32GB/16GB/8GBのラインナップ
サンディスク、UHS-I対応のSDカード最上位モデルを発表
サンディスク(株)は、同社のSDメモリーカードシリーズの最上位モデルとして、UHS-Iインターフェース規格に対応した「サンディスク・エクストリーム・プロ・SDHC・UHS-Iカード」を2月2日より出荷開始した。
ラインナップは容量別に32GB/16GB/8GBの3製品。価格はオープンだが、32GBが23,000円前後、16GBが12,000円前後、8GBが6,000円前後になる見込み。全製品が無期限保証付。
今回発表の製品は、SD 3.0規格のUHS(Ultra High Speed)インターフェース規格に対応しており、最大45MB/秒の読み取り・書き込み速度を実現している。同社独自の「パワー・コア・コントローラー」を採用。4層のメモリーダイへ同時アクセスが可能な「4段積層プロセッシング技術」との組み合わせにより、高速・効率的にデータを分散させながら記録することができ、長期使用時の信頼性を確保している点も特徴となる。
また「パワー・コア・コントローラー」のメリットとして、書き換え回数平準化によるメモリーの耐久性向上や、高度なエラー訂正コードエンジンにより読み・書き時のカード全体のデータ整合性と信頼性が高まることも挙げられる。
耐久性については防水/耐湿度/耐衝撃/耐X線/耐磁力を強化。厳しい使用条件に耐えうる設計を実現したという。
本日サンディスクが開催した記者発表会には米国のサンディスクコーポレーションより、リテールイメージング製品マーケティング ディレクターのスーザン・パーク氏が来日し、新製品の特徴を説明した。
パーク氏は、「サンディスクはこれまでSDカード商品の開発における最前線に常時立ち続けながら、容量・パフォーマンスの双方を向上させてきた」と強調。UHSテクノロジーをベースに開発した新製品について、高速記録性能、信頼性、耐久性などにおけるパフォーマンスの高さをアピールした。
新製品を開発した背景についてパーク氏は、デジタル一眼レフカメラの高性能化が進み、高解像度の写真を連写したり、HD動画を撮影できる機能が充実されてきたことに伴い、カメラの性能を最大限に引き出せる高性能メモリーカードが求められていると説明。最大45MB/秒という高速書き込み速度を実現したことにより、連写モードでRAW画像を連続撮影する際の速度向上が図られるほか、最低10MB/秒の安定した書き込み速度を保証する新しい動画転送速度規格の「UHS Speed Class 1」にも対応し、ハイビジョン1080p動画や3Dコンテンツの撮影もカバーする性能を備えているという。またSDカードからPCへのスピーディーなデータ転送も実現し、デジタルイメージングデータを取り扱う際のユーザーの使い勝手が全般的に向上する、と説明した。
SDメモリーカードを巡る現在の市場環境については、Androidスマートフォンの普及に伴い、昨年末から16GB/32GBの大容量microSDカードの売上げが急速に伸びているという。同社では今回発表のUHS対応のハイエンドSDカードとともに、今後注力する商品ジャンルに位置づけていくという。
なお、本日の記者発表会では128GBの大容量を実現した「サンディスク・エクストリーム・プロ・コンパクトフラッシュカード 128GB」が3月に発売されることも明らかになった。これまで64GBが最大だった同社のCFカード“Extreme Pro”シリーズに、容量をアップした新製品が加わることになる。価格はオープンだが15万円前後での販売が予想される。最新のUDMA7インターフェースに対応したほか、100MB/秒の書き込み転送速度を実現したことなどが特徴だ。同社ではCFカードを記録媒体に採用するハイエンドデジタル一眼で、動画撮影を楽しむユーザーや、プロフェッショナルの用途に向けて訴求していく考えだ。
【問い合わせ先】
サンディスク・カスタマーセンター
TEL/0120-89-3009
ラインナップは容量別に32GB/16GB/8GBの3製品。価格はオープンだが、32GBが23,000円前後、16GBが12,000円前後、8GBが6,000円前後になる見込み。全製品が無期限保証付。
今回発表の製品は、SD 3.0規格のUHS(Ultra High Speed)インターフェース規格に対応しており、最大45MB/秒の読み取り・書き込み速度を実現している。同社独自の「パワー・コア・コントローラー」を採用。4層のメモリーダイへ同時アクセスが可能な「4段積層プロセッシング技術」との組み合わせにより、高速・効率的にデータを分散させながら記録することができ、長期使用時の信頼性を確保している点も特徴となる。
また「パワー・コア・コントローラー」のメリットとして、書き換え回数平準化によるメモリーの耐久性向上や、高度なエラー訂正コードエンジンにより読み・書き時のカード全体のデータ整合性と信頼性が高まることも挙げられる。
耐久性については防水/耐湿度/耐衝撃/耐X線/耐磁力を強化。厳しい使用条件に耐えうる設計を実現したという。
本日サンディスクが開催した記者発表会には米国のサンディスクコーポレーションより、リテールイメージング製品マーケティング ディレクターのスーザン・パーク氏が来日し、新製品の特徴を説明した。
パーク氏は、「サンディスクはこれまでSDカード商品の開発における最前線に常時立ち続けながら、容量・パフォーマンスの双方を向上させてきた」と強調。UHSテクノロジーをベースに開発した新製品について、高速記録性能、信頼性、耐久性などにおけるパフォーマンスの高さをアピールした。
新製品を開発した背景についてパーク氏は、デジタル一眼レフカメラの高性能化が進み、高解像度の写真を連写したり、HD動画を撮影できる機能が充実されてきたことに伴い、カメラの性能を最大限に引き出せる高性能メモリーカードが求められていると説明。最大45MB/秒という高速書き込み速度を実現したことにより、連写モードでRAW画像を連続撮影する際の速度向上が図られるほか、最低10MB/秒の安定した書き込み速度を保証する新しい動画転送速度規格の「UHS Speed Class 1」にも対応し、ハイビジョン1080p動画や3Dコンテンツの撮影もカバーする性能を備えているという。またSDカードからPCへのスピーディーなデータ転送も実現し、デジタルイメージングデータを取り扱う際のユーザーの使い勝手が全般的に向上する、と説明した。
SDメモリーカードを巡る現在の市場環境については、Androidスマートフォンの普及に伴い、昨年末から16GB/32GBの大容量microSDカードの売上げが急速に伸びているという。同社では今回発表のUHS対応のハイエンドSDカードとともに、今後注力する商品ジャンルに位置づけていくという。
なお、本日の記者発表会では128GBの大容量を実現した「サンディスク・エクストリーム・プロ・コンパクトフラッシュカード 128GB」が3月に発売されることも明らかになった。これまで64GBが最大だった同社のCFカード“Extreme Pro”シリーズに、容量をアップした新製品が加わることになる。価格はオープンだが15万円前後での販売が予想される。最新のUDMA7インターフェースに対応したほか、100MB/秒の書き込み転送速度を実現したことなどが特徴だ。同社ではCFカードを記録媒体に採用するハイエンドデジタル一眼で、動画撮影を楽しむユーザーや、プロフェッショナルの用途に向けて訴求していく考えだ。
【問い合わせ先】
サンディスク・カスタマーセンター
TEL/0120-89-3009
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トピック
- ジャンルSDメモリーカード
- ブランドSANDISK
- 型番サンディスク・エクストリーム・プロ・SDHC・UHS-Iカード
- 発売日2011年2月2日
- 価格本文参照