55型有機ELも2月に出荷開始
【CES】LG、4K/スマートTVを拡充 − 100インチ「レーザーTV」なども公開へ
韓国LGエレクトロニクスは、2013 International CESで公開する製品群の一部を、昨年末から今年初めにかけて相次いで発表した。
■100インチの“レーザーTV”
約100インチ級の“レーザーTV”「HECTO」をローンチすることが明らかにされた。56cm程度で投写が可能な超短焦点の投写ユニットとスクリーンを組み合わせたモデル。解像度はフルHDで、100万対1のダイナミックコントラスト比を実現。鮮やかでくっきりとした映像が特徴という。
投写ユニットには10Wの内蔵スピーカーや3系統のHDMI入力、光デジタル出力、RS-232端子などを装備。またLGのスマートTVプラットフォームにも対応しており、Wi-Fi接続機能も内蔵。またWiDiで受信した映像を表示したり、リモコン「Magic Remote」で操作することにも対応している。
光源にはレーザーを使用しており、25,000時間以上の連続使用が可能。これまでの水銀を使ったランプに比べ、5倍以上の長寿命を実現したとしている。
■スマートTVも新モデル投入で強化
これまで展開してきたスマートTVのラインナップもさらに強化する。既に発表されている84インチの4Kテレビや55インチの有機ELテレビなどを含め、同社テレビのラインナップの多くにスマートTV機能を搭載する。
同社のスマートTVは、画面に向けてポインターを動かし操作する「Magic Remote」が特徴だが、新モデルではこのMagic Remoteがさらに進化。さらにシンプルかつ直感的に操作が行えるようになるという。また音声認識を利用した操作機能「Voice Mate」も進化したバージョンが2013 CESでデモされる。検索機能が強化され、LGスマートTVプラットフォーム上のVODやウェブサイト、外部デバイスなどのコンテンツを横断的に検索できるようになるという。
さらに新モデルでは、NFCも搭載。同機能に対応したスマートフォンやタブレットをかざすことで、スマホやタブレット内のコンテンツを、かんたんにテレビで表示することが可能になる。
そのほかにも、よりスピーディーに目的のVODコンテンツを探せる検索機能や、高速なCPUとGPUを搭載したことで、より快適な操作を実現したユーザーインターフェースなどが特徴となる。
■55型有機ELテレビがついに予約開始、2月から出荷
昨年中の発売開始を宣言していた55型有機ELテレビ。歩留まりの悪さが一部報道で指摘されていたが、いよいよ1月3日から、韓国内で予約受付を開始した。2月からデリバーを開始する予定だ。価格は約1万ドル。
白色有機ELの上に、RGBにWも加えた4色カラーフィルターを重ねた有機ELパネルを搭載。画面部の厚みは4mm、質量は10kg以下という。
■4Kテレビのラインナップを強化、55型と65型を投入
84型の4Kテレビはすでに発表していたが、CESではこれに加えて55型と65型のモデルも公開し、4Kテレビのラインナップを拡充する。
3モデルともに、LG独自の「Triple XD Engine」を搭載し、映像を4Kに作り替えて表示する。また「Resolution Upscaler Plus」により、低解像度な画像であってもディテールがくっきりと見えるように処理を行うと言う。
■100インチの“レーザーTV”
約100インチ級の“レーザーTV”「HECTO」をローンチすることが明らかにされた。56cm程度で投写が可能な超短焦点の投写ユニットとスクリーンを組み合わせたモデル。解像度はフルHDで、100万対1のダイナミックコントラスト比を実現。鮮やかでくっきりとした映像が特徴という。
投写ユニットには10Wの内蔵スピーカーや3系統のHDMI入力、光デジタル出力、RS-232端子などを装備。またLGのスマートTVプラットフォームにも対応しており、Wi-Fi接続機能も内蔵。またWiDiで受信した映像を表示したり、リモコン「Magic Remote」で操作することにも対応している。
光源にはレーザーを使用しており、25,000時間以上の連続使用が可能。これまでの水銀を使ったランプに比べ、5倍以上の長寿命を実現したとしている。
■スマートTVも新モデル投入で強化
これまで展開してきたスマートTVのラインナップもさらに強化する。既に発表されている84インチの4Kテレビや55インチの有機ELテレビなどを含め、同社テレビのラインナップの多くにスマートTV機能を搭載する。
同社のスマートTVは、画面に向けてポインターを動かし操作する「Magic Remote」が特徴だが、新モデルではこのMagic Remoteがさらに進化。さらにシンプルかつ直感的に操作が行えるようになるという。また音声認識を利用した操作機能「Voice Mate」も進化したバージョンが2013 CESでデモされる。検索機能が強化され、LGスマートTVプラットフォーム上のVODやウェブサイト、外部デバイスなどのコンテンツを横断的に検索できるようになるという。
さらに新モデルでは、NFCも搭載。同機能に対応したスマートフォンやタブレットをかざすことで、スマホやタブレット内のコンテンツを、かんたんにテレビで表示することが可能になる。
そのほかにも、よりスピーディーに目的のVODコンテンツを探せる検索機能や、高速なCPUとGPUを搭載したことで、より快適な操作を実現したユーザーインターフェースなどが特徴となる。
■55型有機ELテレビがついに予約開始、2月から出荷
昨年中の発売開始を宣言していた55型有機ELテレビ。歩留まりの悪さが一部報道で指摘されていたが、いよいよ1月3日から、韓国内で予約受付を開始した。2月からデリバーを開始する予定だ。価格は約1万ドル。
白色有機ELの上に、RGBにWも加えた4色カラーフィルターを重ねた有機ELパネルを搭載。画面部の厚みは4mm、質量は10kg以下という。
■4Kテレビのラインナップを強化、55型と65型を投入
84型の4Kテレビはすでに発表していたが、CESではこれに加えて55型と65型のモデルも公開し、4Kテレビのラインナップを拡充する。
3モデルともに、LG独自の「Triple XD Engine」を搭載し、映像を4Kに作り替えて表示する。また「Resolution Upscaler Plus」により、低解像度な画像であってもディテールがくっきりと見えるように処理を行うと言う。