HOME > ニュース > 【更新】アップル、マルチタッチ対応の新「iPod nano」を発売

背面にはクリップ

【更新】アップル、マルチタッチ対応の新「iPod nano」を発売

公開日 2010/09/02 05:14 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アップルは、本体前面にマルチタッチディスプレイを備えた新「iPod nano」を発表した。

新「iPod nano」

iPod nanoの側面、正面、背面

8GBタイプが13,800円で、16GBタイプが16,800円。カラーバリエーションはシルバー、ダークシルバー、ピンク、グリーン、ブルー、(product)REDの計7色がそろう。ただし(product)REDはApple Store限定。国内での出荷は来週開始される予定。

カラーバリエーション

本体は前面がマルチタッチディスプレイになり、これまでのクリックホイールは廃止された。タッチやスワイプで本体のコントロールができる。

本体前面。下部にドック端子とイヤホン端子が見える

背面にはアップルのロゴマーク


クリップで洋服などに固定できる

腕時計にできちゃうかも?

なお、アイコンを長押しすると、iPhoneやiPod touchと同様、アイコン移動モードに切り替わる。ページをまたいだアイコンの移動も可能。さらに、画面を2本の指でタッチし、回転させることで、画面の向きを上下左右自由に変えることができる。iPhoneなどのように、自動的に画面向きを変更する機能は備えていない。

アイコンにはiPhoneなどで見慣れたデザインも

曲単位やアルバム単位などもそれぞれアイコン化されている

リスト表示画面をスクロールするときは、画面をタッチしてスワイプすることで、頭文字が大きく表示されるユーザーインターフェースとなっている。これにより、小さい画面ながら目的の楽曲やアーティストなどを探しやすくなっている。写真を表示している際には、ダブルタップで拡大表示することも可能。

写真をイベントごとに整理して表示したところ

写真はダブルタップで拡大し、スクロールもすることができる

また、メニューから階層を掘っていったときに、前の階層に戻りたいときは、画面を右にスワイプする。さらに、画面の1点を長押しすることで、いつでもホーム画面に戻ることができる。

設定画面。こういう時、右にスワイプすると前の階層に戻れる

本体には加速度センサーも装備。本体をシェイクすることで曲をシャッフル再生することも可能。さらにVoiceOverにも対応している。

再生中は画面のように楽曲情報やスキップボタンなどが表示される

左の画面右下の「i」ボタンを押すとレートを設定することなども可能

そのほか機能面では、音楽、オーディオブック、Podcast、写真、FMラジオ、歩数計、Nike + iPodに標準対応する。なおFMラジオは、放送中の番組を一時的に録音し、あとから再生できるライブポーズ機能も利用できる。動画の再生や撮影は行えない。

Nike + iPodやオーディオブック機能にも対応

バッテリーはリチウムイオンで、持続時間はオーディオ再生時で最長24時間。高速充電が可能で、約1.5時間で80%の充電が可能。フル充電には約3時間が必要となる。

ディスプレイはカラーで、サイズは1.54インチ、解像度は240×240ピクセル。


クリップで服などに挟んで装着できる
外形寸法は37.5 x 40.9 x 8.78 mm、質量は21.1g。小型化したことでウェアラブル性能も向上。背面にはクリップを備え、iPod shuffleと同様、ポケットなどに挟んで固定することができる。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク