フラットパネルディスプレイの総合技術展
FPD Internationalが開幕 − 3D/4K/有機EL/電子ペーパー/変わり種アクセサリーなど注目展示が多数
■“後付け3D”のアクセサリーも
会場では、3D非対応のディスプレイに取り付けることで3D対応へと変えるアクセサリーの出展もいくつか見ることができる。
ニューサイトジャパンは、15.6インチノートPC用の後付3Dスクリーン「3DeeScreen」と、スマートフォン用の「3DeeSlide」を出展。
両製品ともカナダ・Spatial View社によるもので、同社では3Dコンテンツのストリーミング/ダウンロードシステム「3DeeCentral」も提供している。ニューサイトジャパンの説明員によれば日本でも数ヶ月以内に発売を見込んでいるという。
アスナのブースでは、ノートPCの画面に貼るタイプの3Dアクセサリー「HARUDAKE」を展示。パッシブタイプの3Dグラスが付属しており、プレーヤーソフトさえ3D対応であれば、通常のパソコンでも3D視聴が行えるようになるというもの。
サイズは12.1インチで、将来的にはそのほかのサイズ展開も予定。来春くらいにおよそ1万円ほどでの発売を予定しているとのことだった。
■電子ペーパー技術も各社が展示
電子ペーパーについても各社が様々な展示を実施。E Ink社のブースにはソニーの“Reader”など各社の電子書籍端末を始め、電子ペーパーでの情報表示スペースを設けたスノーボードなども飾られている。
また、凸版印刷やブリジストン、セイコーエプソンなど各社も電子ペーパー技術を紹介。セイコーエプソンブースには、電子ペーパーを採用した腕時計“アクティブマトリクスEPDウォッチ”の限定デザインであるルパン三世モデルも展示されている。