FOSTEX&GENELECからも注目のモニタースピーカー
<Inter BEE>ゼンハイザーのワイヤレスシステム&ヘッドホン/テクニカの高音質リボンマイク/RME「Babyface」
■ティアック
ティアックのブースには、同社が取り扱うbeyerdynamicの「DT 990 PRO」「DT 880 PRO」など、プロシューマー向けモニターヘッドホンのラインナップが紹介されている。
「HEADZONE PRO」は、コントロールユニット「HEADZONE BASE」と、ヘッドトラッカー(超音波発信機)と一体になったヘッドホン「DT880PRO HT」、モニターの上部に装着しヘッドホンからの超音波を受信する「HEADZONE RAIL」により構成される5.1ch対応サラウンドヘッドホンシステム。ユーザーの頭の角度を検出して音の定位を調整する「ヘッドトラッキング機能」を搭載しており、常に音源の位置を一定方向にリアルタイムで定位できるという製品だ。価格は312,900円(税込)。
■フォステクス
フォステクスのブースには小型パワードスピーカー「PM0.4n」(関連ニュース)や、「PM0.5n」(関連ニュース)などが展示され、注目を集めている。
「PM0.5n」は130mmウーファーと20mmソフトドーム・トゥイータによる2ウェイ構成、バイアンプ方式採用のパワードモニタースピーカー。バッフル上部を絞ったエンクロージャーのデザインもユニークだ。「PM0.4n」は全5色で展開されるカラフルでコンパクトなパワードモニタースピーカー。ブラック、ホワイト、レッド、バイオレット、イエローの全5色から選ぶことができる。
また10月に発表されたオーバーヘッドタイプのヘッドホン「TH-5B」「TH-5W」「TH-7B」、32bit DAC搭載のヘッドホンアンプ「HP-A7」「HP-A3」などもブースに登場した。ヘッドホンアンプについては、ゼンハイザーのブースでもヘッドホン試聴のリファレンスとしてデモを行っているので、ぜひ体験してみてほしい。
■オタリテック
オタリテックはGENELECのDSP内蔵アクティブスピーカー「8260A」(関連ニュース)、デスクトップモニタースピーカー「6010A」(関連記事)など、注目を浴びる製品の試聴を行っている。
8260Aは昨年のInter BEE 2009ではプロトタイプが出展されたが、今年は完成品によるサウンドパフォーマンスの紹介が行われていた。他にも8130Aによる5.1chサラウンド再生のデモや、8020Bのカラーバリエーションモデルの紹介なども目を引く展示内容となっていた。
他にもオタリテックが取り扱うブランドから、orbanのデジタル・オーディオ・プロセッサー「OPTIMOD-FM 8600」や、LAWOのデジタル・ミキシング・コントロール「sapphire」など、コンテンツ制作者向けの豊富なプロシューマー機器のソリューションが紹介されていた。