米Amazon、「Amazon Cloud Drive」「Cloud Player」に新サービス － 音楽ファイルの容量無制限化やiPad対応

米Amazonは、オンラインストレージサービス「Amazon Cloud Drive」と「Cloud Player」（関連ニュース）において、音楽ファイルの保存容量を無制限にするなどの新施策を発表した。

発表されたのは「音楽ファイル保存容量の無制限化」「Amazon MP3で購入した楽曲のAmazon Cloud Driveへの無料保存」「Cloud PlayerのiPad対応」の3点。それぞれの詳細は下記の通り。

■音楽ファイル保存容量の無制限化

「Amazon Cloud Drive」では、5GBの無料オンラインストレージが提供され、ユーザーは音楽や動画、書類データなどをアップロードして保存できる。また、オンラインストレージの容量は、有料でアップグレードもでき、20GBから最大1TBまで増やすことができる。今回、MP3およびAAC（.m4a）形式の音楽ファイルが容量無制限で保存可能になる。本サービスはAmazon Cloud Driveの有料プランを利用しているユーザーに向けて期間限定で実施される。

なお現在、ストレージの有料アップグレードサービスについては年間20ドルで20GBが追加できるプランが最安となるが、こちらを含めていずれかの有料プランを利用していれば上記施策の対象として自動的に適用される。

■Amazon MP3で購入した楽曲のAmazon Cloud Driveへの無料保存

「Amazon MP3」で楽曲を購入すれば、その楽曲はAmazon Cloud Driveに無料で保存しておけるというもの。以前に購入した楽曲も対象となる。

■Cloud PlayerのiPad対応

ウェブ上で利用できる「Cloud Player for Web」がiPadに対応。これまではAndroid端末やパソコン（Windows/Mac）でのみ対応していたサービスが、新たにiPadでも利用できるようになった。iPadのSafariアプリでの利用に最適化しているという。