オンキヨー、3D/ARC対応でスピーカー増設も可能なシアターラックを発売
46型クラスまでの薄型テレビ設置に適したシアターラックシステム。外形寸法は1,200W×399H×413Dmm、質量は45kg。本体下部の収納スペース部は幅が900mmで、奥行きは上段が350mm、下段が340mm。一般的なレコーダーやプレーヤーなどなら、4台の設置が可能となっている。なお、本体色はブラックのみ。
フロントスピーカーは8cm A-OMFモノコック×2、トゥイーターは2cmバランスドーム×2。サブウーファーは13cmコーン型のユニットを、キャビネット底面に2基搭載する、ツインサブウーファー構成としている。
搭載しているスピーカーは2.1chだが、5.1chアンプを内蔵し、スピーカーを追加することで5.1chシステムに拡張できるのが特徴。アンプの実用最大出力は30W×5ch(6Ω)+60W(3Ω)。なおアンプ部には、単品コンポと同様の設計手法を投入し、ノイズ干渉を抑えているほか、同社独自のVLSC回路も搭載している。
なお、本機にマッチする増設用のスピーカーとして、センタースピーカー「D-077C」とサラウンドスピーカー「D-077E」も11月25日に発売される。価格はともにオープンだが、D-077Cは10,000円前後、D-077Eは33,000円前後(ペア)での販売が予想される。
ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audioのデコーダーも内蔵。さらにバーチャルサラウンド技術「Theater-Dimensional」も搭載している。
前述のとおり、HDMI端子はVer1.4aで、入力3/出力1系統を装備。3D映像の伝送やARCにも対応している。HDMI CEC機能にも対応し、VIERA/DIGA/REGZA/AQUOS(2008年4月以降の機種)/WoooとのHDMIリンクが利用できる。そのほか、同軸デジタル入力1系統、光デジタル入力2系統、RCAステレオ入力2系統も備えている。同社のiPodトランスポート「ND-S1」との組み合わせも行える。
機能面では、画面に半透明のユーザーインターフェースを重ねるオーバーレイOSDに対応。また、スピーカーの位置や距離などを付属マイクで測定し、音場を補正する機能も搭載。補正機能は「Audyssey 2EQ」で、視聴エリア3ポイントまでの測定が可能となっている。
【問い合わせ先】
オンキヨーコールセンター
TEL/050-3161-9555