オンキヨー、第3四半期決算を発表 - AVは3D周りが好調・PCが苦戦
オンキヨー(株)は、2011年3月期第3四半期の累計連結業績決算を発表した。
2010年4月1日から12月31日までの累計連結売上高は、海外向け新製品が好調に推移したもの、国内PC市場における価格競争の激化等により苦戦し、当初の予想を下回る368億3,500万円となった。円高による仕入れ原価の押し上げ効果はあるものの、国内PCの販売が低迷したことにより円高のメリットを享受できず、営業損失は5億7,200万円の損失を計上した。また経常損益は11億6,800万円の損失、四半期の純損益は14億6,000万円の損失となった。
AV事業は年末にエコポイント需要により市場が活況を呈したことにより、3Dテレビに対応した簡易型パッケージホームシアター、シアターラックシステム、サウンドバーシステムなどの新製品を市場に投入し、売上高は50億8,400万円となった。海外市場では3Dテレビ対応のAVアンプが好評を博し、177億7,700万円の売上高と好調に推移し、結果としてAV事業全体の売上高は228億6,100万円を計上した。
PC事業は独自の音響技術や高品位なデザインを採用した新製品の開発に取り組むとともに、DTS Premium Suteの技術に世界で初めて対応したPCや、iPod Dockを搭載したエンターテインメントオールインワンPC「E713」シリーズ、BD搭載のハイビジョンノートPCやデジタルフォトフレーム、Windows 7搭載スレートPCなど、多様化する市場ニーズに対応した製品を投入してきた。しかしながら年末商戦向け新製品の開発が遅延したことや、市場での急激な価格競争の激化により販売単価が下落したことから、PC事業の売上高は74億3,600万円と、同社の予想を大きく下回る結果に終わった。損益についても新製品開発の費用が増加した一方で、市場価格が想定以上に下落したことから10億9,800万円のセグメント損失となった。
通期の連結業績予想については、2010年11月12日に公表した業績予想から変更なしとなる。今後については「事業環境の変化、為替の状況や同社グループ子会社・関係会社の業績の推移を注意深く見極めながら、必要に応じて見直しを行い、変更があれば速やかに開示する」と発表されている。
2010年4月1日から12月31日までの累計連結売上高は、海外向け新製品が好調に推移したもの、国内PC市場における価格競争の激化等により苦戦し、当初の予想を下回る368億3,500万円となった。円高による仕入れ原価の押し上げ効果はあるものの、国内PCの販売が低迷したことにより円高のメリットを享受できず、営業損失は5億7,200万円の損失を計上した。また経常損益は11億6,800万円の損失、四半期の純損益は14億6,000万円の損失となった。
AV事業は年末にエコポイント需要により市場が活況を呈したことにより、3Dテレビに対応した簡易型パッケージホームシアター、シアターラックシステム、サウンドバーシステムなどの新製品を市場に投入し、売上高は50億8,400万円となった。海外市場では3Dテレビ対応のAVアンプが好評を博し、177億7,700万円の売上高と好調に推移し、結果としてAV事業全体の売上高は228億6,100万円を計上した。
PC事業は独自の音響技術や高品位なデザインを採用した新製品の開発に取り組むとともに、DTS Premium Suteの技術に世界で初めて対応したPCや、iPod Dockを搭載したエンターテインメントオールインワンPC「E713」シリーズ、BD搭載のハイビジョンノートPCやデジタルフォトフレーム、Windows 7搭載スレートPCなど、多様化する市場ニーズに対応した製品を投入してきた。しかしながら年末商戦向け新製品の開発が遅延したことや、市場での急激な価格競争の激化により販売単価が下落したことから、PC事業の売上高は74億3,600万円と、同社の予想を大きく下回る結果に終わった。損益についても新製品開発の費用が増加した一方で、市場価格が想定以上に下落したことから10億9,800万円のセグメント損失となった。
通期の連結業績予想については、2010年11月12日に公表した業績予想から変更なしとなる。今後については「事業環境の変化、為替の状況や同社グループ子会社・関係会社の業績の推移を注意深く見極めながら、必要に応じて見直しを行い、変更があれば速やかに開示する」と発表されている。