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スマホ/タブレットへの番組持ち出しも可能

KDDIとJCN、Android4.0搭載STBでのサービス提供開始 − “アンドロイドマツケン”も登場

公開日 2012/11/28 19:06 ファイル・ウェブ編集部
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■「テレビを変えて、お茶の間を変える」

発表会には、JCN代表取締役社長の藤本勇治氏らが出席。「アメリカではすでにスマートテレビがブレイクし始めている」と語る藤本氏は、「数年前、私はスマートフォンの波が日本にもくると感じていた。その状況とのデジャブを感じている」と、スマートテレビサービスの可能性に言及。「(スマートフォン同様に)スマートテレビが世界の潮流になると思っている」と語る。

JCN藤本勇治氏

そして「量販店でもスマートテレビが並び始めているがまだ大型だと20万円くらいする」とし、テレビを買い替えなければいけない点をスマートテレビ普及の阻害要因だと指摘。「それに対して、本サービスなら今のままでスマートテレビをご覧いただける」と新サービスのメリットを強調した。

さらに藤本氏は「インターネットの世界は壁に向かう一人の世界。それがお茶の間でみんなに向かう世界になる。これはとんでもなく大きな革命とも言える」とコメント。「テレビを変えて、お茶の間を変えるという決意だ」とし、「家族が集まるテレビライフをもう一度復権するという意気込みで取り組んでいる」と言葉を続けた。

お茶の間のテレビでインターネットの世界を手軽に楽しめる意義を強調

天気情報を調べたりネットショッピングを楽しんだりと様々なことをテレビで実行可能になることを説明

また、地元のタウン情報を映像で提供する「じーもっと」アプリなど「ケーブルテレビならでは」だと表現するサービスを提供することにも言及。「(機能が多すぎて)サービスを使いこなせないという方もいるかもしれないが、元々、ケーブルテレビでは訪問してのサポートは当たり前。そうしたサポート体制も強化する」と、ケーブルテレビならではの対応を行っていくとした。

様々な魅力を持つサービスであるとアピール

コミュニティチャンネルの番組を動画で配信

KDDI代表取締役執行役員専務の高橋誠氏は、ビデオパスをマルチデバイスで利用し、スマホを使って外出先で見ていたコンテンツの続きを帰宅後にテレビの大画面で視聴するなどといった利用シーンを紹介する。

KDDI高橋誠氏

そして、「うたパスやビデオパス、スマートパスの上に、今後様々なパスを展開していくことになるだろう」とコメント。「全国のCATV局とともに全国の皆さんへサービスを展開していきたい」と、サービス拡大への意欲を語った。

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