3Dプロジェクターが伸長/ヘッドホンも好調に推移
JVCケンウッド、1Q業績は全セグメントで営業利益黒字を確保
(株)JVCケンウッドは、第1四半期連結業績を発表した。円高や東日本大震災、前連結会計年度に実施した構造改革による一部事業の絞り込みの影響等により、売上高は前年同期比で約116億円減の771億9,400万円となった。
一方、営業利益は、中核事業の収益と前連結会計年度に実施した構造改革の効果が東日本大震災の影響を吸収し、4事業セグメント全てで営業黒字を確保。前年同期比で約6億円増の30億1,900万円となった。
構造改革の効果で黒字化したホーム&モバイルエレクトロニクス事業は、ディスプレイ分野とホームオーディオ分野を併せ、前年同期に比べて売上規模は縮小したものの、損益は大幅に改善。AVアクセサリー分野でヘッドホン/イヤホンの販売が好調に推移し、前連結会計年度に引き続いて高い収益性を維持した。また、プロジェクター分野で3D対応モデルなど高付加価値機種の販売が伸長し、損益が改善したという。
経常利益は営業利益の増加と営業外収支の改善により、前年同期比で約9億円増の26億7,000万円となった。また、営業外収益が同比約10億円減少となった一方、借入金の減少や長期化によって支払い利息や借入手数料が減少したことにより、営業外費用は同比約12億円減少した。四半期純利益は、経常利益の増加と特別損益の大幅改善により、同比で約20億円の改善となる15億4,400万円の黒字となった。
市場全体では、新興市場で引き続き成長が見られ、先進国では回復傾向が見られたという。日本経済は東日本大震災の影響により生産活動が停滞し、個人消費や設備投資も低調だったが、徐々に回復傾向が見られるようになったとしている。
一方、営業利益は、中核事業の収益と前連結会計年度に実施した構造改革の効果が東日本大震災の影響を吸収し、4事業セグメント全てで営業黒字を確保。前年同期比で約6億円増の30億1,900万円となった。
構造改革の効果で黒字化したホーム&モバイルエレクトロニクス事業は、ディスプレイ分野とホームオーディオ分野を併せ、前年同期に比べて売上規模は縮小したものの、損益は大幅に改善。AVアクセサリー分野でヘッドホン/イヤホンの販売が好調に推移し、前連結会計年度に引き続いて高い収益性を維持した。また、プロジェクター分野で3D対応モデルなど高付加価値機種の販売が伸長し、損益が改善したという。
経常利益は営業利益の増加と営業外収支の改善により、前年同期比で約9億円増の26億7,000万円となった。また、営業外収益が同比約10億円減少となった一方、借入金の減少や長期化によって支払い利息や借入手数料が減少したことにより、営業外費用は同比約12億円減少した。四半期純利益は、経常利益の増加と特別損益の大幅改善により、同比で約20億円の改善となる15億4,400万円の黒字となった。
市場全体では、新興市場で引き続き成長が見られ、先進国では回復傾向が見られたという。日本経済は東日本大震災の影響により生産活動が停滞し、個人消費や設備投資も低調だったが、徐々に回復傾向が見られるようになったとしている。