直販サイト限定販売 接点改質剤も登場
クリプトン、同社初のオーディオ用USBケーブル「UC-KS」シリーズを発売
クリプトンは、USBケーブル「UC-KS」シリーズと接点改質剤「CI-KS5」を3月上旬から直販サイト限定で発売する。発送は3月中旬からスタートする。
同社は昨年、96kHz/24bit対応USB DAC&アンプ内蔵スピーカー「KS-1HQM」を発売(関連ニュース)。USBケーブルでPCと接続するだけで高音質な音源を簡単に楽しめる本機を使ったネットオーディオスタイルの更なる音質向上を実現するため、今回のUSBケーブルと接点改質剤の開発に至ったという。新製品の特徴は下記の通り。
USBケーブル「UC-KSシリーズ」
UC-KS2.0(2.0m)直販サイト価格¥8,980(税込)
UC-KS1.2(1.2m)直販サイト価格¥6,980(税込)
UC-KS0.6(0.6m)直販サイト価格¥5,980(税込)
※いずれもUSB A - USB B端子タイプ
このUSBケーブルは「音の良さを理論的に説明することで品質保証をする」ことを目指しているのが特徴。ALLIONが行うUSBロゴ認証プログラムと同等のテストを実施し、この基準をクリアするクオリティを確保しているとのことだ。
具体的には、電圧やタイミングのマージンを計測する「アイパターン測定」を実施。伝送のタイミングのズレやインピーダンスのミスマッチが起こると、信号のうねり(=ジッター)が生まれてしまう。さらに、コネクター部がミスマッチを起こしてしまうと電圧変動が起こり、電圧マージンが低くなってジッターノイズを受けやすくなってしまうという。
UC-KSシリーズは、USBケーブルの信号線と電源線のシールドを二重にすることで、信号線と電源線でのノイズ干渉を低減。また電源線と信号線の間にポリプロピレンを介在させており、信号線の静電容量も少なく電源線の振動も吸収して音質劣化を防ぐという。
また、コネクター端子や導線のインピーダンスのばらつきが少なくアイパターン規格に合致しており、ジッター成分の少ない正確な信号伝送が可能とのこと。信号の電圧マージンも高く、デジタル信号のうねりも発生せず、優れたノイズ耐性により正確なデジタル伝送ができるという。
同社開発室 室長の渡邉 勝氏は「他のオーディオ用USBケーブルはこういった規格に準拠するようなテストを行っていない。クリプトンの今回の新USBケーブルは、ロゴ取得はコスト面の問題で実現していないが、ロゴプログラムと同条件でテストを行い、それをクリアするクオリティを確保している」と自信をみせた。
接点改質剤
CI-KS5 ¥2,400(税込)
クラスターダイヤモンドとスクワランオイルで構成された接点改質剤。クラスターダイヤモンドはカーボングラファイトでコーティングした、導通性を持つ直径15ナノメートルの黒色ダイヤモンド。硬度が高く耐摩擦性に優れるほか、固体潤滑剤としての効果も発揮するという。スクワランオイルは粘度が低く、経時・温度劣化の少ないオイル。鉱物油や揮発油のように金属やプラスチックを侵食することはなく、むしろ塗ると酸化を抑えてくれるという。
USBケーブルの端子部とPC側端子の接点に塗布すると、インピーダンスや接触抵抗の低減、信号の流れ改善などの効果があり、音質が向上するという。もちろんピュアオーディオ用途にも使用可能だ。
使う際は該当部に塗布用の刷毛で本剤を薄く塗る。本製品1本(1cc)で2,000ポイントに塗布可能。一度塗れば、抜き差ししなければ半年程度塗りかえなくても大丈夫だという。
■ネットオーディオでもアクセサリーは重要な存在
同社代表取締役の濱田正久氏は「昨年KS-1HQMを発売して以来、このスピーカーをもっとオーディオ的に良くしていけないか、と考えた。その際気付いたのが『アクセサリーの重要さ』だ。ピュアオーディオはもちろん、ネットオーディオでもアクセサリーは重要な存在。クオリティアップのためのアクセサリーを、お求めやすい価格で提供したいと考えた。シンプルでコストパフォーマンスの高いシステムを構築する際、ぜひ使っていただければ」と語る。
また、近日中の発売を予定しているアクセサリーとして、KS-1専用キャリングバッグも披露された。こちらも直販サイト限定販売モデルで、価格は未定。
「KS-1HQMを出先でも使いたい」というユーザーの声を反映して生まれたもの。「例えばKS-1HQMをパーティーに持っていって、PCやテレビに接続して楽しむといった使い方も気軽にできる。96/24音源が聴けるので、カメラータトウキョウのレコーディングエンジニアは本機をホテルに持ち込んでその日の録音データをチェックするという使い方もしている」(渡邉氏)のだという。
【問い合わせ先】
(株)クリプトン HQM事業室
TEL/03-3353-4411
同社は昨年、96kHz/24bit対応USB DAC&アンプ内蔵スピーカー「KS-1HQM」を発売(関連ニュース)。USBケーブルでPCと接続するだけで高音質な音源を簡単に楽しめる本機を使ったネットオーディオスタイルの更なる音質向上を実現するため、今回のUSBケーブルと接点改質剤の開発に至ったという。新製品の特徴は下記の通り。
USBケーブル「UC-KSシリーズ」
UC-KS2.0(2.0m)直販サイト価格¥8,980(税込)
UC-KS1.2(1.2m)直販サイト価格¥6,980(税込)
UC-KS0.6(0.6m)直販サイト価格¥5,980(税込)
※いずれもUSB A - USB B端子タイプ
このUSBケーブルは「音の良さを理論的に説明することで品質保証をする」ことを目指しているのが特徴。ALLIONが行うUSBロゴ認証プログラムと同等のテストを実施し、この基準をクリアするクオリティを確保しているとのことだ。
具体的には、電圧やタイミングのマージンを計測する「アイパターン測定」を実施。伝送のタイミングのズレやインピーダンスのミスマッチが起こると、信号のうねり(=ジッター)が生まれてしまう。さらに、コネクター部がミスマッチを起こしてしまうと電圧変動が起こり、電圧マージンが低くなってジッターノイズを受けやすくなってしまうという。
UC-KSシリーズは、USBケーブルの信号線と電源線のシールドを二重にすることで、信号線と電源線でのノイズ干渉を低減。また電源線と信号線の間にポリプロピレンを介在させており、信号線の静電容量も少なく電源線の振動も吸収して音質劣化を防ぐという。
また、コネクター端子や導線のインピーダンスのばらつきが少なくアイパターン規格に合致しており、ジッター成分の少ない正確な信号伝送が可能とのこと。信号の電圧マージンも高く、デジタル信号のうねりも発生せず、優れたノイズ耐性により正確なデジタル伝送ができるという。
同社開発室 室長の渡邉 勝氏は「他のオーディオ用USBケーブルはこういった規格に準拠するようなテストを行っていない。クリプトンの今回の新USBケーブルは、ロゴ取得はコスト面の問題で実現していないが、ロゴプログラムと同条件でテストを行い、それをクリアするクオリティを確保している」と自信をみせた。
接点改質剤
CI-KS5 ¥2,400(税込)
クラスターダイヤモンドとスクワランオイルで構成された接点改質剤。クラスターダイヤモンドはカーボングラファイトでコーティングした、導通性を持つ直径15ナノメートルの黒色ダイヤモンド。硬度が高く耐摩擦性に優れるほか、固体潤滑剤としての効果も発揮するという。スクワランオイルは粘度が低く、経時・温度劣化の少ないオイル。鉱物油や揮発油のように金属やプラスチックを侵食することはなく、むしろ塗ると酸化を抑えてくれるという。
USBケーブルの端子部とPC側端子の接点に塗布すると、インピーダンスや接触抵抗の低減、信号の流れ改善などの効果があり、音質が向上するという。もちろんピュアオーディオ用途にも使用可能だ。
使う際は該当部に塗布用の刷毛で本剤を薄く塗る。本製品1本(1cc)で2,000ポイントに塗布可能。一度塗れば、抜き差ししなければ半年程度塗りかえなくても大丈夫だという。
■ネットオーディオでもアクセサリーは重要な存在
同社代表取締役の濱田正久氏は「昨年KS-1HQMを発売して以来、このスピーカーをもっとオーディオ的に良くしていけないか、と考えた。その際気付いたのが『アクセサリーの重要さ』だ。ピュアオーディオはもちろん、ネットオーディオでもアクセサリーは重要な存在。クオリティアップのためのアクセサリーを、お求めやすい価格で提供したいと考えた。シンプルでコストパフォーマンスの高いシステムを構築する際、ぜひ使っていただければ」と語る。
また、近日中の発売を予定しているアクセサリーとして、KS-1専用キャリングバッグも披露された。こちらも直販サイト限定販売モデルで、価格は未定。
「KS-1HQMを出先でも使いたい」というユーザーの声を反映して生まれたもの。「例えばKS-1HQMをパーティーに持っていって、PCやテレビに接続して楽しむといった使い方も気軽にできる。96/24音源が聴けるので、カメラータトウキョウのレコーディングエンジニアは本機をホテルに持ち込んでその日の録音データをチェックするという使い方もしている」(渡邉氏)のだという。
【問い合わせ先】
(株)クリプトン HQM事業室
TEL/03-3353-4411