新開発エンジン「EXILIM ENGINE HS」搭載
カシオ、新“EXILIM”2機種を発売 − 新機能「HDRアート」や「ハイブリッドGPS」を搭載
カシオ計算機(株)は、デジタルカメラ“EXILIM”の新製品として、HDR技術を応用した新機能「HDRアート」を搭載しフルHD動画撮影も可能な「EX-ZR10」と、屋内でも位置情報を測位できる「ハイブリッドGPS」搭載機「EX-H20G」を11月26日より発売する。両機種とも価格はオープンだが4万円前後での実売が予想される。
■新開発エンジン搭載で新機能「HDRアート」なども備えた「EX-ZR10」
画像処理エンジンに新開発の「EXILIM ENGINE HS」を搭載し、秒間40枚の高速連写やH.264でのフルHD動画撮影などに対応したモデル。露出の異なる連写画像を合成してダイナミックレンジが広がった1枚の画像に収めるHDR(High Dynamic Range)、および同技術を駆使して写真を自動加工する新機能「HDRアート」を搭載している。
裏面照射型で総画素数1,275万の1/2.3型CMOSを搭載し、有効画素数は1210万画素。記録媒体にはSD/SDHC/SDXCを採用している。また、広角28ミリからの光学7倍ズームに対応し、後述するマルチ超解像ズーム併用時では画像劣化を抑えながら約14倍までのズームが行える。
新エンジン「EXILIM ENGINE HS」は、マルチCPUと2つの画像処理回路に加えて、最新技術による高性能な機能と高速処理を併せて実現できるリコンフィギュラブルプロセッサを搭載。これにより業界トップクラスの最短撮影間隔0.37秒を実現した。また、動画を記録しながらの連写撮影など従来のカメラでは不可能だった機能も備えている。
「HDRアート」では、露出の異なる連写画像を合成し、高精度な画像解析をもとに局所的にコントラストや彩度の強弱を変化させる。これによって、パソコンの画像編集ソフトで加工したような芸術的な写真をワンショットで作成できるようにした。
連写機能は、10メガピクセルの高精細画像を最大40枚/秒の速さで30枚まで撮影可能。さらに、シャッターを半押ししている状態で画像の記録が開始される「パスト連写」機能も備えている。
「プレミアムズーム(マルチ超解像)」では、高速連写した画像4枚を位置合わせしながら合成。複数の低解像度画像から高解像度のフレームを推定、画像を補間するマルチフレーム超解像技術により、解像感や質感を残した高品位なズーム撮影を実現したとしている。
そのほか、撮影シーンの状況に応じてカメラが設定を自動で変更する「プレミアムオート」も搭載。同機能では、画像をピクセル単位で解析し人物と背景で異なる補正を行うほか、人物及び風景写真をより鮮明に残す人物・風景メイクアップも自動で選択される。
また、最大480fpsのハイスピードムービーや360度のパノラマ画像を撮影できる「スライドパノラマ」、動画を合成できる「ダイナミックフォト」も搭載。動画撮影では、撮影中に高速連写で静止画が撮影できる「スチルインムービー」を始め、撮影中の光学ズームやコンティニュアスAFも可能になった。
モニターには3.0V型のTFTカラー液晶を搭載。HDMIミニ出力やUSB、AV出力端子などを搭載している。
■新開発エンジン搭載で新機能「HDRアート」なども備えた「EX-ZR10」
画像処理エンジンに新開発の「EXILIM ENGINE HS」を搭載し、秒間40枚の高速連写やH.264でのフルHD動画撮影などに対応したモデル。露出の異なる連写画像を合成してダイナミックレンジが広がった1枚の画像に収めるHDR(High Dynamic Range)、および同技術を駆使して写真を自動加工する新機能「HDRアート」を搭載している。
裏面照射型で総画素数1,275万の1/2.3型CMOSを搭載し、有効画素数は1210万画素。記録媒体にはSD/SDHC/SDXCを採用している。また、広角28ミリからの光学7倍ズームに対応し、後述するマルチ超解像ズーム併用時では画像劣化を抑えながら約14倍までのズームが行える。
新エンジン「EXILIM ENGINE HS」は、マルチCPUと2つの画像処理回路に加えて、最新技術による高性能な機能と高速処理を併せて実現できるリコンフィギュラブルプロセッサを搭載。これにより業界トップクラスの最短撮影間隔0.37秒を実現した。また、動画を記録しながらの連写撮影など従来のカメラでは不可能だった機能も備えている。
「HDRアート」では、露出の異なる連写画像を合成し、高精度な画像解析をもとに局所的にコントラストや彩度の強弱を変化させる。これによって、パソコンの画像編集ソフトで加工したような芸術的な写真をワンショットで作成できるようにした。
連写機能は、10メガピクセルの高精細画像を最大40枚/秒の速さで30枚まで撮影可能。さらに、シャッターを半押ししている状態で画像の記録が開始される「パスト連写」機能も備えている。
「プレミアムズーム(マルチ超解像)」では、高速連写した画像4枚を位置合わせしながら合成。複数の低解像度画像から高解像度のフレームを推定、画像を補間するマルチフレーム超解像技術により、解像感や質感を残した高品位なズーム撮影を実現したとしている。
そのほか、撮影シーンの状況に応じてカメラが設定を自動で変更する「プレミアムオート」も搭載。同機能では、画像をピクセル単位で解析し人物と背景で異なる補正を行うほか、人物及び風景写真をより鮮明に残す人物・風景メイクアップも自動で選択される。
また、最大480fpsのハイスピードムービーや360度のパノラマ画像を撮影できる「スライドパノラマ」、動画を合成できる「ダイナミックフォト」も搭載。動画撮影では、撮影中に高速連写で静止画が撮影できる「スチルインムービー」を始め、撮影中の光学ズームやコンティニュアスAFも可能になった。
モニターには3.0V型のTFTカラー液晶を搭載。HDMIミニ出力やUSB、AV出力端子などを搭載している。
次ページ同社初のGPS搭載機「EX-H20G」は旅行用途を強く意識
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドCASIO
- 型番EX-ZR10
- 発売日2010年11月26日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1210万画素 ●撮像素子:1/2.3型高速CMOS(裏面照射型) ●記録メディア:SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●記録ファイル形式:静止画→JPEG(Exif Ver2.3、DCF2.0準拠、DPOF対応)、動画→MOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM(ステレオ) ●レンズ:光学7倍ズーム ●電源:専用リチウムイオン充電池 ●外形寸法:101.9Wx58.7Hx27.4Dmm ●質量:約149g(電池・付属品含まず)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドCASIO
- 型番EX-H20G
- 発売日2010年11月26日
- 価格¥OPEN(予想実売価格40,000円前後)
【SPEC】●有効画素数:1410万画素 ●撮像素子:1/2.3型正方画素CCD ●記録メディア:SDXC/SDHC/SDメモリーカード ●記録ファイル形式:静止画→JPEG(Exif Ver2.3、DCF2.0準拠、DPOF対応)、動画→MOV形式、H.264/AVC準拠、IMA-ADPCM音声(モノラル) ●レンズ:光学10倍ズーム ●電源:専用リチウムイオン充電池 ●外形寸法:102.5Wx67.5Hx28.8Dmm ●質量:約172g(電池・付属品含まず)