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日本初のインテルプロセッサー搭載Androidタブレット

ASUS、Windows PC/Androidタブレット両方で使えるハイブリッドPC − 3G通話対応7インチタブも

公開日 2013/04/19 15:25 ファイル・ウェブ編集部
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カメラはメインカメラが300万画素、インカメラが120万画素。メインカメラは720p動画撮影やオートフォーカスに対応している。

カメラ部

Wi-Fiを内蔵し、BluetoothはVer.3.0に対応。駆動時間はWi-Fi使用時で約11.5時間、モバイル通信時で約9.5時間。

電話アプリ画面

キーボードを表示したところ

micro SIMスロットのほかmicro SDカードスロットとmicroUSB端子も備えている。また、同社が提供しているクラウドストレージ「ASUS WebStorage」を無料で5GB使用することもできる。

microSIMスロットとmicroSDカードスロット

独自の音響技術「Sonic Master」なども搭載

■「スマホで通話」ニーズは低い

発表会で製品説明にあたったASUS JAPAN(株)システムビジネス部テクニカルプロダクト エンジニアの阿部直人氏は、「スマートフォンは多目的携帯電話。しかし通話に使っている時間は非常に少ない」という調査結果を紹介。「そこで私たちのライフスタイルにあったデバイスを考えた」と開発の背景を語り、「モビリティに特化したのがFonepadだ」とした。

ASUS JAPAN 阿部直人氏

スマホの使用目的調査の結果を紹介。通話に対するニーズは順位が低い

また、スマホとタブレットを両方持ち歩くのは重く、金額的にも膨らむと指摘。それぞれを別々に購入するよりも本機を購入したほうが安くつくというメリットや、7インチタブレットには珍しく背面カメラも備えている点などをアピールする。

一般的なスペックと金額ではスマホ/タブレットを2台持ちした場合に730g/約8万円になるとし、本機を使うメリットをアピール

そしてTransAiOについても「ただ単にOSがふたつ入っているだけでない」とコメント。スマホ/タブレットの直感的な使用感、ノートPCのモバイル性、デスクトップPCの高い処理能力、一体型PCの省スペース性といった4つの特徴を1台で全て備えていると自信を見せた。

様々な特徴を1台で内包するため「今までにない家族のためのPC」だと表現

また、発表会にはインテル(株)執行役員 技術本部 本部長の土岐英秋氏もゲスト登壇。「インテルというとPCのイメージが強いかもしれないが、近年はタブレットや携帯電話にも力をいれている。いち早く製品化してくれたASUSに感謝している」とあいさつし、同社の取り組みや製品の特徴を説明した。

インテル 土岐英秋氏

スマートフォン向けインテル製品のロードマップ。普及価格帯にはさらに小型化した次世代モデルを準備中であることも紹介

土岐氏はFonepadに採用されたAtom Z2420プロセッサーについて、HDビデオのエンコードとデコードに強いなどの特徴を紹介。様々なビデオコーデックに対応すること、1080p/30fpsの動画をキャプチャーして共有したりできること、そして静止画についても毎秒7フレームの高速連写からベストショットを選べる「バースト・キャプチャー」機能を利用できることなどを紹介した。

Androidアプリやサービスの移植・最適化などソフト面にも注力していることなどもアピール

Atom Z2420の特徴


発表会冒頭であいさつしたシンシア氏に招き入れられドロイドくんも登場

ドロイドくんはインテルの土岐氏に先立って登場。これを受けて土岐氏はスピーチの冒頭で「自分がドロイドくんをかぶるのかと思った(笑)。しかし今日の動きを見て、かぶるなどという話ではなく『ドロイドくんはドロイドくんなのだ』と感じた」と会場を笑わせる一幕も

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