スマホ/タブレットからの操作も可能
KDDI、Android搭載小型STB「Smart TV Stick」を2月23日に発売
KDDI、沖縄セルラーは、自宅のテレビをAndroid対応のスマートテレビにできるスティックタイプの小型STB「Smart TV Stick」の発売日を2月23日に決定した。全国のau ショップ、PiPit、au 取扱店及びau オンラインショップで発売する。価格はオープンだが、auショップでは9,800円(税込)で販売する。本体購入費用以外の使用料金等は必要ない。
Android 4.0を搭載する船井電機製の小型STBで、本体サイズは31W×14H×105Dmm、質量は約45g。「2月中旬以降」とされていた発売日(関連ニュース)と価格を含む詳細が明らかになった格好だ。
本機は、同社のAndroid 4.0搭載STB「Smart TV BOX(関連ニュース)」の兄弟機となる製品。CATVユーザーをターゲットとしていたSmart TV BOXとは異なり、auスマートフォンやauひかりユーザーをターゲットとするモデルで、デジタル放送受信チューナーは非搭載。スマートテレビ機能だけに対応する。利用にはau IDが必要となる。なお、複数ユーザー登録などのマルチアカウント設定には対応しない。
テレビとの接続は、本体のHDMI端子とテレビのHDMI端子をケーブルで有線接続する。IEEE802.11b/g/nに準拠しており、ホームネットワーク環境を通してWi-Fi経由でネットワーク接続に対応する。なお、テレビのHDMI端子に本体を直接接続するのではなく、HDMIケーブル経由での有線接続形式を採用した理由は、家庭によってテレビの設置環境が異なるほか、テレビによってHDMI端子の搭載形状も違うため、直接差し込む形では接続できない場合もあると判断し、有線とすることで設置時の自由度を上げたという。
従来のAndroidスマートフォン/タブレット向けアプリのほか、auのスマートフォン/タブレット向けサービスである「ビデオパス」「うたパス」「auスマートパス」のコンテンツなどもSmart TV Stickを接続したテレビから楽しむことができるようになる。
ホーム画面には、YouTube・ニコニコ動画・ビデオパスの注目動画が一定時間ごとにローテーション表示されるウィジェットを左上に配置。画面右上には便利な天気情報を配置している。多くのAndroidスマホ/タブレットと同様に、画面下部にはドックスペースを設け、スマートパスやGoogle Playアプリ、アプリ一覧ボタンなどを配置している。プリインストールされているアプリのほかにも、Google Playから好みのアプリをDLすることが可能。画面は5画面構成で、一般的なAndroidスマホ/タブレットのようにインストールしたアプリを自由に配置できる。壁紙も変えられる。
なお、Smart TV Stick本体には4GBの内蔵メモリーを搭載するほか、microSDカードスロットも備えており、microSDカード内コンテンツの再生も行える。また、今後のサービス拡張も視野に入れてmicroUSB端子も搭載しており、現在のところUSB経由での給電とデータの移行が行える。
本機にはBluetooth経由で操作が行える専用リモコンが付属する。ジャイロセンサーによるポインティング操作と、十字キーによるカーソル操作の両方に対応する。
また、リモコンアプリ「Connect Play」をインストールしたスマートフォン/タブレットから、Wi-Fi経由で画面の操作が行える。リモコンアプリからは動画視聴中の再生操作やゲームなどの操作も可能。また、アプリ側でインターネット検索を行い、接続するサイトの表示をテレビで行うといった使い方もできる。アプリは音声検索にも対応する。
■Smart TV Stick/Remote TVの製品説明会を開催
本日KDDIは、上述のSmart TV StickおよびBDレコーダーで受信や録画したデジタル放送番組を外部デバイスで視聴できる接続機器「Remote TV(関連ニュース)」の製品説明会を開催した。
説明会では、KDDI(株)商品統括本部 サービス企画本部 本部長 小林昌宏氏、同マルチアクセス&サービス企画部 ホームネットサービスG グループリーダー 庵原武彦氏らが登壇し、製品開発における概要・思想を語った。
小林氏は、「KDDIではこれまで、au IDで紐付けすることで、コンテンツをマルチデバイスで楽しむスタイルを提案する“3M”戦略を実施してきた。スマホやタブレット、PCなど向けにスマートパス・ビデオパス・うたパスの3つのサービスを提供してきたが、この構想をテレビにも拡充していく」と、2製品の開発思想を説明した。
同氏は「インターネット対応テレビが登場しているものの、テレビをネットにきちんと接続できているユーザーはまだ少ないようだ。そこで、テレビを簡単にネット接続できる製品として、Smart TV Stickを開発した」と語った。
続いて登壇した庵原氏は、Smart TV Stickの特徴を説明し、「自宅のテレビでなくとも、HDMI端子があるテレビとWi-Fi環境が揃っていれば使用することができる。外出先にコンパクトに持ち出しできることがポイント」とアピールした。
Remote TV(関連ニュース)についても、「外出先で動画を観る場合の課題として、視聴デバイス側へのデータ移行の手間や、画面解像度の問題、初期設定の難しさといった3点を意識し、それらを解消したうえでauのスマートフォンユーザーに楽しく使用してもらえるように企画した製品」と説明した。
さらに、「Remote TVはSmart TV Stickと違い、au IDの登録などが必要なく使用できる製品だが、KDDIとしては、こういった製品・サービスを展開していくことによって、ユーザーの利用価値を高めていきたい。主に、auのスマホユーザーがより便利にテレビライフを楽しめるよう企画した。実は3M戦略と並行して開発が進んできた流れがあり、“スマホ/タブレットで本当に観たいものは何なのか?”を真剣に考えて開発した製品だ」と語った。
Android 4.0を搭載する船井電機製の小型STBで、本体サイズは31W×14H×105Dmm、質量は約45g。「2月中旬以降」とされていた発売日(関連ニュース)と価格を含む詳細が明らかになった格好だ。
本機は、同社のAndroid 4.0搭載STB「Smart TV BOX(関連ニュース)」の兄弟機となる製品。CATVユーザーをターゲットとしていたSmart TV BOXとは異なり、auスマートフォンやauひかりユーザーをターゲットとするモデルで、デジタル放送受信チューナーは非搭載。スマートテレビ機能だけに対応する。利用にはau IDが必要となる。なお、複数ユーザー登録などのマルチアカウント設定には対応しない。
テレビとの接続は、本体のHDMI端子とテレビのHDMI端子をケーブルで有線接続する。IEEE802.11b/g/nに準拠しており、ホームネットワーク環境を通してWi-Fi経由でネットワーク接続に対応する。なお、テレビのHDMI端子に本体を直接接続するのではなく、HDMIケーブル経由での有線接続形式を採用した理由は、家庭によってテレビの設置環境が異なるほか、テレビによってHDMI端子の搭載形状も違うため、直接差し込む形では接続できない場合もあると判断し、有線とすることで設置時の自由度を上げたという。
従来のAndroidスマートフォン/タブレット向けアプリのほか、auのスマートフォン/タブレット向けサービスである「ビデオパス」「うたパス」「auスマートパス」のコンテンツなどもSmart TV Stickを接続したテレビから楽しむことができるようになる。
ホーム画面には、YouTube・ニコニコ動画・ビデオパスの注目動画が一定時間ごとにローテーション表示されるウィジェットを左上に配置。画面右上には便利な天気情報を配置している。多くのAndroidスマホ/タブレットと同様に、画面下部にはドックスペースを設け、スマートパスやGoogle Playアプリ、アプリ一覧ボタンなどを配置している。プリインストールされているアプリのほかにも、Google Playから好みのアプリをDLすることが可能。画面は5画面構成で、一般的なAndroidスマホ/タブレットのようにインストールしたアプリを自由に配置できる。壁紙も変えられる。
なお、Smart TV Stick本体には4GBの内蔵メモリーを搭載するほか、microSDカードスロットも備えており、microSDカード内コンテンツの再生も行える。また、今後のサービス拡張も視野に入れてmicroUSB端子も搭載しており、現在のところUSB経由での給電とデータの移行が行える。
本機にはBluetooth経由で操作が行える専用リモコンが付属する。ジャイロセンサーによるポインティング操作と、十字キーによるカーソル操作の両方に対応する。
また、リモコンアプリ「Connect Play」をインストールしたスマートフォン/タブレットから、Wi-Fi経由で画面の操作が行える。リモコンアプリからは動画視聴中の再生操作やゲームなどの操作も可能。また、アプリ側でインターネット検索を行い、接続するサイトの表示をテレビで行うといった使い方もできる。アプリは音声検索にも対応する。
■Smart TV Stick/Remote TVの製品説明会を開催
本日KDDIは、上述のSmart TV StickおよびBDレコーダーで受信や録画したデジタル放送番組を外部デバイスで視聴できる接続機器「Remote TV(関連ニュース)」の製品説明会を開催した。
説明会では、KDDI(株)商品統括本部 サービス企画本部 本部長 小林昌宏氏、同マルチアクセス&サービス企画部 ホームネットサービスG グループリーダー 庵原武彦氏らが登壇し、製品開発における概要・思想を語った。
小林氏は、「KDDIではこれまで、au IDで紐付けすることで、コンテンツをマルチデバイスで楽しむスタイルを提案する“3M”戦略を実施してきた。スマホやタブレット、PCなど向けにスマートパス・ビデオパス・うたパスの3つのサービスを提供してきたが、この構想をテレビにも拡充していく」と、2製品の開発思想を説明した。
同氏は「インターネット対応テレビが登場しているものの、テレビをネットにきちんと接続できているユーザーはまだ少ないようだ。そこで、テレビを簡単にネット接続できる製品として、Smart TV Stickを開発した」と語った。
続いて登壇した庵原氏は、Smart TV Stickの特徴を説明し、「自宅のテレビでなくとも、HDMI端子があるテレビとWi-Fi環境が揃っていれば使用することができる。外出先にコンパクトに持ち出しできることがポイント」とアピールした。
Remote TV(関連ニュース)についても、「外出先で動画を観る場合の課題として、視聴デバイス側へのデータ移行の手間や、画面解像度の問題、初期設定の難しさといった3点を意識し、それらを解消したうえでauのスマートフォンユーザーに楽しく使用してもらえるように企画した製品」と説明した。
さらに、「Remote TVはSmart TV Stickと違い、au IDの登録などが必要なく使用できる製品だが、KDDIとしては、こういった製品・サービスを展開していくことによって、ユーザーの利用価値を高めていきたい。主に、auのスマホユーザーがより便利にテレビライフを楽しめるよう企画した。実は3M戦略と並行して開発が進んできた流れがあり、“スマホ/タブレットで本当に観たいものは何なのか?”を真剣に考えて開発した製品だ」と語った。