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再設定しないと録画失敗などの可能性

ソニー、地デジ「リパック」でチャンネル再設定が必要なレコーダー/テレビを公開

公開日 2011/09/01 18:45 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、地上デジタル放送の「リパック」に伴い、チャンネルの再設定が必要となる製品の型名を同社サイトで公開した。

「リパック」は、地上アナログ放送の終了に伴い、周波数の再編と受信障害を解消することを目的にした措置(関連ニュース)。

具体的には、53ch〜62chのチャンネルを使用している地上デジタル放送の中継局について、2013年3月31日までに、52ch以下のチャンネルへ移行させる。具体的なリパックの対象地域や実施時期はDpaのホームページにPDFで公開されているほか、下記のコールセンターでも問い合わせに対応している。

リパックの対象地域では、チャンネル変更後にチャンネルの再設定(再スキャン)を行う必要がある。薄型テレビやレコーダーで、再設定が自動で行われるか、手動で行う必要があるかは機器によって異なる。レコーダーの場合、チャンネル再設定が行われないと録画が失敗することになり、またテレビでは放送が映らなくなる。

ソニーは本日、同社サイトでリパックによるチャンネル再設定を行う必要がある製品を公開した。

■レコーダー

ソニー製レコーダーでチャンネル再設定を行う必要があるのは以下の製品。

 ・RDZ-D5/D90/D70/D50/D97A/D87/D77A/D60V/D900A/D800/D700
 ・BDZ-V7/V9/X90/A70/L70/T90/T70/T50

上記製品は、地デジチャンネル変更が実行された後に電源を入れるとチャンネルスキャン画面が立ち上がる。ここで必ず初期スキャンを選択し、実行する必要がある。リパックが実行されたチャンネルでは、上記のスキャンを完了するまでの間、番組の受信や録画ができなくなる場合があるという。

比較的最近のモデルは自動でチャンネル再設定が行われる。自動で設定するのは以下の製品。

 ・BDZ-X100/X95/L95/L55/T75/T55/A950/A750
 ・BDZ-EX200/RX100/RX50/RX30/RS10/RX105/RX55/RX35/RS15
 ・BDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500/AT300S/AT750W/AT350S

これらの製品は自動スキャンを行うのでスキャンを促す画面は表示されない。ただしリパックが実行されたチャンネルは、自動スキャンが完了するまで、番組の受信や録画ができなくなる場合がある。

■BRVIA/WEGA

BRAVIA/WEGAブランドの製品では、チャンネル設定を手動で行う必要があるものは以下のみと少ない。

 ・トリニトロンデジタルテレビ“WEGA”KD-28SR300/32SR300
 ・HDDレコーダー BRX-A250/A320/A500

上記製品ではリパックの前に「本機からのメール」が届く。この「本機からのメール」に記載されている地デジチャンネルの変更予定日以降にチャンネル再設定(スキャン)を行う必要がある。

上記以外の地デジチューナー内蔵BRAVIA/WEGAでは、電源スタンバイ時に自動チャンネル再設定が行われるが、実行中は対象のチャンネルの受信、録画ができない可能性がある。

■nav-u

ポータブルナビ“nav-u”についても、リパックによって番組の受信や録画が行えなくなる可能性がある。対象製品は以下の通りで、受信・録画が行えなくなった場合は手動でチャンネル設定を行う必要がある。

 ・NV-U3V/U3DV/U75V/U76VT/U76V/U77VT/U77V

【ソニー製品の使用方法に関する問い合わせ先】
ソニー使い方相談窓口
TEL/0120-333-020


【リパックの対象地域、実施時期に関する問い合わせ先】
総務省テレビ受信者支援センター(デジサポ)
チャンネル変更コールセンター
TEL 0120-922-303
受付時間/平日 9:00〜21:00、土日祝日 9:00〜18:00

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