AR技術を用いたPS3用ゲーム“魔法の本”
<IFA>ソニー、電子書籍端末“Reader”WiFi専用新モデルは139ユーロで9月発売
ソニーは、電子書籍端末“Reader”の新モデル「PRS-T2」を会場に展示。本機はWiFi専用のエントリーモデルで、ヨーロッパでは9月上旬から、139ユーロで販売を予定している。
なお米国では同じモデルを129ドルで展開する。カラーバリエーションはブラック/レッド/ホワイトの3色で、ブラックはマットな仕上げ、レッドとホワイトはグロス仕上げのフレームを採用している。
今回発表された機種は、昨年10月に発売された「PRS-T1」(関連ニュース)の後継機にあたるモデル。日本でも導入が検討されている。
ディスプレイは6インチ、解像度600×800ドットのE-INK社製電子ペーパー「Pearl」を搭載。ピンチ操作にも対応する。ディスプレイの下側にはホームボタンのほか、ページめくり、バック、メニューボタンなど大きめのアイコンボタンを配置。「ヨーロッパでReaderを支持してくれるお客様に、比較的年配の方が多いため、わかりやすいボタンのデザインとレイアウトを採用した」(展示スタッフ)という。
前機種のT1ではE-INKの仕様により、ページめくりの際に毎度白黒反転表示が発生していた。「ユーザーから“故障しているのでは”という問い合わせも多かったことから、ソフトウェアの改善により、白黒反転をページめくり15回のうち、1回に減らして操作感を向上している」(展示スタッフ)という。
画面サイズは従来機T1と同じながら、本体の厚みはやや薄くなっている。質量も164gと軽量化した。内蔵メモリーは2GB。外部記録媒体は32GBまでのmicroSDメモリーカードが利用できる。mnh/XMDF(.zbf)/.book/EPUBのファイルフォーマットのほか、PDF/Textファイルの読み込みも対応する。
なお、T1に搭載されていたイヤホン端子が本機では省略され、音楽ファイルの再生は非対応となった。
WiFi機能を内蔵しており、本機から直接インターネットに接続して、電子書籍をストアからダウンロード購入して楽しめる。Reader Storeは現在、ヨーロッパ圏では英国のみでサービスが展開されており、ドイツでLibrionのプラットフォームでコンテンツを提供している。
その他のアプリケーションはWebブラウザ/フォトビューワー/辞書/テキストメモ/手書きメモなどを搭載。EvernoteやFacebookとの連携にも対応している。
“本”に関連する展示では、他にもARゲーム「Wonderbook」の展示コーナーが賑わっていた。
こちらはPlayStation 3用のゲームコンテンツとして、ヨーロッパでは今年の秋から導入が計画されているAR技術を利用した体感ゲーム。
画面の中に映し出されるオブジェクトを、PlayStation Moveコントローラーで操作しながら“魔法の本”を読むような感覚で楽しむことができる。こちらのコンテンツを楽しむためにはMoveコントローラーの他、別売りのPlayStation Eye、ARマーカーを内蔵したWonderbook本体が必要になる。またゲームソフトとして、J.K.ローリング氏のプロデュースによる「Wonderbook/Book of Spells」がハードウェアと同時に、第一弾の対応コンテンツとして発売される予定だ。
その他、ソニーブースの特設シアタールームでは4Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」の試写が行われている。こちらでは特別に収録された4K映像のベルリンフィルのデモ映像を視聴することができる。スピーカーはヨーロッパで販売がスタートした「SS-AR1」による4.0chマルチ環境が用意されている。
シアタールームには日本でも発売がアナウンスされた新データベース型超解像搭載のSXRDプロジェクター「VPL-HW50ES」(関連ニュース)も用意され、3D映像のデモを行っていたが、イベントの一般公開以降は4Kシアタールームとして展示をVW1000ESに固定して紹介している。
なお米国では同じモデルを129ドルで展開する。カラーバリエーションはブラック/レッド/ホワイトの3色で、ブラックはマットな仕上げ、レッドとホワイトはグロス仕上げのフレームを採用している。
今回発表された機種は、昨年10月に発売された「PRS-T1」(関連ニュース)の後継機にあたるモデル。日本でも導入が検討されている。
ディスプレイは6インチ、解像度600×800ドットのE-INK社製電子ペーパー「Pearl」を搭載。ピンチ操作にも対応する。ディスプレイの下側にはホームボタンのほか、ページめくり、バック、メニューボタンなど大きめのアイコンボタンを配置。「ヨーロッパでReaderを支持してくれるお客様に、比較的年配の方が多いため、わかりやすいボタンのデザインとレイアウトを採用した」(展示スタッフ)という。
前機種のT1ではE-INKの仕様により、ページめくりの際に毎度白黒反転表示が発生していた。「ユーザーから“故障しているのでは”という問い合わせも多かったことから、ソフトウェアの改善により、白黒反転をページめくり15回のうち、1回に減らして操作感を向上している」(展示スタッフ)という。
画面サイズは従来機T1と同じながら、本体の厚みはやや薄くなっている。質量も164gと軽量化した。内蔵メモリーは2GB。外部記録媒体は32GBまでのmicroSDメモリーカードが利用できる。mnh/XMDF(.zbf)/.book/EPUBのファイルフォーマットのほか、PDF/Textファイルの読み込みも対応する。
なお、T1に搭載されていたイヤホン端子が本機では省略され、音楽ファイルの再生は非対応となった。
WiFi機能を内蔵しており、本機から直接インターネットに接続して、電子書籍をストアからダウンロード購入して楽しめる。Reader Storeは現在、ヨーロッパ圏では英国のみでサービスが展開されており、ドイツでLibrionのプラットフォームでコンテンツを提供している。
その他のアプリケーションはWebブラウザ/フォトビューワー/辞書/テキストメモ/手書きメモなどを搭載。EvernoteやFacebookとの連携にも対応している。
“本”に関連する展示では、他にもARゲーム「Wonderbook」の展示コーナーが賑わっていた。
こちらはPlayStation 3用のゲームコンテンツとして、ヨーロッパでは今年の秋から導入が計画されているAR技術を利用した体感ゲーム。
画面の中に映し出されるオブジェクトを、PlayStation Moveコントローラーで操作しながら“魔法の本”を読むような感覚で楽しむことができる。こちらのコンテンツを楽しむためにはMoveコントローラーの他、別売りのPlayStation Eye、ARマーカーを内蔵したWonderbook本体が必要になる。またゲームソフトとして、J.K.ローリング氏のプロデュースによる「Wonderbook/Book of Spells」がハードウェアと同時に、第一弾の対応コンテンツとして発売される予定だ。
その他、ソニーブースの特設シアタールームでは4Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」の試写が行われている。こちらでは特別に収録された4K映像のベルリンフィルのデモ映像を視聴することができる。スピーカーはヨーロッパで販売がスタートした「SS-AR1」による4.0chマルチ環境が用意されている。
シアタールームには日本でも発売がアナウンスされた新データベース型超解像搭載のSXRDプロジェクター「VPL-HW50ES」(関連ニュース)も用意され、3D映像のデモを行っていたが、イベントの一般公開以降は4Kシアタールームとして展示をVW1000ESに固定して紹介している。