試聴ブースが豊富な富士ソフトアキバプラザ
【音展】パナソニックのブルーレイ3Dシアター/タイムロードはMK Sound新スピーカー公開/フォステクスの多彩なスピーカーが聴ける
「オーディオ&ホームシアター展TOKYO 2010」(音展)が21日に開幕した。富士ソフトアキバプラザの5階会場に出展するパナソニック、タイムロード、フォステクスの展示内容を見ていこう。
■パナソニック
パナソニックはブース内に特設シアタールームを設け、7.1chサラウンドシアターの体験試聴と、BDレコーダー新製品「DMR-BWT3100」による3Dシアターのデモを、スペシャルイベントとして交互に開催している。ブルーレイ3Dシアターのデモでは、同社が現在3D対応プラズマテレビ“VIERA”と3D対応BDレコーダー“DIGA”の購入者を対象にプレゼントキャンペーンを展開しているBlu-ray 3D版『アバター』の映像を楽しむことができる(関連ニュース)。
7.1chサラウンド体験のメインとなるのはAVアンプ「SA-BX500」と、本機にマルチチャンネルスピーカーを組み合わせたシアターシステム「SC-HT7000」。3D対応のプラズマテレビ“VIERA”「TH-P65VT2」をリファレンスに、Blu-rayソフト『STAR TREK』や『アバター:エクステンデッド・コレクターズ・エディション』(2D)の映像と迫力のサラウンドが楽しめる内容となっている。
BDレコーダー「DMR-BWT3100」は、会場入口に天板を外して、内部構造を紹介するデモ機を展示。ディスク再生時にHDDやチューナーを停止させ、音質に影響を与えるノイズと振動を抑える「シアターモード」を中心に、HDDケースのカバーを取り払ったスケルトンモデルを置いて、実際の動作が確認できる仕掛けも用意されている。
■タイムロード
タイムロードのブースは、同社が取り扱うデンマークMK Sound社の新スピーカー「950 THX Select2」シリーズを中心にした特設シアタールームが見所だ。
シリーズを構成するラインナップはフロントスピーカー「LCR950」、サラウンドスピーカー「SUR95T」。既発売のサブウーファー「MX-350 Mk2」が本シリーズに最適な組み合わせとして紹介されている。なお、シリーズ名からもわかるように、THX認証を取得している点も注目だ。タイムロードのブースには「950 THX Select2」シリーズによる7.2chサラウンド環境が用意されており、ビクターのD-ILAプロジェクター「DLA-X7」によるデモンストレーションが楽しめるようになっている。
取材当日に、新製品説明のため来日したMK Sound社プレジデントのLars Johansen氏に新製品の特徴を聞いた。
MK Soundは1974年にKen Krisel氏、Joans Miller氏により、アメリカのビバリーヒルズに創立されたブランドだ。昨今のホームシアターシステムでは当たり前となった「サテライトスピーカー+パワード・サブウーファー」のコンセプトを世界に先駆けて発案し、ジョージ・ルーカスが提唱するTHXにも早期から対応するなど、スピーカーシステムの革新を牽引してきたブランドである。新製品「950 THX Select2」シリーズについては、米ハリウッドの映画制作現場を中心に、著名スタジオで採用されているプロシューマーモデルのノウハウを活かした、ハイクオリティなコンシューマーモデルとして位置づけているという。本シリーズは全世界での展開が始まっているが、既にいくつかのメジャースタジオが、スタジオワークのモニタリング用スピーカーとして採用を決定しているそうだ。
両モデルとも、新開発のトゥイーター「MK Pro Tweeter」を搭載している。強固なフロントプレートにユニットを固定し、プレートにはウェーブガイドも備えている。マグネットは「フェライト二重磁石システム」を採用し、ボイスコイルには磁性流体による通気/冷却機構を備えている。ウーファーの振動板は5.25インチのポリプロピレンで、LCR950は2基、SUR95Tは1基搭載している。ネットワークも独自の「フェーズフォーカス・クロスオーバー」を備えている。LCR950は密閉型の2ウェイ3スピーカー構成となり、L/Rチャンネルとセンターチャンネル用として訴求する。SUR95Tはトライポール方式の3ウェイ4スピーカーで、密閉型。タイムロードのブースではイベントの開催期間中、1日3〜4回に分けて「950 THX Select2」シリーズの試聴デモを行っている。
同社のブースではさらにULTRASONEのヘッドホン「edition10」(製品レビュー)、「edition8」の試聴機も展示されており、それぞれの上質なサウンドを心ゆくまで味わえる。
■フォステクス
フォステクスは同社が展開する完成品スピーカーや、クラフトスピーカーの試聴イベントを中心に展開。21日は1時間ごとに特別試聴会を開催している。クラフトシステム「FF-WKシリーズ」、「M100HR-W、FT200D」の特徴を紹介する同社スタッフ講師によるイベントや、評論家によるFXユニット使用システムの説明・体験会も人気を集めている。完成品の試聴はフロアスタンディング型スピーカー「GX250」とアクティブサブウーファー「CW250A」がハイライトされている。
PCオーディオ再生の試聴会も人気を集めるイベントの一つ。PCで再生するオーディオソースを、USB入力を搭載したDAC内蔵ヘッドホンアンプ「HP-A3」に送り込み、コンパクトなアクティブモニタースピーカー「PM0.4n」、サブウーファー「PM-Sub」で鳴らすデモも行われている。
■パナソニック
パナソニックはブース内に特設シアタールームを設け、7.1chサラウンドシアターの体験試聴と、BDレコーダー新製品「DMR-BWT3100」による3Dシアターのデモを、スペシャルイベントとして交互に開催している。ブルーレイ3Dシアターのデモでは、同社が現在3D対応プラズマテレビ“VIERA”と3D対応BDレコーダー“DIGA”の購入者を対象にプレゼントキャンペーンを展開しているBlu-ray 3D版『アバター』の映像を楽しむことができる(関連ニュース)。
7.1chサラウンド体験のメインとなるのはAVアンプ「SA-BX500」と、本機にマルチチャンネルスピーカーを組み合わせたシアターシステム「SC-HT7000」。3D対応のプラズマテレビ“VIERA”「TH-P65VT2」をリファレンスに、Blu-rayソフト『STAR TREK』や『アバター:エクステンデッド・コレクターズ・エディション』(2D)の映像と迫力のサラウンドが楽しめる内容となっている。
BDレコーダー「DMR-BWT3100」は、会場入口に天板を外して、内部構造を紹介するデモ機を展示。ディスク再生時にHDDやチューナーを停止させ、音質に影響を与えるノイズと振動を抑える「シアターモード」を中心に、HDDケースのカバーを取り払ったスケルトンモデルを置いて、実際の動作が確認できる仕掛けも用意されている。
■タイムロード
タイムロードのブースは、同社が取り扱うデンマークMK Sound社の新スピーカー「950 THX Select2」シリーズを中心にした特設シアタールームが見所だ。
シリーズを構成するラインナップはフロントスピーカー「LCR950」、サラウンドスピーカー「SUR95T」。既発売のサブウーファー「MX-350 Mk2」が本シリーズに最適な組み合わせとして紹介されている。なお、シリーズ名からもわかるように、THX認証を取得している点も注目だ。タイムロードのブースには「950 THX Select2」シリーズによる7.2chサラウンド環境が用意されており、ビクターのD-ILAプロジェクター「DLA-X7」によるデモンストレーションが楽しめるようになっている。
取材当日に、新製品説明のため来日したMK Sound社プレジデントのLars Johansen氏に新製品の特徴を聞いた。
MK Soundは1974年にKen Krisel氏、Joans Miller氏により、アメリカのビバリーヒルズに創立されたブランドだ。昨今のホームシアターシステムでは当たり前となった「サテライトスピーカー+パワード・サブウーファー」のコンセプトを世界に先駆けて発案し、ジョージ・ルーカスが提唱するTHXにも早期から対応するなど、スピーカーシステムの革新を牽引してきたブランドである。新製品「950 THX Select2」シリーズについては、米ハリウッドの映画制作現場を中心に、著名スタジオで採用されているプロシューマーモデルのノウハウを活かした、ハイクオリティなコンシューマーモデルとして位置づけているという。本シリーズは全世界での展開が始まっているが、既にいくつかのメジャースタジオが、スタジオワークのモニタリング用スピーカーとして採用を決定しているそうだ。
両モデルとも、新開発のトゥイーター「MK Pro Tweeter」を搭載している。強固なフロントプレートにユニットを固定し、プレートにはウェーブガイドも備えている。マグネットは「フェライト二重磁石システム」を採用し、ボイスコイルには磁性流体による通気/冷却機構を備えている。ウーファーの振動板は5.25インチのポリプロピレンで、LCR950は2基、SUR95Tは1基搭載している。ネットワークも独自の「フェーズフォーカス・クロスオーバー」を備えている。LCR950は密閉型の2ウェイ3スピーカー構成となり、L/Rチャンネルとセンターチャンネル用として訴求する。SUR95Tはトライポール方式の3ウェイ4スピーカーで、密閉型。タイムロードのブースではイベントの開催期間中、1日3〜4回に分けて「950 THX Select2」シリーズの試聴デモを行っている。
同社のブースではさらにULTRASONEのヘッドホン「edition10」(製品レビュー)、「edition8」の試聴機も展示されており、それぞれの上質なサウンドを心ゆくまで味わえる。
■フォステクス
フォステクスは同社が展開する完成品スピーカーや、クラフトスピーカーの試聴イベントを中心に展開。21日は1時間ごとに特別試聴会を開催している。クラフトシステム「FF-WKシリーズ」、「M100HR-W、FT200D」の特徴を紹介する同社スタッフ講師によるイベントや、評論家によるFXユニット使用システムの説明・体験会も人気を集めている。完成品の試聴はフロアスタンディング型スピーカー「GX250」とアクティブサブウーファー「CW250A」がハイライトされている。
PCオーディオ再生の試聴会も人気を集めるイベントの一つ。PCで再生するオーディオソースを、USB入力を搭載したDAC内蔵ヘッドホンアンプ「HP-A3」に送り込み、コンパクトなアクティブモニタースピーカー「PM0.4n」、サブウーファー「PM-Sub」で鳴らすデモも行われている。