日本初のインテルプロセッサー搭載Androidタブレット
ASUS、Windows PC/Androidタブレット両方で使えるハイブリッドPC − 3G通話対応7インチタブも
カメラはメインカメラが300万画素、インカメラが120万画素。メインカメラは720p動画撮影やオートフォーカスに対応している。
Wi-Fiを内蔵し、BluetoothはVer.3.0に対応。駆動時間はWi-Fi使用時で約11.5時間、モバイル通信時で約9.5時間。
micro SIMスロットのほかmicro SDカードスロットとmicroUSB端子も備えている。また、同社が提供しているクラウドストレージ「ASUS WebStorage」を無料で5GB使用することもできる。
■「スマホで通話」ニーズは低い
発表会で製品説明にあたったASUS JAPAN(株)システムビジネス部テクニカルプロダクト エンジニアの阿部直人氏は、「スマートフォンは多目的携帯電話。しかし通話に使っている時間は非常に少ない」という調査結果を紹介。「そこで私たちのライフスタイルにあったデバイスを考えた」と開発の背景を語り、「モビリティに特化したのがFonepadだ」とした。
また、スマホとタブレットを両方持ち歩くのは重く、金額的にも膨らむと指摘。それぞれを別々に購入するよりも本機を購入したほうが安くつくというメリットや、7インチタブレットには珍しく背面カメラも備えている点などをアピールする。
そしてTransAiOについても「ただ単にOSがふたつ入っているだけでない」とコメント。スマホ/タブレットの直感的な使用感、ノートPCのモバイル性、デスクトップPCの高い処理能力、一体型PCの省スペース性といった4つの特徴を1台で全て備えていると自信を見せた。
また、発表会にはインテル(株)執行役員 技術本部 本部長の土岐英秋氏もゲスト登壇。「インテルというとPCのイメージが強いかもしれないが、近年はタブレットや携帯電話にも力をいれている。いち早く製品化してくれたASUSに感謝している」とあいさつし、同社の取り組みや製品の特徴を説明した。
土岐氏はFonepadに採用されたAtom Z2420プロセッサーについて、HDビデオのエンコードとデコードに強いなどの特徴を紹介。様々なビデオコーデックに対応すること、1080p/30fpsの動画をキャプチャーして共有したりできること、そして静止画についても毎秒7フレームの高速連写からベストショットを選べる「バースト・キャプチャー」機能を利用できることなどを紹介した。