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iTunesライブラリのインポートも可能

Google、クラウド型音楽サービス「Music Beta by Google」をスタート

公開日 2011/05/11 07:39 ファイル・ウェブ編集部
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Googleは、クラウド型の音楽サービス「Music Beta by Google」を開始した。

利用は無料だが、現在のところ米国内での利用に限られる。

Music Beta by Googleはクラウド上の同社サーバーに、個々人の楽曲データを保存。同社の説明では、2万曲までアップロードできるとしている。保存した楽曲はPCなどのウェブブラウザーや、スマートフォン/タブレットのMusicアプリ(Android 2.2以上)で、いつでもストリーミング再生できる。いわゆる「ミュージックロッカー」型サービスだ。

利用にはGoogleアカウントが必要で、利用を開始するためにはアカウントを入力して招待を受ける。その後音楽データをアップロードし、Android用アプリをダウンロードするという流れになる。

直近に再生した楽曲を自動的にローカルにキャッシュする機能や、特定のアルバムやアーティスト、プレイリストをキャッシュしておくことができ、オフラインでも快適に使用できるよう工夫している。

プレイリストを作成してクラウドと同期する機能、インテリジェントミックス機能などを備えている。

クラウド上への楽曲のアップロードは、フォルダー単位で選択することはもちろん、iTunesのライブラリーを丸ごとインポートすることも可能だ。

同種のミュージックロッカー型サービスは、すでに米Amazonが「Amazon Cloud Drive」を展開している(関連ニュース)。5GBの無料オンラインストレージが提供され、アップロードした音楽や動画は、ブラウザーやAndroid向けのアプリ「Cloud Player for Android」で再生することができる。

以下は、Googleが提供している「Music Beta by Google」のプロモーションビデオだ。

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