カナル型イヤホン「ATH-CKM77」も登場
オーディオテクニカ、5万円台のサラウンドHP「ATH-DWL5500」やチタン&ステンレスハウジングの「ATH-CKM99」など新製品を大量発表
(株)オーディオテクニカは、本日2010年秋冬モデルの新製品発表会を開催した。発表会は多数の新製品のほか、DJ TARO氏やBOAさん、同社ホームページで「ショートショートストーリー」を連載中の漫画家タムさんら豪華アーティストが登場。Ustreamで生中継を行うなど非常に賑やかな内容となった。本項では新製品の中から、特に注目の製品をピックアップしてお伝えしよう。
ワイヤレスサラウンドヘッドホン
■ATH-DWL5500 ¥OPEN(予想実売価格5万円前後)11月19日発売
2007年11月発売の「ATH-DWL5000」の後継機となるモデルで、ヘッドホン部、トランスミッター部、充電池/充電器、光デジタルケーブルがセットになっている。また、別売で増設用ヘッドホン「ATH-DWL5500R」も用意している。こちらもオープン価格で、3万円前後での販売が見込まれる。
「ATH-DWL5000」は120,750円(税込)という価格だったが、本機は実売5万円前後と大きくプライスダウン。「性能を維持しつつ、手頃な価格を目指した」(同社説明員)という。また、バーチャルサラウンドも、DWL5000は5.1chだが本機は7.1chまで対応となった。
伝送には2.4GHz無線方式を採用。最長30m離れても使用が可能だ。ヘッドホン部はオープンエアダイナミック型を採用。ドライバーは53mm径でDWL5000と変わらないが、「若干のコストダウンを施した」(同社説明員)とのことだ。再生周波数帯域は5〜35,000Hzを実現している。
トランスミッター部は、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、DTS、AAC、ドルビープロロジックIIxのデコーダーを搭載。デコードした信号をドルビーヘッドホン信号でヘッドホンに送信し、7.1chサラウンドを楽しむことが可能となっている。また、入力端子として光デジタル、RCAピンジャックを1系統ずつ、出力端子として光デジタルを2系統備えている。
電源はニッケル水素充電池、もしくは単三形アルカリ乾電池2本を使用。充電池の場合、約10時間の連続使用が可能だ。
カナル型イヤホン
■ATH-CKM99 ¥21,000(税込)11月19日発売
ダイナミック型イヤホンで、本機専用に開発した直径14mmドライバーを搭載。再生周波数帯域は5〜28,000Hzで、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は200mW、インピーダンスは16Ωとなっている。
ハウジング部に切削チタンを、そしてコードとの接続部分にはステンレスを使用したハイブリッド筐体が特徴。異なる素材を採用することで共振を抑えるという。さらに両パーツはケースダンパーによるフローティング構造となっており、こちらでも振動対策がなされている。
また、高域特性を改善し自然な音の広がりを実現するアコースティックレジスターを搭載している。
イヤーピースはXS/S/M/Lを付属。Y型コードの長さは0.6mで、0.6mの延長コードを付属する。そのほか持ち運び用キャリングケースや、金属筐体のため指紋が付きやすいとのことでお手入れ用クリーニングクロスも用意している。
カナル型イヤホン
■ATH-CKM77 ¥12,600(税込)11月19日発売
本機専用に開発した直径13mmドライバーを搭載するダイナミック型イヤホン。再生周波数帯域は5〜25,000Hzで、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は200mW、インピーダンスは16Ωとなっている。
ATH-CKM99と同じくハイブリッドハウジングを採用しているのが特徴。ただしこちらはハウジング部が、ステンレス切削、コードとの接続部分にはアルミを使っている。また両パーツの間には樹脂ダンパーが配置されている。
イヤーピースはXS/S/M/Lを付属。Y型コードの長さは0.6mで、0.6mの延長コードを付属する。そのほか持ち運び用キャリングケースや、金属筐体のため指紋が付きやすいとのことでお手入れ用クリーニングクロスも用意している。
ノイズキャンセリングヘッドホン
■ATH-ANC25 ¥OPEN(予想実売価格6,000円前後)12月10日発売
手頃な価格を実現したエントリーモデルのノイズキャンセリングヘッドホン。これまで発売された「ATH-ANC7b」とは異なる「フィードフォワード方式」で騒音の低減をおこなっている。ノイズキャンセルレベルは最大-15dB。NC専用設計を施した直径40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20〜20,000Hz、出力音圧レベルは100dB/mW(NC使用時)/94dB/mW(NC不使用時)、インピーダンスは20Ω(NC使用時)/15Ω(NC不使用時)。
電源は単四アルカリ電池1本で、約40時間の使用が可能。電池が切れた際も通常使用ができるスルー機能も備えている。
外観の変更点は、まず小型・軽量化を図ったこと。そして「ATH-ANC7b」はイヤーカップ型としていたが、本機は耳乗せ型としたこと。長時間使用でも快適な装着感を実現するという。
コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことも可能。専用ポート、航空機用変換アダプター、1.2mの専用ヘッドホンコードが付属する。
DJヘッドホン
■ATH-PRO700MK2 ¥OPEN(予想実売価格17,000円前後)11月19日発売
2004年発売の「ATH-PRO700」のリファインモデルで、2008年に1,000台限定で発売された「ATH-PRO700LTD」の音質を目指してチューンされたという。「ATH-PRO700よりも低域の量感や中高域の再現力向上を目指した」(同社説明員)
片耳モニターに適した50度/90度ハウジング回転機構を採用。コードはネジ式着脱タイプで、用途に合わせてストレートコードとカールコードを使い分けることができる。
密閉ダイナミック型で、専用設計の直径53mmドライバーを搭載。出力音圧レベルは106dB/mWで、再生周波数帯域は5〜35,000Hz。インピーダンスは38Ω。プラグには金メッキが施されている。
【問い合わせ先】
オーディオテクニカ相談窓口
TEL/0120-773-417
(携帯電話などからは03-6746-0211)
ワイヤレスサラウンドヘッドホン
■ATH-DWL5500 ¥OPEN(予想実売価格5万円前後)11月19日発売
2007年11月発売の「ATH-DWL5000」の後継機となるモデルで、ヘッドホン部、トランスミッター部、充電池/充電器、光デジタルケーブルがセットになっている。また、別売で増設用ヘッドホン「ATH-DWL5500R」も用意している。こちらもオープン価格で、3万円前後での販売が見込まれる。
「ATH-DWL5000」は120,750円(税込)という価格だったが、本機は実売5万円前後と大きくプライスダウン。「性能を維持しつつ、手頃な価格を目指した」(同社説明員)という。また、バーチャルサラウンドも、DWL5000は5.1chだが本機は7.1chまで対応となった。
伝送には2.4GHz無線方式を採用。最長30m離れても使用が可能だ。ヘッドホン部はオープンエアダイナミック型を採用。ドライバーは53mm径でDWL5000と変わらないが、「若干のコストダウンを施した」(同社説明員)とのことだ。再生周波数帯域は5〜35,000Hzを実現している。
トランスミッター部は、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、DTS、AAC、ドルビープロロジックIIxのデコーダーを搭載。デコードした信号をドルビーヘッドホン信号でヘッドホンに送信し、7.1chサラウンドを楽しむことが可能となっている。また、入力端子として光デジタル、RCAピンジャックを1系統ずつ、出力端子として光デジタルを2系統備えている。
電源はニッケル水素充電池、もしくは単三形アルカリ乾電池2本を使用。充電池の場合、約10時間の連続使用が可能だ。
カナル型イヤホン
■ATH-CKM99 ¥21,000(税込)11月19日発売
ダイナミック型イヤホンで、本機専用に開発した直径14mmドライバーを搭載。再生周波数帯域は5〜28,000Hzで、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は200mW、インピーダンスは16Ωとなっている。
ハウジング部に切削チタンを、そしてコードとの接続部分にはステンレスを使用したハイブリッド筐体が特徴。異なる素材を採用することで共振を抑えるという。さらに両パーツはケースダンパーによるフローティング構造となっており、こちらでも振動対策がなされている。
また、高域特性を改善し自然な音の広がりを実現するアコースティックレジスターを搭載している。
イヤーピースはXS/S/M/Lを付属。Y型コードの長さは0.6mで、0.6mの延長コードを付属する。そのほか持ち運び用キャリングケースや、金属筐体のため指紋が付きやすいとのことでお手入れ用クリーニングクロスも用意している。
カナル型イヤホン
■ATH-CKM77 ¥12,600(税込)11月19日発売
本機専用に開発した直径13mmドライバーを搭載するダイナミック型イヤホン。再生周波数帯域は5〜25,000Hzで、出力音圧レベルは104dB/mW、最大入力は200mW、インピーダンスは16Ωとなっている。
ATH-CKM99と同じくハイブリッドハウジングを採用しているのが特徴。ただしこちらはハウジング部が、ステンレス切削、コードとの接続部分にはアルミを使っている。また両パーツの間には樹脂ダンパーが配置されている。
イヤーピースはXS/S/M/Lを付属。Y型コードの長さは0.6mで、0.6mの延長コードを付属する。そのほか持ち運び用キャリングケースや、金属筐体のため指紋が付きやすいとのことでお手入れ用クリーニングクロスも用意している。
ノイズキャンセリングヘッドホン
■ATH-ANC25 ¥OPEN(予想実売価格6,000円前後)12月10日発売
手頃な価格を実現したエントリーモデルのノイズキャンセリングヘッドホン。これまで発売された「ATH-ANC7b」とは異なる「フィードフォワード方式」で騒音の低減をおこなっている。ノイズキャンセルレベルは最大-15dB。NC専用設計を施した直径40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は20〜20,000Hz、出力音圧レベルは100dB/mW(NC使用時)/94dB/mW(NC不使用時)、インピーダンスは20Ω(NC使用時)/15Ω(NC不使用時)。
電源は単四アルカリ電池1本で、約40時間の使用が可能。電池が切れた際も通常使用ができるスルー機能も備えている。
外観の変更点は、まず小型・軽量化を図ったこと。そして「ATH-ANC7b」はイヤーカップ型としていたが、本機は耳乗せ型としたこと。長時間使用でも快適な装着感を実現するという。
コンパクトに折りたたんで持ち運ぶことも可能。専用ポート、航空機用変換アダプター、1.2mの専用ヘッドホンコードが付属する。
DJヘッドホン
■ATH-PRO700MK2 ¥OPEN(予想実売価格17,000円前後)11月19日発売
2004年発売の「ATH-PRO700」のリファインモデルで、2008年に1,000台限定で発売された「ATH-PRO700LTD」の音質を目指してチューンされたという。「ATH-PRO700よりも低域の量感や中高域の再現力向上を目指した」(同社説明員)
片耳モニターに適した50度/90度ハウジング回転機構を採用。コードはネジ式着脱タイプで、用途に合わせてストレートコードとカールコードを使い分けることができる。
密閉ダイナミック型で、専用設計の直径53mmドライバーを搭載。出力音圧レベルは106dB/mWで、再生周波数帯域は5〜35,000Hz。インピーダンスは38Ω。プラグには金メッキが施されている。
【問い合わせ先】
オーディオテクニカ相談窓口
TEL/0120-773-417
(携帯電話などからは03-6746-0211)
トピック
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-CKM99
- 発売日2010年11月19日発売
- 価格¥21,000(税込)
【SPEC】●型式:ダイナミック型 ●ドライバー:Φ14mm ●出力音圧レベル:104dB/mW ●再生周波数帯域:5〜28kHz ●インピーダンス:16Ω ●コード長:0.6m ●質量:約10g
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-CKM77
- 発売日2010年11月19日発売
- 価格¥12,600(税込)
【SPEC】●型式:ダイナミック型 ●ドライバー:Φ13mm ●出力音圧レベル:104dB/mW ●再生周波数帯域:5〜25kHz ●インピーダンス:16Ω ●コード長:0.6m ●質量:約8g
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-DWL5500
- 発売日2010年11月19日発売
- 価格¥OPEN(予想実売価格5万円前後)
【SPEC】<トランスミッター>●デコーダー機能:ドルビーデジタル/ドルビーデジタルEX/DTS/AAC/ドルビープロロジックIIx ●バーチャルサラウンド機能:ドルビーヘッドホン ●変調方式:DSSS ●送信周波数帯域:2.4GHz帯 ●到達距離:最長約30m ●入力:光デジタル入力×2、LINE入力(RCAピンジャックL/R)×1 ●出力:光デジタル出力×2 ●電源:DC5V(付属のACアダプターを使用) ●最大外形寸法:約151W×43H×127Dmm ●質量:約370g
<ヘッドホン>● 型式:オープンエアダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●再生周波数特性:5〜35kHz ●電源:単3形ニッケル水素充電池×2、または単3形アルカリ乾電池×2 ●連続使用時間:約10時間 ●質量:約370g
<ヘッドホン>● 型式:オープンエアダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●再生周波数特性:5〜35kHz ●電源:単3形ニッケル水素充電池×2、または単3形アルカリ乾電池×2 ●連続使用時間:約10時間 ●質量:約370g
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-ANC25
- 発売日2010年12月10日発売
- 価格¥OPEN(予想実売価格6,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:Φ40mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:20〜20kHz ●インピーダンス:20Ω(NC使用時)、15Ω(NC不使用時) ●電源:単4形アルカリ電池×1 ●質量:約104g(本体のみ)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-PRO700MK2
- 発売日2010年11月19日発売
- 価格¥OPEN(予想実売価格17,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:106dB/mW ●再生周波数帯域:5〜35kHz ●インピーダンス:38Ω ●質量:約305g