North Star Design/MHaudioの新製品
<ヘッドホン祭>オヤイデ「FiiO E9」/Westoneのカスタムイヤホン/ビクター“木”の特性を活かしたイヤホン&ヘッドホン
フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「秋のヘッドホン祭2010」に出展されたオヤイデ、Westone、ビクター、North Star Designなど、各ブランドの注目製品をピックアップする。
■オヤイデはデスクトップ・ヘッドホンアンプ「FiiO E9」を発表
オヤイデは初夏に発売した小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」(関連ニュース)と組み合わせてUSB DACとして使用できる、大型ボリュームコントローラーを搭載したデスクトップサイズのヘッドホンアンプ「FiiO E9」を参考出品した。
本機は11月15日の発売が予定されており、価格はオープンだが18,900円前後での販売が見込まれる。本体には3.5mmステレオミニと、6.3mmステレオ標準ヘッドホン出力を備え、切り替え式のゲインスイッチによって高低が選べ、両インピーダンスのヘッドホン/イヤホンにマッチングが可能だ。入力されたオーディオ信号は、3.5mmステレオミニ端子とRCA端子から出力できる。
本体上部には専用ドックベースを設け、同社の小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」をドッキングさせることでUSB DAC機能を拡張できる。ドッキング時にはPCからUSB経由で音楽データを転送・再生できるほか、E7本体の充電も可能。別売オプションでiPod/iPhone対応ドックへの換装対応も予定されているという。
また、同社が展開する“neo”ブランドから、RCAオーディオケーブルも11月に発売が予定されており、PCOCCA導体、プラチナロジウムメッキ端子を採用する“class S”、PCOCCA導体と銀ロジウムメッキ端子採用の“class A”、OFC導体と金メッキ端子を採用する“class B”各モデルが展示されていた。
■シネックスはWestone製品のラインナップを一堂に展示
シネックスは、同社が取り扱う米Westoneのコンシューマーモデル「Westone 3/2/1」、イヤーモニター「UM3X/2/1」を一堂に揃え、それぞれの試聴展示をメインに展開した。
Westoneブランド関連の出展では、同じくヘッドホン祭に出展したミックスウェーブが、エントリー向けカスタムイヤホン「AC2」を紹介。10月21日から受注を開始したモデルで、価格はオープンだが、64,800円前後での販売が見込まれる。本体に2基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載し、パッシブ型のクロスオーバー・ネットワークを採用。ハイエンドカスタムモデル「ESシリーズ」の技術を継承しつつ、筐体の素材をアクリルに変更し、カラーバリエーションをクリアのみに限定することで、カスタムイヤホンのエントリー向けモデルとして手頃な価格設定を実現している。受注は関東エリアはフジヤエービック、関西エリアはeイヤホンが取り扱っている。
■ビクターはウッドドームユニット搭載の「HA-FX700」などを出展
ヘッドホン祭のイベントに初参加となる日本ビクターは、木製素材のユニット&ハウジングを搭載したカナル型イヤホン「HA-FX700」や、弟機の「HP-FX500」など、ブランドオリジナルの技術を採用した製品の魅力をアピールした。ブースの一角には天然木ハウジングを搭載したHiFiヘッドホン「HP-DX1000」「HP-DX700」のサウンドを確認できるコーナーも設けられた。
「HA-FXC71」も同社のイヤホンラインナップで人気の高いモデル。「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」や耳穴により深くドライバーユニットを装着できる「トップマウント構造」の採用により、高音質再生を実現したハイCPなスタンダードモデルだ。同社の展示説明員によれば、「今年初夏の発売以来、iPod付属のヘッドホンの買い換えユーザーをはじめ人気の高いモデル。本機をきっかけに、ビクターの他のラインナップに興味を持っていただくことも多い」のだという。
■ナスペックはNorth Star Designの32bit対応DACをデモ
ナスペックは同社が取り扱うNorth Star Designより、USB2.0入力の192kHz/32bitオーディオソースの再生に対応したDAC「Essensio」を出展。リスニングコーナーには大勢の来場者が詰めかけた。
本機は今年の6月に国内導入された「USB dac32」(関連ニュース)のパフォーマンスを受け継いだ、スタンダードモデルのオーディオ用DAC。価格は157,500円(税込)。USB dac32に搭載されていた、ノイズ源となるジッターを除去する非同期型モードを採用したUSB入力を搭載しており、USB経由のオーディオ入力は最高192kH/32bitまで対応した点も大きな特徴だ。
イベントでは、同社が取り扱うCambridge Audioの「DAC MAGIC」や、エントリーCDプレーヤー&プリメイン“Azur350”シリーズ、Pro-Ject社の“Componentシリーズ”より「Head Box SE II」も出展され、それぞれのデモが体験できた。
■MHaudioのポータブル・ヘッドホンアンプ&ステレオアンプ
アコースティックフィールドのブースでは、同社が取り扱うMHaudioから、ポータブルサイズのヘッドホンアンプ「HA-1」や、ステレオオーディオアンプ「DA-1」などが出展された。
HA-1(関連ニュース)は、カラフルでスタイリッシュな外観にカスタマイズできる製品であることも特徴のひとつ。ボディカラーのほか、フロントパネル、ボリュームツマミ、電源LEDの各パーツを自由にカスタマイズできる。オプション用アクセサリーとしてレザージャケットも発売されている。
小型オーディオアンプ「DA-1」(46,200円・税込)は10W+10Wの出力を持つステレオアンプ。AC電源で駆動する。本機にヘッドホンアンプを加えた「DA-1h」(48,300円・税込)もラインナップする。本シリーズはカラーの組み合わせやパーツ材料など異なるモデルが用意されている。今回のイベントでは、本機に同社のコンパクトなフルレンジスピーカー「WAON」と組み合わせたデモを行っていた。
■オヤイデはデスクトップ・ヘッドホンアンプ「FiiO E9」を発表
オヤイデは初夏に発売した小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」(関連ニュース)と組み合わせてUSB DACとして使用できる、大型ボリュームコントローラーを搭載したデスクトップサイズのヘッドホンアンプ「FiiO E9」を参考出品した。
本機は11月15日の発売が予定されており、価格はオープンだが18,900円前後での販売が見込まれる。本体には3.5mmステレオミニと、6.3mmステレオ標準ヘッドホン出力を備え、切り替え式のゲインスイッチによって高低が選べ、両インピーダンスのヘッドホン/イヤホンにマッチングが可能だ。入力されたオーディオ信号は、3.5mmステレオミニ端子とRCA端子から出力できる。
本体上部には専用ドックベースを設け、同社の小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」をドッキングさせることでUSB DAC機能を拡張できる。ドッキング時にはPCからUSB経由で音楽データを転送・再生できるほか、E7本体の充電も可能。別売オプションでiPod/iPhone対応ドックへの換装対応も予定されているという。
また、同社が展開する“neo”ブランドから、RCAオーディオケーブルも11月に発売が予定されており、PCOCCA導体、プラチナロジウムメッキ端子を採用する“class S”、PCOCCA導体と銀ロジウムメッキ端子採用の“class A”、OFC導体と金メッキ端子を採用する“class B”各モデルが展示されていた。
■シネックスはWestone製品のラインナップを一堂に展示
シネックスは、同社が取り扱う米Westoneのコンシューマーモデル「Westone 3/2/1」、イヤーモニター「UM3X/2/1」を一堂に揃え、それぞれの試聴展示をメインに展開した。
Westoneブランド関連の出展では、同じくヘッドホン祭に出展したミックスウェーブが、エントリー向けカスタムイヤホン「AC2」を紹介。10月21日から受注を開始したモデルで、価格はオープンだが、64,800円前後での販売が見込まれる。本体に2基のバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載し、パッシブ型のクロスオーバー・ネットワークを採用。ハイエンドカスタムモデル「ESシリーズ」の技術を継承しつつ、筐体の素材をアクリルに変更し、カラーバリエーションをクリアのみに限定することで、カスタムイヤホンのエントリー向けモデルとして手頃な価格設定を実現している。受注は関東エリアはフジヤエービック、関西エリアはeイヤホンが取り扱っている。
■ビクターはウッドドームユニット搭載の「HA-FX700」などを出展
ヘッドホン祭のイベントに初参加となる日本ビクターは、木製素材のユニット&ハウジングを搭載したカナル型イヤホン「HA-FX700」や、弟機の「HP-FX500」など、ブランドオリジナルの技術を採用した製品の魅力をアピールした。ブースの一角には天然木ハウジングを搭載したHiFiヘッドホン「HP-DX1000」「HP-DX700」のサウンドを確認できるコーナーも設けられた。
「HA-FXC71」も同社のイヤホンラインナップで人気の高いモデル。「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」や耳穴により深くドライバーユニットを装着できる「トップマウント構造」の採用により、高音質再生を実現したハイCPなスタンダードモデルだ。同社の展示説明員によれば、「今年初夏の発売以来、iPod付属のヘッドホンの買い換えユーザーをはじめ人気の高いモデル。本機をきっかけに、ビクターの他のラインナップに興味を持っていただくことも多い」のだという。
■ナスペックはNorth Star Designの32bit対応DACをデモ
ナスペックは同社が取り扱うNorth Star Designより、USB2.0入力の192kHz/32bitオーディオソースの再生に対応したDAC「Essensio」を出展。リスニングコーナーには大勢の来場者が詰めかけた。
本機は今年の6月に国内導入された「USB dac32」(関連ニュース)のパフォーマンスを受け継いだ、スタンダードモデルのオーディオ用DAC。価格は157,500円(税込)。USB dac32に搭載されていた、ノイズ源となるジッターを除去する非同期型モードを採用したUSB入力を搭載しており、USB経由のオーディオ入力は最高192kH/32bitまで対応した点も大きな特徴だ。
イベントでは、同社が取り扱うCambridge Audioの「DAC MAGIC」や、エントリーCDプレーヤー&プリメイン“Azur350”シリーズ、Pro-Ject社の“Componentシリーズ”より「Head Box SE II」も出展され、それぞれのデモが体験できた。
■MHaudioのポータブル・ヘッドホンアンプ&ステレオアンプ
アコースティックフィールドのブースでは、同社が取り扱うMHaudioから、ポータブルサイズのヘッドホンアンプ「HA-1」や、ステレオオーディオアンプ「DA-1」などが出展された。
HA-1(関連ニュース)は、カラフルでスタイリッシュな外観にカスタマイズできる製品であることも特徴のひとつ。ボディカラーのほか、フロントパネル、ボリュームツマミ、電源LEDの各パーツを自由にカスタマイズできる。オプション用アクセサリーとしてレザージャケットも発売されている。
小型オーディオアンプ「DA-1」(46,200円・税込)は10W+10Wの出力を持つステレオアンプ。AC電源で駆動する。本機にヘッドホンアンプを加えた「DA-1h」(48,300円・税込)もラインナップする。本シリーズはカラーの組み合わせやパーツ材料など異なるモデルが用意されている。今回のイベントでは、本機に同社のコンパクトなフルレンジスピーカー「WAON」と組み合わせたデモを行っていた。