータをデータベースに入力する専門チームを設けることで、重複や間違いがない正確なデータを提供できるほか、楽曲の曲調、アーティストの出生地、セッションアーティストといったより詳細な情報も登録されている。さらにLASSOにより、音楽ファイルの音波波形から曲を割り当てることができるなど様々な方法で検索が可能になる。HMVなどのCD販売サイトで採用されているほか、組み込み型のLASSOがケンウッドのカーナビ「HDV-909DT」やコンポ「UD-E77WSD-M」、サムスンの携帯端末用PCアプリケーション等に採用されている。
これらの同社のソリューションを組み合わせて開発された管理ソフトが「Personal Media Manager」(関連ニュース)だ。本ソフトは「Connected Platform」を実装しており、DLNA1.5に準拠。DLNAプレーヤー、サーバー、コントローラー機能を搭載しており、ネットワーク下のコンテンツを一元管理できる。またWindows/Mac/Linuxでの動作に対応する。「DLNAはWindows7で標準搭載されているが、Macではサポートしていない。PC内の写真データをDLNA経由で楽しみたいと考えているMacユーザーは多いはず」と同社は期待する。さらにNAS内のコンテンツを再生する機能も備えている。ただし再生にはNAS側がDLNA1.5に準拠していることが必要で、現在対応製品はまだ発売されていないという。
また既述のメタデータ、LASSOでコンテンツのアルバム、楽曲、タイトル等の詳細データを自動的にファイルに付加するほか、CDDBから間違ったデータが選択された際のクリーニング機能も搭載している。音楽ファイルは今後iTunesの楽曲データの表示にも対応する予定だという。
ダウンロード購入した映画コンテンツは、テキスト検索によるタグクリーニングが可能。タイトル等の基本情報に加えて、より詳細な作品情報を加えることができる。
写真ファイルは、タグ編集のほか、画像の補正やEメールへの添付、プリントアウトなどを行える。また左メニューに画像をドラッグ&ドロップしてSNSやフォトアルバムサイトへ直接アップロードすることもできる。
本ソフトはNASやDLNA対応AVアンプ、STB、ポータブルオーディオプレーヤーなどのバンドルソフトおよび、オンラインショップやポータルサイトなどでの利用を見込む。まだテスト版の配布をはじめたばかりで、採用のスケジュールは未定だという。
ロヴィは、全世界で4400以上の特許を保有し、2009年の年間売上高は4億8400万ドル超というグローバル企業。近年M&Aを強化し、音楽メタデータを保有するMuze、Gガイドの技術を保有するGemstar-TV Guide、世界最大規模のメタデータを保有するAll Media Guide、ブルーレイの著作権保護技術を保有するBD+といった企業を買収している。これらの保有技術を集約させ、音楽、映画、写真といったコンテンツがデジタル化し家庭内の様々な機器内に蓄積されていく中で、ユーザーがその中から簡単に検索できるソリューションを家電、STBメーカーや配信サービスプロバイダーなどに提供している。
日本においては、Gガイド等の電子番組表、BD+、RipGuard、ACP等のコンテンツ保護、メタデータ、組み込み用のDLNAソフトウェアライセンス「Connected Platform」やソフトウェアアップデートサービスという主に4つの分野でビジネスを展開する。
「Connected Platform」は世界のSTBメーカー上位6社のうち4社が採用しているほか、近年ではオンキヨーのAVアンプ「TX-SA707/807」やINTEGRAの「DTR-70.1/50.1/40.1」、バッファローのLinkTheaterのデバイスに搭載されている。
メタデータの分野では、質の高いメタデータとメディア認識技術「LASSO」が強みだ。社内にメタデータをデータベースに入力する専門チームを設けることで、重複や間違いがない正確なデータを提供できるほか、楽曲の曲調、アーティストの出生地、セッションアーティストといったより詳細な情報も登録されている。さらにLASSOにより、音楽ファイルの音波波形から曲を割り当てることができるなど様々な方法で検索が可能になる。HMVなどのCD販売サイトで採用されているほか、組み込み型のLASSOがケンウッドのカーナビ「HDV-909DT」やコンポ「UD-E77WSD-M」、サムスンの携帯端末用PCアプリケーション等に採用されている。
これらの同社のソリューションを組み合わせて開発された管理ソフトが「Personal Media Manager」(関連ニュース)だ。本ソフトは「Connected Platform」を実装しており、DLNA1.5に準拠。DLNAプレーヤー、サーバー、コントローラー機能を搭載しており、ネットワーク下のコンテンツを一元管理できる。またWindows/Mac/Linuxでの動作に対応する。「DLNAはWindows7で標準搭載されているが、Macではサポートしていない。PC内の写真データをDLNA経由で楽しみたいと考えているMacユーザーは多いはず」と同社は期待する。さらにNAS内のコンテンツを再生する機能も備えている。ただし再生にはNAS側がDLNA1.5に準拠していることが必要で、現在対応製品はまだ発売されていないという。
また既述のメタデータ、LASSOでコンテンツのアルバム、楽曲、タイトル等の詳細データを自動的にファイルに付加するほか、CDDBから間違ったデータが選択された際のクリーニング機能も搭載している。音楽ファイルは今後iTunesの楽曲データの表示にも対応する予定だという。
ダウンロード購入した映画コンテンツは、テキスト検索によるタグクリーニングが可能。タイトル等の基本情報に加えて、より詳細な作品情報を加えることができる。
写真ファイルは、タグ編集のほか、画像の補正やEメールへの添付、プリントアウトなどを行える。また左メニューに画像をドラッグ&ドロップしてSNSやフォトアルバムサイトへ直接アップロードすることもできる。
本ソフトはNASやDLNA対応AVアンプ、STB、ポータブルオーディオプレーヤーなどのバンドルソフトおよび、オンラインショップやポータルサイトなどでの利用を見込む。まだテスト版の配布をはじめたばかりで、採用のスケジュールは未定だという。