アップル、2010年第4四半期は記録的な売上げ － ジョブズ氏「今年中にいくつかのサプライズを用意」

米Appleは現地時間18日、9月25日で終了した2010年第4四半期の業績を発表した。

期間中の売上げは約203.4億ドル、利益は約43.1億ドルで、ともにこれまでの同社の最高記録となった。なお、昨年同期の売上げは約122.1億ドル、利益は約25.3億ドルだった。

同社は期間中、約1410万台のiPhoneを販売し、対前年比は91％増を記録。Macは期間中に約389万台を販売し、対前年比では27％増となった。一方、iPodの期間中の販売は約905万台で、前年比は11％減だった。iPadの販売台数は419万台となった。

同社CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、iPhoneの売上が1年で91％増となり、約1,410万台の販売を記録したことに言及。Blackberryを販売するRIMの、約1,210万台という直近の販売台数を超えたことを強調している。

さらにジョブズ氏は、「我々はまだいくつかのサプライズを、今年中に用意している」と述べ、近日中の新製品や新サービス発表を示唆している。

なお同社は、現地時間の10月20日に「Back to the Mac」というイベントを開催する予定だ。