原価低減活動などが効果を発揮
三洋電機、2010年度3Q業績決算を発表 − 営業利益は前年同期比14%増
三洋電機(株)は、2010年度第3四半期の連結業績決算を発表した。3Qは売上高1兆1,492億6,600万円(前年同期比3.1%減)、営業利益309億7,300万円(同14%増)。
売上高1兆1,492億6,600万円のうち、国内売上高は4,605億円(前年同期比8.3%減)、海外売上高は6,888億円(同0.8%増加)となった。部門別では、デジタルシステム部門の売上高が2,331億円となり、前年同期比13.3%減に。デジタルカメラが価格下落や競争激化の影響で売上減少。プロジェクターの売り上げは前年並みだったが、テレビは新興国市場での販売増加により売上が増加したという。
売上は減少したものの、原価低減活動などが効果を発揮し、営業利益は前年同期比14%増を達成。継続事業税金等調整前四半期純利益は232億円、三洋電機帰属四半期純利益は23億円となった。
なお2010年度通期業績の見通しは、昨年12月に公表した業績予想修正から変更ない。
また同社は昨年7月の取締役会において、パナソニックの完全子会社化推進を決議。12月21日にはパナソニックと株式交換契約を締結した。今年3月4日に開催を予定している臨時株主総会でこの契約が承認されると、三洋電機は3月29日を以て上場廃止、4月1日付でパナソニックの完全子会社化が完了することになる。
売上高1兆1,492億6,600万円のうち、国内売上高は4,605億円(前年同期比8.3%減)、海外売上高は6,888億円(同0.8%増加)となった。部門別では、デジタルシステム部門の売上高が2,331億円となり、前年同期比13.3%減に。デジタルカメラが価格下落や競争激化の影響で売上減少。プロジェクターの売り上げは前年並みだったが、テレビは新興国市場での販売増加により売上が増加したという。
売上は減少したものの、原価低減活動などが効果を発揮し、営業利益は前年同期比14%増を達成。継続事業税金等調整前四半期純利益は232億円、三洋電機帰属四半期純利益は23億円となった。
なお2010年度通期業績の見通しは、昨年12月に公表した業績予想修正から変更ない。
また同社は昨年7月の取締役会において、パナソニックの完全子会社化推進を決議。12月21日にはパナソニックと株式交換契約を締結した。今年3月4日に開催を予定している臨時株主総会でこの契約が承認されると、三洋電機は3月29日を以て上場廃止、4月1日付でパナソニックの完全子会社化が完了することになる。