HOME > ニュース > 三菱電機、2010年度第2四半期の業績を発表 − 営業利益は前年同期比736%増の613億円

家庭電器事業は黒字化を達成

三菱電機、2010年度第2四半期の業績を発表 − 営業利益は前年同期比736%増の613億円

公開日 2010/10/29 17:33 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
三菱電機(株)は、2010年度第2四半期の連結業績決算を発表。連結営業利益は全てのセグメントにおいて増益となり、前年同期比736%増の613億円となったことなどを明かした。


売上高は、重電システム部門、産業メカトロニクス部門、電子デバイス部門及び家庭電器部門の増収などにより、前年同期比 112%増の9,329億円を達成。連結営業利益は、全てのセグメントにおいて増益となり、全体では前年同期比736%の613億円となった。

液晶テレビが含まれる家庭電器事業は、今夏の猛暑により需要増となった国内外向け空調機器、各国政府補助金制度の効果等による国内外向け太陽光発電システム、国内向け液晶テレビ等の伸長により、売上は前年同期比114%となる2,505億円を達成。そして営業利益では前年同期比で129億円改善した123億円の利益を計上。黒字化を果たした。

また、同社では通期の業績見通しを上方修正。7月30日に発表した見通しから、売上高を3兆5,300億円から3兆5,600億円に、営業利益を1,600億円から2,050億円へと変更した。

見通しの上方修正について同社では、想定を上回る円高の進行はあるものの、アジアを中心に設備投資需要が堅調に推移している産業メカトロニクス部門、今夏の猛暑により空調機器等の売上が増加した家庭電器部門などで前回予想を上回る業績が見込まれることを理由に挙げている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク