各種3D撮影機能も搭載
ソニー、60p動画撮影対応の“Cyber-shot”高倍率機「HX9V」「HX100V」を発売
ソニーは、デジタルカメラ“Cyber-shot”新モデルとして、1080/60p動画撮影対応の16倍ズーム機「DSC-HX9V」と、同じく1080/60p動画撮影対応の30倍ズーム機「DSC-HX100V」を3月11日より順次発売する。
■DSC-HX9V ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)3月11日発売
撮像素子に有効1,620万画素のExmor Rを採用し、レンズは広角24mmからの16倍ズーム(35mm換算で384mm)のソニーGレンズを搭載。レンズ部にはリニアモーターを採用し、新AF制御との組み合わせによって約0.1秒の高速AFを実現した。フラッシュはポップアップ式。
新AF制御は深さ情報を分析する。2枚のキャプチャー画から被写体の距離を推定し、ピントのある方向を確認してレンズを移動。従来のAFではピントのない方向にもレンズを移動していた分の動きを省略することで、焦点時間を短縮させている。
動画撮影ではAVCHDでのフルHDに加えて1080/60p撮影にも対応。その際のビットレートは28Mbps。なお1080/60pデータは独自フォーマットでの記録となるため、基本的に再生は本体で行う仕様。ミニHDMI端子を備えており、テレビへ出力することは可能だ。
動画撮影時の手ブレ補正機能も強化。従来のアクティブモードが進化し、上下・左右の2軸に加えて、“Handycam”同様にジャイロセンサーによる回転軸方向のブレ検知にも対応。3方向の補正を行うようになった。
また、暗所でのノイズ改善能力も進化。新たに前後のフレーム情報を見てノイズを判断するようにしたことでノイズをさらに低減。同社では「Handycam並のクリア感を実現した」としている。
静止画撮影では、「プレミアムおまかせオート」でのシーン認識数が33シーンに増加。また、被写体の変化を見ながら複数画像の重ね合わせを行うため、例えば風で木々が揺らめいている場合など被写体が動いても最適な画像を生成できるという。
さらに逆光補正HDRでも、従来は露出アンダーとオーバーの画像2枚から生成していたところを、新たに適正露出の画像を加えた3枚を使用するように変更。より豊かな階調表現を可能にした。
スイングパノラマ機能も搭載。同機能では新たに「HRモード」を用意し、カメラを縦に構えてから横方向にスイングすることで、縦4,096×横10,480ピクセル、4,290万画素の高解像パノラマ画像が撮影できる。
そのほか従来機から引き続き3Dスイングパノラマとスイングマルチアングルも搭載。さらに、3D撮影では1月に発表された2011年第1m弾モデル(関連ニュース)同様に「3D静止画」も搭載。シャッターを切った際に自動的に2枚の写真を撮影し、前景と背景の判断をしながら奥行き推定を行うことで自然な立体感のある写真が撮れるようにしている。
なお、操作ボタン類では上記第1弾モデルも含め、シャッターを静止画撮影専用に変更。動画撮影の開始/終了は「MOVIE」ボタンから行うようにした。これにより、動画撮影中にシャッターを押して静止画を撮影するデュアル記録機能に対応した。なお、その際の静止画は3メガ(16対9)記録となる。
また、本体上部には「CUSTOM」ボタンを装備。好みの設定メニューを登録しておくことでいつでもワンボタンで該当のメニューを呼び出せる。変更可能な設定項目は露出補正/ISO/WB/測光モード/スマイル。
さらに、MR(メモリーリコール)モードを用意。あらかじめ登録しておいた好みの設定を簡単に呼び出せるようにした。
加えて、マニュアル設定項目も細かく設定できるようになった点も特徴。ホワイトバランスシフト、カラーモード、彩度、コントラスト、シャープネスの各項目の設定も行えるようになった。
そのほかの機能ではTransferJetに対応し、GPSも搭載。モニター部は3.0型のTrublack液晶を搭載しており、解像度も前モデルのDSC-HX5Vから400%向上させた92.1万ドットを実現。コントラスト比もHX5Vから21%向上させている。
なお充電・給電はUSBバスパワーで行い、USB-ACアダプターを同梱。例えばHDMIでテレビに映像を出力しながら、USB-ACアダプターを使用して同時に給電することも可能で、使用中に電源が切れないようにした。なお、給電をしながらの撮影は行えない。
■DSC-HX100V ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)4月8日発売
広角27mmからの光学30倍(35mm換算で810mm相当)ズームが可能なモデル。F2.8-5.6で、「DSC-R1」以来となるカールツァイス バリオ・ゾナーT*レンズを採用している。また、本機もレンズ部にはリニアモーターを採用しており、約0.1秒の高速AFを実現した。
撮像素子には有効1,620万画素のExmor Rを搭載。モニター部はマルチアングル方式で、TruBlack技術を採用した3.0型液晶を装備している。なお、デザインは一眼カメラ“α”のスタイルを踏襲したのだという。
リング操作によるズーム/フォーカス機能を搭載。ズームのみを操作するAF/マニュアルズームモードと、フォーカスも自分で合わせるマニュアルフォーカスモードを切り替えるスイッチをレンズの根本部分に備えている。
またEVFも装備。アイセンサーも搭載しており、EVFと液晶モニターを自動で切り替える。
前述のように1080/60p動画撮影に対応し、AVCHDでのフルHD動画撮影も可能。上記DSC-HX9V同様に暗所でのノイズ低減性能も強化し、回転軸を加えた3方向での手ブレ補正も搭載している。
加えてNDフィルターを内蔵。設定画面から簡単にオン/オフを変更できるようになっている。そのほか、連写は10fpsで10枚まで行える。
そのほか静止画でのプレミアムおまかせオートは33シーンを認識し、スイングパノラマも搭載。HX9V同様に逆光補正HDRは新たに3枚の画像から補整を行い、スイングパノラマにもHRモードを追加している。また、3Dでは3Dスイングパノラマと3Dスイングマルチアングルに加え、本機も新たに3D静止画機能を備えた。
GPSも搭載し、HDMIミニ端子も装備。TransferJetにも対応している。
■DSC-HX9V ¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)3月11日発売
撮像素子に有効1,620万画素のExmor Rを採用し、レンズは広角24mmからの16倍ズーム(35mm換算で384mm)のソニーGレンズを搭載。レンズ部にはリニアモーターを採用し、新AF制御との組み合わせによって約0.1秒の高速AFを実現した。フラッシュはポップアップ式。
新AF制御は深さ情報を分析する。2枚のキャプチャー画から被写体の距離を推定し、ピントのある方向を確認してレンズを移動。従来のAFではピントのない方向にもレンズを移動していた分の動きを省略することで、焦点時間を短縮させている。
動画撮影ではAVCHDでのフルHDに加えて1080/60p撮影にも対応。その際のビットレートは28Mbps。なお1080/60pデータは独自フォーマットでの記録となるため、基本的に再生は本体で行う仕様。ミニHDMI端子を備えており、テレビへ出力することは可能だ。
動画撮影時の手ブレ補正機能も強化。従来のアクティブモードが進化し、上下・左右の2軸に加えて、“Handycam”同様にジャイロセンサーによる回転軸方向のブレ検知にも対応。3方向の補正を行うようになった。
また、暗所でのノイズ改善能力も進化。新たに前後のフレーム情報を見てノイズを判断するようにしたことでノイズをさらに低減。同社では「Handycam並のクリア感を実現した」としている。
静止画撮影では、「プレミアムおまかせオート」でのシーン認識数が33シーンに増加。また、被写体の変化を見ながら複数画像の重ね合わせを行うため、例えば風で木々が揺らめいている場合など被写体が動いても最適な画像を生成できるという。
さらに逆光補正HDRでも、従来は露出アンダーとオーバーの画像2枚から生成していたところを、新たに適正露出の画像を加えた3枚を使用するように変更。より豊かな階調表現を可能にした。
スイングパノラマ機能も搭載。同機能では新たに「HRモード」を用意し、カメラを縦に構えてから横方向にスイングすることで、縦4,096×横10,480ピクセル、4,290万画素の高解像パノラマ画像が撮影できる。
そのほか従来機から引き続き3Dスイングパノラマとスイングマルチアングルも搭載。さらに、3D撮影では1月に発表された2011年第1m弾モデル(関連ニュース)同様に「3D静止画」も搭載。シャッターを切った際に自動的に2枚の写真を撮影し、前景と背景の判断をしながら奥行き推定を行うことで自然な立体感のある写真が撮れるようにしている。
なお、操作ボタン類では上記第1弾モデルも含め、シャッターを静止画撮影専用に変更。動画撮影の開始/終了は「MOVIE」ボタンから行うようにした。これにより、動画撮影中にシャッターを押して静止画を撮影するデュアル記録機能に対応した。なお、その際の静止画は3メガ(16対9)記録となる。
また、本体上部には「CUSTOM」ボタンを装備。好みの設定メニューを登録しておくことでいつでもワンボタンで該当のメニューを呼び出せる。変更可能な設定項目は露出補正/ISO/WB/測光モード/スマイル。
さらに、MR(メモリーリコール)モードを用意。あらかじめ登録しておいた好みの設定を簡単に呼び出せるようにした。
加えて、マニュアル設定項目も細かく設定できるようになった点も特徴。ホワイトバランスシフト、カラーモード、彩度、コントラスト、シャープネスの各項目の設定も行えるようになった。
そのほかの機能ではTransferJetに対応し、GPSも搭載。モニター部は3.0型のTrublack液晶を搭載しており、解像度も前モデルのDSC-HX5Vから400%向上させた92.1万ドットを実現。コントラスト比もHX5Vから21%向上させている。
なお充電・給電はUSBバスパワーで行い、USB-ACアダプターを同梱。例えばHDMIでテレビに映像を出力しながら、USB-ACアダプターを使用して同時に給電することも可能で、使用中に電源が切れないようにした。なお、給電をしながらの撮影は行えない。
■DSC-HX100V ¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)4月8日発売
広角27mmからの光学30倍(35mm換算で810mm相当)ズームが可能なモデル。F2.8-5.6で、「DSC-R1」以来となるカールツァイス バリオ・ゾナーT*レンズを採用している。また、本機もレンズ部にはリニアモーターを採用しており、約0.1秒の高速AFを実現した。
撮像素子には有効1,620万画素のExmor Rを搭載。モニター部はマルチアングル方式で、TruBlack技術を採用した3.0型液晶を装備している。なお、デザインは一眼カメラ“α”のスタイルを踏襲したのだという。
リング操作によるズーム/フォーカス機能を搭載。ズームのみを操作するAF/マニュアルズームモードと、フォーカスも自分で合わせるマニュアルフォーカスモードを切り替えるスイッチをレンズの根本部分に備えている。
またEVFも装備。アイセンサーも搭載しており、EVFと液晶モニターを自動で切り替える。
前述のように1080/60p動画撮影に対応し、AVCHDでのフルHD動画撮影も可能。上記DSC-HX9V同様に暗所でのノイズ低減性能も強化し、回転軸を加えた3方向での手ブレ補正も搭載している。
加えてNDフィルターを内蔵。設定画面から簡単にオン/オフを変更できるようになっている。そのほか、連写は10fpsで10枚まで行える。
そのほか静止画でのプレミアムおまかせオートは33シーンを認識し、スイングパノラマも搭載。HX9V同様に逆光補正HDRは新たに3枚の画像から補整を行い、スイングパノラマにもHRモードを追加している。また、3Dでは3Dスイングパノラマと3Dスイングマルチアングルに加え、本機も新たに3D静止画機能を備えた。
GPSも搭載し、HDMIミニ端子も装備。TransferJetにも対応している。
関連リンク
トピック
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-HX9V
- 発売日2011年3月11日
- 価格¥OPEN(予想実売価格45,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:有効1,620万画素裏面照射型CMOS ●ズーム:光学16倍(広角24mm) ●液晶:3.0型(Trublack) ●動画:1,920×1,080/60i1(AVCHD)、1,080/60p
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番DSC-HX100V
- 発売日2011年4月8日
- 価格¥OPEN(予想実売価格50,000円前後)
【SPEC】●撮像素子:有効1,620万画素裏面照射型CMOS ●ズーム:光学30倍(広角27mm) ●液晶:3.0型(Trublack/マルチアングル式) ●動画:1,920×1,080/60i1(AVCHD)、1,080/60p