パナソニック向けに出荷
IPSα姫路工場が量産稼働を開始 − 7月予定を3ヶ月前倒し
パナソニック(株)の全額投資で建設していた「IPSアルファテクノロジ姫路」が昨日量産稼働を開始した。主にパナソニックの薄型テレビセット工場に向け、5月から出荷を開始する。
IPSα姫路は2008年7月に着工したが、景気後退を受けて稼働時期を2010年7月に延期していた。その後、急速に回復した薄型テレビ需要に対応するため、再度早期立ち上げを目指して準備を行い、量産開始を前倒しするに至った。なお投資金額は2,350億円で、当初予定の3,000億円から大幅に投資を抑制した。
ガラス基板サイズは第8世代で、まずは32型換算で月産40.5万台で量産を初め、本年度中には同月産81万台まで増強する計画。主に32型と42型のIPS液晶パネルを量産する。多面取りが可能な最新の生産設備とともに、露光工程の処理を減らすなどの工夫を行い、リードタイムを短縮している。
IPSα姫路は2008年7月に着工したが、景気後退を受けて稼働時期を2010年7月に延期していた。その後、急速に回復した薄型テレビ需要に対応するため、再度早期立ち上げを目指して準備を行い、量産開始を前倒しするに至った。なお投資金額は2,350億円で、当初予定の3,000億円から大幅に投資を抑制した。
ガラス基板サイズは第8世代で、まずは32型換算で月産40.5万台で量産を初め、本年度中には同月産81万台まで増強する計画。主に32型と42型のIPS液晶パネルを量産する。多面取りが可能な最新の生産設備とともに、露光工程の処理を減らすなどの工夫を行い、リードタイムを短縮している。