自由な撮影スタイルが可能に
カシオ、「可変フレームデザイン」採用の新“EXILIM”「EX-TR100」を発売
カシオ計算機(株)は、可変フレームデザインの採用により様々な撮影スタイルを可能としたデジタルカメラ“EXILIM”「EX-TR100」を4月より発売する。価格はオープンだが35,000円前後での実売が予想される。
CESで披露された「TRYX」(関連ニュース)の日本投入が明らかになった格好。ただし日本では、「各エリアごとのマーケット調査の結果、アメリカでは独自に名前が合ったほうが良いと考えたが、日本ではEXLIMの1製品として展開したほうが良いと判断した」(同社デザインセンター プロダクトデザイン部 第一デザイン室長 長山洋介氏)ことから、TRYXとは命名せずに販売する。
同社が「可変フレームデザイン」と呼ぶ独特な形状を採用した点が最大の特徴。レンズ部を中心にフレームが360度回転し、モニターも270度回転。これにより、例えば洋服用のフックにフレームを引っかけて壁掛けのように設置しての撮影や、フレームとディスプレイを三角形にして自律させての自分撮りなど、自由な撮影スタイルを可能にしたという。
画像処理エンジンには「EX-ZR10」(関連ニュース)から新たに搭載した「EXILIM ENGINE HS」を搭載し、撮像素子には裏面照射型で1,210万画素の1/2.3型CMOSセンサーを採用。レンズは広角21ミリの単焦点だが、複数枚の画像情報を合成するマルチフレーム超解像技術を使った「プレミアムズーム」を搭載しており、2倍まで画質の劣化を抑えたズームが行える。
モニター部はアスペクト比3対2の3.0型液晶で、感圧式のタッチパネル。例えばセルフタイマーは指でバーを引っ張ってタイマー時間を調整するなどユニークな操作感も実現している。
タッチ操作では、被写体の動きに反応して離れた場所からシャッターが切れる「モーションシャッター」機能も搭載。同機能では、ユーザー自身が設定したモニター画面内のポイントが被写体の動きを検知するとシャッターを切る。なお、動きの検知から撮影までのタイマー時間は2秒。
露出の異なる連写画像を使って、ダイナミックレンジが広がった1枚の画像に合成するHDR(High Dynamic Range)、および同技術を駆使して写真を自動加工する新機能「HDRアート」を搭載。HDRアートは新たにレベルを強・標準・弱の3段階から選べるようになった。
そしてフルHD動画の撮影にも対応。動画の記録形式はMOVで、音声はモノラルで記録する。そのほか、フルオート機能「プレミアムオート」や360度のパノラマ画像を撮影できる「スライドパノラマ」、240fpsでのハイスピードムービー撮影などの機能も備えている。
駆動は内蔵の専用リチウムイオン充電池を使用し、動画で最大約1時間10分の連続撮影が可能。充電はUSBバスパワーで行い、コンセントからの充電も行えるアダプターが付属している。
記録媒体はSD/SDHC/SDXCカードを採用。USB端子のほか、HDMI出力(マイクロ/Type D)も備えている。
そのほか、インターネットへの画像アップロード用PCソフトを付属。ウェブアルバムや動画共有サービス、SNSにアップロードしたい画像や動画をカメラ本体で選んでおけば、PCに接続するだけで自動的にアップロードできる。
CESで披露された「TRYX」(関連ニュース)の日本投入が明らかになった格好。ただし日本では、「各エリアごとのマーケット調査の結果、アメリカでは独自に名前が合ったほうが良いと考えたが、日本ではEXLIMの1製品として展開したほうが良いと判断した」(同社デザインセンター プロダクトデザイン部 第一デザイン室長 長山洋介氏)ことから、TRYXとは命名せずに販売する。
同社が「可変フレームデザイン」と呼ぶ独特な形状を採用した点が最大の特徴。レンズ部を中心にフレームが360度回転し、モニターも270度回転。これにより、例えば洋服用のフックにフレームを引っかけて壁掛けのように設置しての撮影や、フレームとディスプレイを三角形にして自律させての自分撮りなど、自由な撮影スタイルを可能にしたという。
画像処理エンジンには「EX-ZR10」(関連ニュース)から新たに搭載した「EXILIM ENGINE HS」を搭載し、撮像素子には裏面照射型で1,210万画素の1/2.3型CMOSセンサーを採用。レンズは広角21ミリの単焦点だが、複数枚の画像情報を合成するマルチフレーム超解像技術を使った「プレミアムズーム」を搭載しており、2倍まで画質の劣化を抑えたズームが行える。
モニター部はアスペクト比3対2の3.0型液晶で、感圧式のタッチパネル。例えばセルフタイマーは指でバーを引っ張ってタイマー時間を調整するなどユニークな操作感も実現している。
タッチ操作では、被写体の動きに反応して離れた場所からシャッターが切れる「モーションシャッター」機能も搭載。同機能では、ユーザー自身が設定したモニター画面内のポイントが被写体の動きを検知するとシャッターを切る。なお、動きの検知から撮影までのタイマー時間は2秒。
露出の異なる連写画像を使って、ダイナミックレンジが広がった1枚の画像に合成するHDR(High Dynamic Range)、および同技術を駆使して写真を自動加工する新機能「HDRアート」を搭載。HDRアートは新たにレベルを強・標準・弱の3段階から選べるようになった。
そしてフルHD動画の撮影にも対応。動画の記録形式はMOVで、音声はモノラルで記録する。そのほか、フルオート機能「プレミアムオート」や360度のパノラマ画像を撮影できる「スライドパノラマ」、240fpsでのハイスピードムービー撮影などの機能も備えている。
駆動は内蔵の専用リチウムイオン充電池を使用し、動画で最大約1時間10分の連続撮影が可能。充電はUSBバスパワーで行い、コンセントからの充電も行えるアダプターが付属している。
記録媒体はSD/SDHC/SDXCカードを採用。USB端子のほか、HDMI出力(マイクロ/Type D)も備えている。
そのほか、インターネットへの画像アップロード用PCソフトを付属。ウェブアルバムや動画共有サービス、SNSにアップロードしたい画像や動画をカメラ本体で選んでおけば、PCに接続するだけで自動的にアップロードできる。
関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドCASIO
- 型番EX-TR100
- 発売日2011年4月
- 価格¥OPEN(予想実売価格35,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1210万画素 ●撮像素子:1/2.3型高速CMOS(裏面照射型) ●記録メディア:SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●記録ファイル形式:静止画→JPEG(Exif Ver2.3、DCF2.0準拠、DPOF対応)、動画→MOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM(モノラル) ●レンズ:単焦点 35mm換算約21mm ●電源:専用リチウムイオン充電池(内蔵) ●外形寸法:122.8Wx59.0Hx14.9Dmm ●質量:約149g(電池・付属品含まず)