静止画や動画の2D-3D変換機能などを搭載
ソフトバンク、シャープ製の裸眼3D対応「GALAPAGOS」などAndroidスマートフォンを大量発表
ソフトバンクモバイル(株)は本日、2010年冬から2011年春にかけて発売する新商品の発表会を開催。シャープ製の裸眼3D対応スマートフォンを市場に投入することを発表した。
また、ほかにも全機種Android 2.2を搭載したスマートフォンやタブレット機器など、多彩なラインナップが用意された。
■2機種の「GALAPAGOS」がお目見え
シャープ製スマートフォンの名称は「GALAPAGOS」で、機種名は「003SH」と「005SH」の2機種。シャープが12月に発売予定のタブレット型端末と同じシリーズ名を採用した。OSにはAndroid 2.2を採用している。005SHはディスプレイをスライドさせるとハードウェアキーボードが現れる。
発売時期は、003SHが12月上旬以降、005SHが来年2月中旬以降。003SHは11月12日から予約受付を開始する。
視差バリア方式による裸眼3D立体視に対応した、3.8型の液晶ディスプレイを搭載。解像度は、2D表示の場合は800×480ピクセルで、3D表示の際は横方向の解像度が半分になる。縦持ちでも横持ちのどちらでも3D表示が可能。
本体には静止画や動画の2D-3D変換機能を装備。既存の2Dコンテンツを3Dで楽しめる。また、シャッターボタンを押しながら本体を横方向に移動させることにより、背面のカメラで3D写真を撮影することも可能。カメラ部の撮像素子は、003SHが約960万画素のCCD、005SHが約800万画素のCMOSとなる。
3Dゲームや3D映画の予告編などもプリインストールされている。3Dゲームは「バイオハザード ディジェネレーション」や「ロックマン」「モバイル・パワフルプロ野球3D」などが、3D映画は「シュレック フォーエバー」「バトル・ロワイアル 3D」などが購入した直後から楽しめる。
両機種とも、シャープのau向け端末「IS03」などと同様、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線、デコレメなど、日本独自の機能にも対応している。
本体色は、基本カラーは003SH/005SHのどちらも3色展開。003SHは限定色10色も用意し13種類から選択できる。
■すべてAndroid 2.2搭載の注目端末が多数登場
ほかにも多くのスマートフォンが発表された。全機種がAndroid 2.2を搭載していることがポイントで、ソフトバンクの孫正義代表は「技術にこだわるソフトバンクだから最新のOSにこだわった。2.1と2.2では雲泥の差がある」と、2.1を採用する他社製端末を牽制した。
「HTC Desire HD 001HT」は11月12日に発売。4.3インチのワイドVGA液晶を搭載。筐体の仕上げやデザインにもこだわった製品だ。CPUにはクアルコムのSnapDragonを採用している。また、スマートフォンとして国内で初めてドルビーモバイルを搭載。またDLNAにも対応している。
「DELL Streak 001DL」は、デル製の5インチ、800×480ドットの液晶ディスプレイを備えた端末で、スマートフォンとタブレット型端末の中間となるサイズであることから、孫氏は「モバイルタブレット」と表現。質量は約220gと軽量なので、片手で持つことも容易だ。発売時期は12月上旬以降で、11月12日から予約受付を開始する。
本体カラーはチェリーレッドとカーボンの2種類。カメラは背面のメインカメラと前面のサブカメラの2つを搭載し、メインカメラは500万画素、サブカメラは30万画素。いずれもCMOS方式を採用する。
Huawei製の「004HW」も発表された。薄さ11.2mm、質量120gと小型軽量な製品で、メニュー画面も従来の携帯電話と同様のデザインが選択できるなど、初心者でもかんたんに使いこなせる製品に仕上げるという。発売時期は2011年3月下旬以降を予定している。本体色はブラックとピンク。
ZTE製の「Libero 003Z」も12月中旬以降に発売される。日本語・英語・中国語の3カ国語に対応した製品で、ディスプレイは約3.5インチ、800×480ドットのTFT液晶。500万画素のCMOSカメラも備える。本体カラーはチタンブラックとホワイトの2色。
■フィーチャーフォンはAQUOS SHOTとLUMIX Phoneも登場
従来型の携帯電話、いわゆる「フィーチャーフォン」の新モデルもあわせて発表された。中でも、シャープ製の1,410万画素CCDカメラを搭載した「AQUOS SHOT 002SH」と、パナソニック製で1,320万画素カメラを搭載、Mobile VenusEngineも備えた「LUMIX Phone 001P」の2機種は要注目だ。
■下り最大42Mbpsの「ULTRASPEED」を来年2月開始
孫氏は、HSPA+およびDC-HSDPAに準拠した高速パケット通信サービス「ULTRASPEED」を、2月下旬以降に開始することも発表。同サービスに対応したモバイルWi-FiルーターとUSBスティック端末を発売することを表明した。
ULTRASPEEDは、下り最大42Mbpsでのデータ通信が可能。孫氏は「NTTドコモさんのLTEサービス『Xi』は37.5,Mbpsで、これより速い」と、その通信速度の速さを強調した。
また、サービスエリアについては「2011年6月には人口カバー率60%を実現する見込みだ。ドコモさんのXiは2012年3月に人口カバー率が約20%」と、エリアカバー率と、それを広げるスピードの両方で、ドコモの新サービスを上回っていると強調。孫氏は「従来、ソフトバンクはエリアカバーなどのインフラが負けているというイメージがあったが、今後は電波においても負けずにがんばっていく」と述べた。
■「彩ちゃんには楽しい噂もあるから…」
発表会の途中には、同社のCMキャラクターである上戸彩さんと松田翔太さんも登壇。孫代表との3ショットをGALAPAGOSを使って3D撮影するなどした。
上戸さんはGALAPAGOSについて「すごく可愛い。カラーが選べるのもいい」と興奮気味。日本特有の機能が搭載されていることについても「カラフルなメールが送れるのでデコレメはうれしい」とした。
メールの話題野中で、上戸さんが「孫さん、そろそろメル友になって下さい」と言うと、孫代表が「いやあ、彩ちゃんには楽しい噂もあるから…」と切り返し、上戸さんが反応に困って無言になる一方、会場中が笑いに包まれる場面もあった。
また、ほかにも全機種Android 2.2を搭載したスマートフォンやタブレット機器など、多彩なラインナップが用意された。
■2機種の「GALAPAGOS」がお目見え
シャープ製スマートフォンの名称は「GALAPAGOS」で、機種名は「003SH」と「005SH」の2機種。シャープが12月に発売予定のタブレット型端末と同じシリーズ名を採用した。OSにはAndroid 2.2を採用している。005SHはディスプレイをスライドさせるとハードウェアキーボードが現れる。
発売時期は、003SHが12月上旬以降、005SHが来年2月中旬以降。003SHは11月12日から予約受付を開始する。
視差バリア方式による裸眼3D立体視に対応した、3.8型の液晶ディスプレイを搭載。解像度は、2D表示の場合は800×480ピクセルで、3D表示の際は横方向の解像度が半分になる。縦持ちでも横持ちのどちらでも3D表示が可能。
本体には静止画や動画の2D-3D変換機能を装備。既存の2Dコンテンツを3Dで楽しめる。また、シャッターボタンを押しながら本体を横方向に移動させることにより、背面のカメラで3D写真を撮影することも可能。カメラ部の撮像素子は、003SHが約960万画素のCCD、005SHが約800万画素のCMOSとなる。
3Dゲームや3D映画の予告編などもプリインストールされている。3Dゲームは「バイオハザード ディジェネレーション」や「ロックマン」「モバイル・パワフルプロ野球3D」などが、3D映画は「シュレック フォーエバー」「バトル・ロワイアル 3D」などが購入した直後から楽しめる。
両機種とも、シャープのau向け端末「IS03」などと同様、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線、デコレメなど、日本独自の機能にも対応している。
本体色は、基本カラーは003SH/005SHのどちらも3色展開。003SHは限定色10色も用意し13種類から選択できる。
■すべてAndroid 2.2搭載の注目端末が多数登場
ほかにも多くのスマートフォンが発表された。全機種がAndroid 2.2を搭載していることがポイントで、ソフトバンクの孫正義代表は「技術にこだわるソフトバンクだから最新のOSにこだわった。2.1と2.2では雲泥の差がある」と、2.1を採用する他社製端末を牽制した。
「HTC Desire HD 001HT」は11月12日に発売。4.3インチのワイドVGA液晶を搭載。筐体の仕上げやデザインにもこだわった製品だ。CPUにはクアルコムのSnapDragonを採用している。また、スマートフォンとして国内で初めてドルビーモバイルを搭載。またDLNAにも対応している。
「DELL Streak 001DL」は、デル製の5インチ、800×480ドットの液晶ディスプレイを備えた端末で、スマートフォンとタブレット型端末の中間となるサイズであることから、孫氏は「モバイルタブレット」と表現。質量は約220gと軽量なので、片手で持つことも容易だ。発売時期は12月上旬以降で、11月12日から予約受付を開始する。
本体カラーはチェリーレッドとカーボンの2種類。カメラは背面のメインカメラと前面のサブカメラの2つを搭載し、メインカメラは500万画素、サブカメラは30万画素。いずれもCMOS方式を採用する。
Huawei製の「004HW」も発表された。薄さ11.2mm、質量120gと小型軽量な製品で、メニュー画面も従来の携帯電話と同様のデザインが選択できるなど、初心者でもかんたんに使いこなせる製品に仕上げるという。発売時期は2011年3月下旬以降を予定している。本体色はブラックとピンク。
ZTE製の「Libero 003Z」も12月中旬以降に発売される。日本語・英語・中国語の3カ国語に対応した製品で、ディスプレイは約3.5インチ、800×480ドットのTFT液晶。500万画素のCMOSカメラも備える。本体カラーはチタンブラックとホワイトの2色。
■フィーチャーフォンはAQUOS SHOTとLUMIX Phoneも登場
従来型の携帯電話、いわゆる「フィーチャーフォン」の新モデルもあわせて発表された。中でも、シャープ製の1,410万画素CCDカメラを搭載した「AQUOS SHOT 002SH」と、パナソニック製で1,320万画素カメラを搭載、Mobile VenusEngineも備えた「LUMIX Phone 001P」の2機種は要注目だ。
■下り最大42Mbpsの「ULTRASPEED」を来年2月開始
孫氏は、HSPA+およびDC-HSDPAに準拠した高速パケット通信サービス「ULTRASPEED」を、2月下旬以降に開始することも発表。同サービスに対応したモバイルWi-FiルーターとUSBスティック端末を発売することを表明した。
ULTRASPEEDは、下り最大42Mbpsでのデータ通信が可能。孫氏は「NTTドコモさんのLTEサービス『Xi』は37.5,Mbpsで、これより速い」と、その通信速度の速さを強調した。
また、サービスエリアについては「2011年6月には人口カバー率60%を実現する見込みだ。ドコモさんのXiは2012年3月に人口カバー率が約20%」と、エリアカバー率と、それを広げるスピードの両方で、ドコモの新サービスを上回っていると強調。孫氏は「従来、ソフトバンクはエリアカバーなどのインフラが負けているというイメージがあったが、今後は電波においても負けずにがんばっていく」と述べた。
■「彩ちゃんには楽しい噂もあるから…」
発表会の途中には、同社のCMキャラクターである上戸彩さんと松田翔太さんも登壇。孫代表との3ショットをGALAPAGOSを使って3D撮影するなどした。
上戸さんはGALAPAGOSについて「すごく可愛い。カラーが選べるのもいい」と興奮気味。日本特有の機能が搭載されていることについても「カラフルなメールが送れるのでデコレメはうれしい」とした。
メールの話題野中で、上戸さんが「孫さん、そろそろメル友になって下さい」と言うと、孫代表が「いやあ、彩ちゃんには楽しい噂もあるから…」と切り返し、上戸さんが反応に困って無言になる一方、会場中が笑いに包まれる場面もあった。