HOME > ニュース > 東和電子、Olasonic × 音茶楽のコラボイヤホン「TH-F4N」

「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用

東和電子、Olasonic × 音茶楽のコラボイヤホン「TH-F4N」

公開日 2013/08/07 12:21 ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)東和電子は、イヤホンブランドの音茶楽(株)とのコラボレーションによるカナル型イヤホン「TH-F4N」を10月上旬より発売する。価格はオープンだが、48,000円前後での実売が予想される。

「TH-F4N」

TH-F4Nは音茶楽ブランドのカナル型イヤホン『Flat4-玄人(KURO)』をベースとしたモデルで、音質チューニングなどを東和電子が担当した。ブランド名は「音茶楽×OLASONIC」となる。

本機はカナル型ヘッドホン特有の閉管共振による音のキツさを補正する「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用。2つのドライバーエレメントを対向配置し、エレメント間の位相補正パイプで接続。このパイプの長さを外耳道の長さに合わせることで不要なピークを抑え、付帯音のないサウンドを可能としたという。

2つのドライバーを対向配置し位相補正パイプで接続する「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を採用

ユニットは10mmダイナミック型ドライバーを片chあたり2基使用。13.5mm相当のドライバーと同等の振動板面積を確保し、低音再生能力を高めている。また、この2つのドライバーを背面対向させて配置することで、振動系の反作用による不要な振動を抑制している。

振動板には、歪み間の少ないクリーンな中高域を実現するタンジェンシャルレス振動板を採用。磁気回路は、最大エネルギー積400kJ/m3(50MGOe)のネオジウムマグネット、電磁純鉄素材に銅メッキ処理を施したプレートとヨークにより構成されている。

ケーブル長は1.2mとなる。ケーブルの着脱はできない

センターキャビネットには制振効果のあるM2052制振合金粉体塗料により防振処理を行い、位相補正チューブにも防振塗装を施して、“鮮明な音質”を追求した。同社によれば、このチューブ内の塗装などにより鳴りを調整し、オラソニックの理想とする音質へチューニングしたという。

円形の収納缶が付属し、そのままパッケージになっている

イヤーチップはコンプライ製を採用。サイズはL、Mの2サイズを同梱している。周波数特性は3.5Hz〜35kHz、感度は104dBSPL/mW、インピーダンスは18Ω。ケーブル長は1.2m(Y型)、質量は約18gとなる。

プラグはストレート型を採用

コンプライ製イヤフォームはM、Lが同梱されている

【問い合わせ先】
(株)東和電子 Olasonicサポートセンター
TEL/03-6303-9814

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ジャンルヘッドホンシステム
  • ブランドOLASONIC × 音茶楽
  • 型番TH-F4N
  • 発売日2013年10月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格48,000円前後)
【SPEC】●出力音圧レベル:104dBSPL/mW ●周波数特性:3.5〜35kHz ●インピーダンス:18Ω ●コード長:1.2m ●プラグ:Φ3.5mm 金メッキステレオミニプラグ ●質量:約18g