3Dパススルー信号&ARCやDLNAにも対応
ヤマハ、新世代YPAO搭載の中級AVアンプ3モデルを発売
ヤマハ(株)は、「DSP-Z11」などフラグシップ機の思想を継承したミドルクラスAVアンプ3機種を10月上旬より発売する。ラインナップは下記の通り。
・RX-V3067 ¥233,100(税込)
・RX-V2067 ¥178,500(税込)
・RX-V1067 ¥120,750(税込)
同社のフラグシップモデル「DSP-Z11」(関連ニュース)や、準フラグシップモデル「DSP-Z7」(関連ニュース)の高音質設計思想を受け継ぎ、独自の音場創成技術「シネマDSP3」や新YPAOなどを搭載した中級機。Windows7&DLNA1.5対応のネットワーク機能も備えており、iPodやUSBメモリ、PC内のデータやインターネットラジオを楽しむことができる。再生対応フォーマットはMP3、WAV、WMA、MPEG 4-AAC、FLAC(96kHz/24bitまで)。
3機種はすべてドルビーTrueHDとDTS-HD MAのデコーダーを搭載。HDMIはver.1.4で、入力8系統(フロントに1系統)、出力2系統を装備。3D信号のパススルーおよびオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応している。カラーは全モデルともブラックとゴールドの2色展開となる。
なお、3モデルとも外観や端子数などに差異は無い。各モデルは内部部品やシャーシ構造、DACのグレードといったクオリティ面で区別されており、同社は「ユーザー側の音質・画質に対するこだわりの度合いで選んで欲しい」と訴求している。音質傾向としては、下記の点の追求が各モデルの特徴として挙げられる。
RX-V3067…「ワイドレンジ、低域の沈み込み、情報量アップ、開放感、静寂性」
RX-V2067…「ワイドレンジ、中低域の量感、中高域のパンチ力、解像度、開放感」
RX-V1067…「ボーカル帯域のエネルギー感、解像度、レスポンスの良さ、開放感」
操作面では、「RX-V767」(関連ニュース)に搭載されていた、オーバーレイ表示対応の新GUIメニューを今回も採用した。また、同社独自の音場創成技術「シネマDSP」、バーチャルプレゼンススピーカー(VPS)も併せて搭載。音楽・映像ともに視聴コンテンツに合わせた空間再現能力を追求したという。また、圧縮音源を補間するミュージックエンハンサー機能とシネマDSPの併用にも、引き続き対応している。
RX-V3067は、定格出力140W×7の7.1ch AVアンプ。外部パワーアンプを追加することによって、最大11.2chまで拡張が可能。「シネマ DSP-plus」をベースに高さ方向の音場データを加え、立体的なサラウンド空間を再現する「シネマDSP<3Dモード>」を搭載しているほか、リアプレゼンススピーカーを使用してよりリアルな三次元音場を再生する「シネマDSP3」にも対応している。D/Aコンバーターは「DSP-Z11」と同等のバーブラウン「DSD1796」を主要7chに採用している。シャーシには3モデルの中で唯一ダブルボトム構造を採用したほか、DSP-Z11にも採用されたメタルレッグを搭載。H型クロスフレームを採用し、制振・高剛性の向上を図った。
音質回路はDSP-Z11とDSP-Z7で好評だった、DACのグラウンドをアナログ基板と共通化する「D.O.P.G」(DAC on Pure Ground)を採用し、ノイズの流入を防止。さらに、リクロック回路によりジッター成分を除去する対策も施している。また高速温度検出タイプのパワートランジスタを搭載し、肉厚ヒートシンクの採用で制振・放熱特性を改善した。音質向上パーツとしてDACはバーブラウン「DSD1791」と「DSD1796」を、ブロックケミコンは本機専用に開発したものを採用している。
映像処理回路にはHQVの「VHD1900」を搭載。ディティール強調、エッジ強調、モスキートノイズリダクション、ブロックノイズリダクション、テンポラルノイズリダクションなどを調整することができる。
自動音場補正機能は「Z11」と同等のマルチポイント計測(最大8箇所)が可能。部屋の初期反射音を制御する「YPAO-R.S.C」と、室内の残響特性に合わせてシネマDSPを最適化する「DSPエフェクトノーマライズ」も今回新たに搭載した。リモコンも新しくなり、フルLEDバックライトキーを装備したタイプが付属される。
RX-V2067は、定格出力130W×7の7.1ch AVアンプで、外部パワーアンプを追加した場合の最大拡張数は9.2ch。HQV「VHD1900」の搭載、新世代YPAO採用、ドルビーTrueHDとDTS-HD Master Audioのデコードに対応する点は上述のRX-V3067と同様だが、ディテール強調などの調整はオートモードのみ、リモコンのフルLEDバックライトキーや音質機能部分の中でDSDダイレクトを省略するなどして価格を抑えた。
RX-V1067は、定格出力105W×7の7.1ch AVアンプ。HQV最新チップやYPAOの室内初期反射音制御機能などは搭載しておらず、装備するシステム対象をWin7&DLNA1.5ネットワーク機能や、3D&ARC対応部分に絞ることによって、低価格化を実現した。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
・RX-V3067 ¥233,100(税込)
・RX-V2067 ¥178,500(税込)
・RX-V1067 ¥120,750(税込)
同社のフラグシップモデル「DSP-Z11」(関連ニュース)や、準フラグシップモデル「DSP-Z7」(関連ニュース)の高音質設計思想を受け継ぎ、独自の音場創成技術「シネマDSP3」や新YPAOなどを搭載した中級機。Windows7&DLNA1.5対応のネットワーク機能も備えており、iPodやUSBメモリ、PC内のデータやインターネットラジオを楽しむことができる。再生対応フォーマットはMP3、WAV、WMA、MPEG 4-AAC、FLAC(96kHz/24bitまで)。
3機種はすべてドルビーTrueHDとDTS-HD MAのデコーダーを搭載。HDMIはver.1.4で、入力8系統(フロントに1系統)、出力2系統を装備。3D信号のパススルーおよびオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応している。カラーは全モデルともブラックとゴールドの2色展開となる。
なお、3モデルとも外観や端子数などに差異は無い。各モデルは内部部品やシャーシ構造、DACのグレードといったクオリティ面で区別されており、同社は「ユーザー側の音質・画質に対するこだわりの度合いで選んで欲しい」と訴求している。音質傾向としては、下記の点の追求が各モデルの特徴として挙げられる。
RX-V3067…「ワイドレンジ、低域の沈み込み、情報量アップ、開放感、静寂性」
RX-V2067…「ワイドレンジ、中低域の量感、中高域のパンチ力、解像度、開放感」
RX-V1067…「ボーカル帯域のエネルギー感、解像度、レスポンスの良さ、開放感」
操作面では、「RX-V767」(関連ニュース)に搭載されていた、オーバーレイ表示対応の新GUIメニューを今回も採用した。また、同社独自の音場創成技術「シネマDSP」、バーチャルプレゼンススピーカー(VPS)も併せて搭載。音楽・映像ともに視聴コンテンツに合わせた空間再現能力を追求したという。また、圧縮音源を補間するミュージックエンハンサー機能とシネマDSPの併用にも、引き続き対応している。
RX-V3067は、定格出力140W×7の7.1ch AVアンプ。外部パワーアンプを追加することによって、最大11.2chまで拡張が可能。「シネマ DSP-plus」をベースに高さ方向の音場データを加え、立体的なサラウンド空間を再現する「シネマDSP<3Dモード>」を搭載しているほか、リアプレゼンススピーカーを使用してよりリアルな三次元音場を再生する「シネマDSP3」にも対応している。D/Aコンバーターは「DSP-Z11」と同等のバーブラウン「DSD1796」を主要7chに採用している。シャーシには3モデルの中で唯一ダブルボトム構造を採用したほか、DSP-Z11にも採用されたメタルレッグを搭載。H型クロスフレームを採用し、制振・高剛性の向上を図った。
音質回路はDSP-Z11とDSP-Z7で好評だった、DACのグラウンドをアナログ基板と共通化する「D.O.P.G」(DAC on Pure Ground)を採用し、ノイズの流入を防止。さらに、リクロック回路によりジッター成分を除去する対策も施している。また高速温度検出タイプのパワートランジスタを搭載し、肉厚ヒートシンクの採用で制振・放熱特性を改善した。音質向上パーツとしてDACはバーブラウン「DSD1791」と「DSD1796」を、ブロックケミコンは本機専用に開発したものを採用している。
映像処理回路にはHQVの「VHD1900」を搭載。ディティール強調、エッジ強調、モスキートノイズリダクション、ブロックノイズリダクション、テンポラルノイズリダクションなどを調整することができる。
自動音場補正機能は「Z11」と同等のマルチポイント計測(最大8箇所)が可能。部屋の初期反射音を制御する「YPAO-R.S.C」と、室内の残響特性に合わせてシネマDSPを最適化する「DSPエフェクトノーマライズ」も今回新たに搭載した。リモコンも新しくなり、フルLEDバックライトキーを装備したタイプが付属される。
RX-V2067は、定格出力130W×7の7.1ch AVアンプで、外部パワーアンプを追加した場合の最大拡張数は9.2ch。HQV「VHD1900」の搭載、新世代YPAO採用、ドルビーTrueHDとDTS-HD Master Audioのデコードに対応する点は上述のRX-V3067と同様だが、ディテール強調などの調整はオートモードのみ、リモコンのフルLEDバックライトキーや音質機能部分の中でDSDダイレクトを省略するなどして価格を抑えた。
RX-V1067は、定格出力105W×7の7.1ch AVアンプ。HQV最新チップやYPAOの室内初期反射音制御機能などは搭載しておらず、装備するシステム対象をWin7&DLNA1.5ネットワーク機能や、3D&ARC対応部分に絞ることによって、低価格化を実現した。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)AVお客様ご相談センター
TEL/0570-01-1808(ナビダイヤル)
TEL/053-460-3409(携帯電話、PHS)
関連リンク
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-V3067
- 発売日2010年10月上旬
- 価格¥233,100(税込)
【SPEC】 ●定格出力:140W×7 (20-20kHz、6Ω)●実用最大出力: ●入力端子:HDMI×8(フロント1)、アナログ×10、デジタル×7(光3、同軸4、V-AUXフロント1)、DOCK×1、LAN×1、ネットワーク(RJ45):1、USB×1(フロント1) ●出力端子:HDMI×2、SP OUT ch、PRE OUT 9.2ch、サブウーファーOUT×、映像× ●最大消費電力:350W ●待機時消費電力:iPodスタンバイ充電時 約5W、HDMIスタンバイ時 約2.7W、ネットスタンバイ時 約5W ●外形寸法:435W×182H×430Dmm ●質量:17kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-V2067
- 発売日2010年10月上旬
- 価格¥178,500(税込)
【SPEC】 ●定格出力:130W×7 (20-20kHz、6Ω)●実用最大出力: ●入力端子:HDMI×8(フロント1)、アナログ×10、デジタル×7(光3、同軸4、V-AUXフロント1)、DOCK×1、LAN×1、ネットワーク(RJ45):1、USB×1(フロント1) ●出力端子:HDMI×2、SP OUT ch、PRE OUT 9.2ch、サブウーファーOUT×、映像× ●最大消費電力:350W ●待機時消費電力:iPodスタンバイ充電時 約5W、HDMIスタンバイ時 約2.7W、ネットスタンバイ時 約5W ●外形寸法:435W×182H×430Dmm ●質量:16kg
- ジャンルAVアンプ
- ブランドYAMAHA
- 型番RX-V1067
- 発売日2010年10月上旬
- 価格¥120,750(税込)
【SPEC】 ●定格出力:105W×7 (20-20kHz、6Ω)●実用最大出力: ●入力端子:HDMI×8(フロント1)、アナログ×10、デジタル×7(光3、同軸4、V-AUXフロント1)、DOCK×1、LAN×1、ネットワーク(RJ45):1、USB×1(フロント1) ●出力端子:HDMI×2、SP OUT ch、PRE OUT 9.2ch、サブウーファーOUT×、映像× ●最大消費電力:350W ●待機時消費電力:iPodスタンバイ充電時 約5W、HDMIスタンバイ時 約2.7W、ネットスタンバイ時 約5W ●外形寸法:435W×182H×430Dmm ●質量:14.7kg